瀋陽にお子様連れで訪れるなら、故宮は必見です。北京の故宮の壮麗さと豪華絢爛さとは異なり、この宮殿は北京の故宮の12分の1ほどの規模です。清朝初期、清朝が中原に進出する以前に建てられたこの宮殿は、全体的に非常にシンプルで、控えめな雰囲気です。
何よりも印象的なのは、「宮殿は楼閣よりも高い」という諺がまさにここにあることです。皇帝の宮廷への門楼である鳳凰塔は、なんと故宮全体で最も高い建物なのです!現在改修工事中の西棟は見学できなかったのは少し残念ですが、中心エリアを子供連れでじっくりと巡るには約2時間かかり、とても子供連れでも楽しめるでしょう。
ガイドを雇うことを強くお勧めします!ガイドなしでは、ただの古い建物の集まりだと思い込み、あっという間に周りきってしまうかもしれません。しかし、ガイドが各宮殿にまつわる物語を丁寧に解説してくれます。清寧宮の小部屋、万子崗(甘い形のベッド)の独特なデザイン、索倫柱の用途などです。子供たちはきっと夢中になり、清朝発祥の地の独特な歴史を学ぶことができます。