航空券の相場
鹿児島から沖縄までの往復航空運賃の相場は35,344円程度です。鹿児島発沖縄行きの航空券は、観光シーズンである夏場や帰省期間にあたる年末年始・お盆に航空運賃が高くなる傾向にあります。逆に、夏前や夏が過ぎたあとの9月～10月はピーク時よりも安い価格で購入できる可能性があります。
一方、沖縄発鹿児島行きの航空券についても、観光目的の短い滞在が多いため、季節による料金の変動は鹿児島発沖縄行きとほとんど同様と考えてよいでしょう。
早期購入割引運賃は、需要動向や空席予測に基づいて設定されますが、鹿児島から沖縄間のフライトは観光目的の利用者が多い傾向にあります。そのため大型連休中や休日初日の午前便は利用客が多く、価格も高くなる傾向にあります。
鹿児島から沖縄間の航空券・フェリーとの料金を比較
- 飛行機（鹿児島発）：料金は19,410円、所要時間は1時間30分ほど
- フェリー（鹿児島新港-那覇）：料金は15,510円～、所要時間は25時間ほど
※航空券料金は弊社のデータにより算出したものです。
※フェリーは直行の片道料金で算出しています。
鹿児島から沖縄まで運航している航空会社＆LCC
鹿児島空港（KOJ）‐那覇空港（OKA）間運航している航空会社＆LCC>
鹿児島空港‐那覇空港間を運航している直行便は全日空（ANA）とソラシドエアが運航しています。1日に2本の運航ですが、両便とも全日空（ANA）とソラシドエアの共同運航便です。機内ではコーヒーやハーブティなどの無料ドリンクサービス、エンターテイメントサービスを楽しむことができます。ソラシドエアの座席はレザー素材のシートカバーが使用されています。広めの座席間隔で快適に過ごせるように工夫されており、座席下にはUSB電源環境も整備されています。
鹿児島空港（KOJ）から那覇空港（OKA）までの一番人気路線
鹿児島空港から9時55分発、11時25分着のソラシドエアSNJ83便は一番人気です。観光、ビジネスの両方に利用される傾向があります。
鹿児島空港（KOJ）から那覇空港（OKA）までの一番安い路線
鹿児島空港から9時55分発、11時25分着のソラシドエアSNJ83便は10,720～と一番安い傾向にあります。
鹿児島空港（KOJ）から那覇空港（OKA）までの一番早い路線
鹿児島空港から9時55分発、11時25分着のソラシドエアSNJ83便が始発便となります。
鹿児島空港（KOJ）から那覇空港（OKA）までの一番遅い路線
鹿児島空港から17時45分、19時10分着のソラシドエアSNA085が最終便となります。
※これらのデータは弊社のデータにより算出したものです。航空会社によってはスケジュールが変更される可能性があります。
鹿児島‐沖縄の空港情報
鹿児島空港（KOJ）
鹿児島空港は、鹿児島県霧島市に位置しており、国内線・国際線ともに運航しています。九州の空港のなかでは、福岡空港に次いで年間の利用客数が多く、近県からの利用者も増えています。国内線は東京・大阪・神戸・福岡などの各都市まで運航しており、国際線はソウル・釜山・上海・香港・台北といったアジアの大都市まで運航しています。
国内線ターミナルと国際線ターミナルはいずれも1階から3階まであり、1階は到着ロビー、2階は出発ロビーです。国内線ターミナルの3階には展望デッキや特別待合室、国際線ターミナルの3階には礼拝堂があります。国内線ターミナル1階にセブン銀行ATM・鹿児島銀行・ゆうちょATM、国際線ターミナルの1階には外貨両替機があります。館内には無線LANサービス、PCデスクスペースがあります。また簡易郵便局、宅配サービス、手荷物一時預かり所、外貨両替機があります。国内線3階には、最大99席まで利用できる貸室や多目的ホール、特別待合室もあります。
空港でゆっくり過ごした時は、国内線ターミナル2階にある「スカイラウンジ菜の花」がおすすめです。入場料が大人1,000円、子ども500円（税別）ですが、ソフトドリンクや新聞・雑誌などのサービスがあり、ゆったりとした空間と眺めのよい景色を楽しむことが可能です。また、焼酎の無料試飲もあり、鹿児島の特産品も味わえます。入場料はJCBなど各種カードのゴールドカードを持っており当日搭乗予定の場合、無料です。
国内線ターミナルにはお土産屋や飲食店が充実しています。搭乗の前後に鹿児島ならではの料理やお土産を楽しむのもよいでしょう。
那覇空港（OKA）
那覇空港は、沖縄県那覇市にある本島唯一の空港で、沖縄県域のハブ空港としての役割も果たしています。モノレールのターミナル駅にもなっており、沖縄観光客にとっては市内中心部との往来に便利です。空港は国