フェリーで韓国へ行く方法4選！大阪・福岡・下関・対馬から釜山までの格安旅

「韓国旅行に行きたいけど、飛行機代が高くて...」「韓国って近いけど、フェリーで行けるの？」と、思ったことはありませんか？

飛行機よりもゆったりと、格安で韓国を訪れる方法があります。それがフェリー旅。日本各地から釜山まで運航している定期航路を利用すれば、景色を楽しみながら韓国を満喫できます。

この記事では、大阪や福岡、下関、対馬の4つの港から釜山までのフェリールートをご紹介。料金や所要時間、船内設備など、それぞれ詳しく解説します。海を渡る特別な体験で、いつもと違う韓国旅行を楽しんでみませんか？

韓国フェリー比較表

韓国フェリー｜大阪から釜山

引用：https://www.panstar.jp/concept/

2025年4月14日より、新造船「パンスターミラクル号」が就航しました。総トン数22,000トン、全長171メートルの豪華客船で、大阪南港から釜山港まで約18時間の船旅を提供します。客室数102室（定員355名）で、バルコニー付きオーシャンビューキャビン、屋外プール、サウナ付き大浴場、フィットネスなど、クルーズ客船並みの設備を完備しました。

従来のフェリーから「海上ホテル」へと大幅にグレードアップ。ヨガやズンバなどのエンタメプログラムも充実しています。

運行時刻表

乗船場所： 大阪南港（大阪国際フェリーターミナル）
アクセス： コスモスクエア駅から無料シャトルバス約5分

料金

割引料金： 学生（12-35歳）・シニア（70歳以上）・障がい者割引あり
食事代： 大人2,000円・小人1,000円（片道2食）、幼児無料

船内マップ

引用：https://www.i-net-japan.co.jp/panstar/ticket-yoyaku.html

予約方法

1. 予約ページのカレンダーで空室状況を確認する。〇印がついているのが空室です。
2. 希望日に空室があった場合、〇印をクリックする。
3. 選択画面にて、片道または往復及び乗船人数を選択する。
4. 詳細情報入力画面で、お客様情報を入力する。
5. 予約者情報を確認すると、予約が完了します。

最新情報はパンスタークルーズ公式サイトをご覧ください。

韓国フェリー｜博多港から釜山（フェリー）

引用：https://www.camellia-line.co.jp/dia/

フェリーの魅力は船上でゆっくりとした時間を過ごすこと。時間より料金を優先したい方には福岡発の「ニューかめりあ」がベストです。所要時間は約6時間ですが、ホテルのような船内でゆっくりとした船旅をお楽しみいただけます。

船上の大浴場でリラックスしたり、カラオケルームで最新のKPOPを楽しんだりと楽しみは尽きません。旅のスタートから目的地に到着するまでの時間が快適になりますよ。

ニューかめりあ運航時間

料金

※2025年6月現在

船内マップ

5DECK

4DECK

3DECK

引用：https://www.camellia-line.co.jp/shipfacility/map/

予約方法

1.電話予約

2.オンライン予約

1. オンライン予約・空席照会ページから乗車日時の空席を確認する。
2. 希望の等級を選択する。
3. 注意事項を確認後、「同意」を選択して次へ。
4. 乗船者情報登録を完了する。
5. 予約内容を確認後、仮予約となります。
6. 決済を完了したら予約完了。

最新情報はニューかめりあ公式サイトをご覧ください。

韓国フェリー｜下関から釜山

引用：https://tqf.co.jp/ship/

格安のフェリーを求めている方には下関市と釜山を結ぶフェリー「はまゆう」を強くおすすめします。なんと、もっとも安い大人料金でも片道9,000円なので、気軽に釜山までアクセスしやすい価格設定が魅力です。

船内にある105席のレストランでは、地元下関の料理やプルコギ定食をご用意。大浴場やカラオケルームが完備されているため、リラックスしながら船旅を満喫できます。金曜日夜の出発から日曜日朝の帰還する週末を利用した韓国旅行はいかがでしょうか。

はまゆう運航時間

船内設備

引用：https://www.kampuferry.co.jp/passenger_info/vessel/hamayuu.html

料金

※料金は片道です

予約方法

1.インターネット予約

1. 予約ページから空席照会をする。
2. 希望の便・客室を選択する。
3. 乗船人数を入力する。
4. 予約内容を確認後、乗船者情報を入力。
5. 入力内容を確認後、クレジットカード支払いをしたら予約完了。

2.電話予約

最新情報ははまゆうサイトをご覧ください。

韓国フェリー｜対馬から釜山

引用：https://www.cruise-mag.com/news/26210/

長崎県の対馬は「国境の島」と呼ばれ、韓国まで50kmと対岸に見えるほど韓国に近い島です。対馬北部の比田勝港から釜山港までの国際航路は、わずか約40km。高速船ならたったの1時間で結んでいるため、この航路は釜山市民を含む韓国人にとって日本を身近に感じる重要なルートです。

比田勝～釜山間のフェリーは、NINAとパンスターの２社が運航しています。パンスターの船の方が大きい船のため、船酔いしやすい人はパンスターの方がよいでしょう。

運航時間や料金は、以下にお問い合わせください

• 未来高速 NINA：0920-86-2828
• パンスターライン：0920-86-2008

韓国のフェリー旅で必要な3つのアイテム

1.韓国用eSIM

韓国到着後、すぐにインターネットを使いたいなら、韓国用eSIMの購入しておきましょう。フェリーターミナルでのSIMカード購入は時間がかかり、営業時間外の場合もあるからです。

韓国用eSIMがあれば、地図アプリでの移動や翻訳アプリの利用、SNSでの情報共有などがスムーズ。日本で事前に準備しておいて、韓国上陸と同時に快適なネット環境を楽しみましょう。

2.酔い止め

フェリーでの移動には、酔い止め薬の準備が重要です。海上では予想以上に船が揺れることがあり、普段乗り物酔いしない人でも船酔いする可能性があるでしょう。

出航30分前に服用するタイプや、貼るタイプなど複数種類を用意しておくと安心。せっかくの韓国旅行を船酔いで台無しにしないよう、酔い止め対策をしっかりと準備しておきましょう。

3.充電器・予備のバッテリー

フェリー移動では、充電器と予備バッテリーが欠かせません。船内の滞在時間が長く、動画視聴、音楽鑑賞などでスマホの電池消耗が激しくなるから。

船内にコンセントがない座席もあり、充電できない可能性もあります。韓国到着後の移動でもスマホは絶対に必要。モバイルバッテリーと充電ケーブルの両方を持参し、電池切れの心配なく旅を楽しみましょう。

フェリーで行く韓国旅行1泊3日モデルコース

DAY1｜出国日

11:00：博多港チェックイン

出発手続きを完了し、フェリーでの韓国旅行がいよいよスタートします。船内レストランでの昼食を楽しみながら、旅への期待を高めましょう。

12:00：博多港出発

関釜フェリーに乗船し、韓国・釜山へ向けて出航です。約8時間の船旅では、デッキからの景色を楽しんだり、船内施設でゆっくりと過ごしたりしましょう。

20:00：釜山港到着・市内移動

釜山港に到着後、入国手続きを済ませて釜山市内へ。夜の雰囲気を味わいながら夕食を楽しみ、ホテルにチェックインして翌日に備えます。

DAY2｜韓国満喫デー

11:00：韓国式エステ・スパでリフレッシュ

本場の韓国式エステやスパで、心身ともにリフレッシュしてはいかがですか。フェイシャルトリートメントやボディケア、汗蒸幕での体験で韓国文化を満喫できます。

13:00：釜山名物グルメタイム

テジクッパやミルミョンなど釜山の名物グルメを味わいます。南浦洞や西面エリアの老舗店で、本場の味を堪能しながら韓国の食文化を体験しましょう。

15:00：釜山観光スポット巡り

甘川文化村のカラフルな街並み散策や海雲台ビーチでリラックスタイムです。チャガルチ市場では、新鮮な海鮮で釜山グルメを存分に楽しめます。

18:00：フェリーチェックイン

帰国の準備として出発手続きを完了させましょう。免税店でのショッピングでは、韓国のお土産や化粧品などをお得に購入できます。

20:00：乗船完了・出発

関釜フェリーに乗船し、博多港へ向けて出発。船内から見える釜山の美しい夜景を眺めながら、韓国旅行の思い出を振り返ってみてください。

21:00：船内の風呂でリフレッシュ

船内のお風呂でゆったりとリラックス。旅の疲れを癒しながら、釜山の夜景を眺める贅沢な時間を過ごします。

DAY3｜帰国日

7:30：博多港到着

博多港に到着後、入国手続きを済ませて日本に帰国。短時間でも充実した韓国旅行になりますよ。お疲れさまでした！

韓国へフェリーで行くメリット3選

韓国までフェリーで行きたいけど、実際にどんなメリットがあるのかが悩みどころでもありますよね。韓国へフェリーで行くメリットを3つずつ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1. コストパフォーマンスが高い

フェリーでの韓国旅行は、飛行機と比較して非常に経済的です。航空券の価格が高騰する中、フェリーは安定した料金で利用できます。初日の宿泊も船内で済むため、追加コストを抑えられます。

船内では食事や入浴施設も利用でき、移動と宿泊が一体となったサービスを受けられます。免税店での買い物も楽しめるため、コスパよく旅行が楽しめるでしょう。

2. 滞在を最大限楽しめる

フェリーでの韓国旅行は、飛行機と比べて滞在時間が長いです。なぜなら、飛行機では空港から市内まで1時間以上かかりますが、釜山港は市内中心部に近いので15分程度で主要観光地に到着できます。

港到着後すぐに観光やグルメを楽しめるため、短期間でも充実した体験が可能。出発前も最後まで市内で過ごせるため、ギリギリまで韓国を満喫できます。

3. 車両持ち込みができる

フェリーなら、自家用車やバイクを韓国まで持ち込むことができます。現地でのレンタカー費用が不要になり、慣れた車で観光地を効率よく回れます。荷物の制限もなく、大きなスーツケースや土産物も気兼ねなく積み込みOK。

家族や友人との旅行ではとくに便利で、プライベートな空間を確保しながら韓国各地を巡れます。自由度の高い韓国旅行を実現できる、大きなメリットといえます。

韓国へフェリーで行くデメリット3選

1. 移動時間の長さ

飛行機なら約1時間半で到着するところ、フェリーは約18-19時間かかります。短期旅行では移動時間が旅行期間の大部分を占めてしまい、現地滞在時間が限られます。1泊2日などの弾丸旅行には不向きで、最低でも2泊3日以上の余裕のあるスケジュールが必要。急な予定変更にも対応しにくく、時間を重視する方には大きなデメリットとなります。

2. 天候による運航への影響

海上交通のため、台風や強風、高波などの悪天候により欠航や大幅な遅延が発生する可能性があります。冬季の日本海は荒れやすく、船酔いのリスクも高まります。運航スケジュールが不安定になると旅行計画全体に影響し、ホテルのキャンセル料や追加宿泊費が発生することも。天候に左右されない確実性を求める方には不安要素となります。

3. 船酔いのリスクと体調管理

船に慣れていない方は船酔いで体調を崩す可能性があります。海が荒れる日は、酔い止め薬を服用しても船酔いに悩まされることがあり、せっかくの船内設備やサービスを十分に楽しめません。また、長時間滞在により、感染症のリスクや体調不良の心配もあります。高齢者や小さな子供連れの場合、体調管理により一層の注意が必要となります。

韓国行きフェリーで注意したいこと

フェリーでの韓国旅行では、欠航時の費用について理解しておきましょう。天候による欠航の場合、フェリー会社は補償義務が限定的です。そのため、基本的にすべての追加費用は乗客の自己負担となります。

台風や荒天で欠航になった場合、代替便の手配や宿泊費、食事代などの負担はありません。対策として、旅行保険への加入や余裕のあるスケジュールなど、事前の備えが必要です。

時間優先なら韓国はフェリーより飛行機がおすすめ

1泊2日などの短期間で韓国旅行を考えているなら、LCC（格安航空会社）も検討してみましょう。LCCはフェリーに比べて大幅に移動時間を短縮できるうえ、リーズナブルな価格設定が魅力です。飛行機ならば、より多くの時間を韓国観光に使えます。

LCCなら快適さと価格のバランスが良好で、早朝や夜間のフライトを選べば短期の韓国旅行でも十分楽しめますよ。

韓国行きフェリーで使う4つのターミナル

1.大阪南港フェリーターミナル

引用：https://www.cityline.co.jp/terminal/osaka

大阪市住之江区・南港に昭和46年に開港したターミナルです。アクセスは住之江公園駅からニュートラム（モノレール）で、フェリーターミナル駅まで10分。 ターミナル内には売店などありませんので、必要があれば事前に食事や飲み物を購入することをおすすめします。

2.博多港国際ターミナル

引用：https://advectionfog.net/terminal/hakata.html

中央ふ頭地区にあり、高速船の「ビートル」（JR九州高速船）・「コビー」（未来高速）、フェリーの「ニューかめりあ」（カメリアライン）など韓国・釜山へ定期航路が就航しています。施設内には喫茶店・レストラン・コンビニ・免税店や展望デッキが常設。美しい博多湾の景色が、あなたの旅の楽しみを盛り上げてくれるでしょう。

3.下関港国際ターミナル

引用：https://www.shimonoseki-port.com/6444.html

下関港国際ターミナルは1988年に完成したCIQ施設を完備した、日本で最初の外国航路用旅客ターミナルです。海と客船をイメージした建物は1階がフェリー貨物の荷捌き地、2階が乗船券の購入や税関・出入国手続きを行う施設になっています。周辺にお店は少ないため、買い物は下関駅前で済ませた方が良いでしょう。

4. 釜山港国際旅客ターミナル

引用：https://tabibusan.cafe24.com/

釜山港国際旅客ターミナルは、韓国と日本（博多、下関、大阪）を結ぶ重要な海の玄関口です。2015年8月に新設ターミナルに移転し、高速船とフェリーを含む定期旅客船を運航しています。

釜山港国際旅客ターミナルの免税店があり、お酒やタバコ・化粧品・ブランド品・雑貨・食品がお得な価格で購入可能。ターミナルから釜山駅までは徒歩や各種交通機関でアクセスでき、釜山駅からはKTXや地下鉄1号線を利用できます。

韓国フェリーの旅｜釜山で訪れたい定番のスポット

1.釜山ダイヤモンドタワー

釜山ダイヤモンドタワーは、釜山市内南部の海辺に位置する超高層ビルです。高さは285メートルで、韓国で5番目に高いビルとなっています。タワー内には高級ホテルやオフィスや展望台があり、とくに展望台からの眺めは絶景。釜山市内と海を一望できます。

展望台は回転式となっており、360度回転しながら景色を楽しんでください。釜山市内を見渡すことができる、贅沢な時間を過ごすことができるスポットといえます。お得なチケットはこちら

2.甘川文化村

甘川文化村は釜山市内にあるかつての工業地帯を再開発したエリアで、今ではアートや文化を楽しむことができるスポットです。多くのアーティストが作品を展示したアートギャラリーや伝統的な韓屋を利用したカフェやレストランが軒を連ね、昔ながらの建物と現代的なアートが融合した独特の雰囲気が漂っています。

村内はカラフルな家々が斜面にびっしりと連なり、家々がまるで一枚の絵のように美しく建ち並んでいます。その美しさから「韓国のマチュピチュ」と呼ばれる魅力を感じてみてください。くわしくはこちら

3.チャガルチ市場

チャガルチ市場は、釜山市の中心部に位置する韓国を代表する市場のひとつです。広大な敷地には約4,000軒以上のお店が軒を連ね、魚介類や乾物、衣料品、日用品などが売られています。地元の人たちが利用することが多く、新鮮で安価な海産物で有名。

市場内には多くの屋台があり、韓国の伝統料理であるテッポッキやビビンバ、マッコリなども楽しめます。釜山観光なら絶対に行くべき定番スポットであり、地元の雰囲気を感じることができるでしょう。くわしくはこちら

そのほか、釜山観光はこちらの記事が参考になります。
→釜山観光で行くべきおすすめスポット20選

韓国のフェリー旅行でよくある質問

釜山のホテルはTrip.comがおすすめ

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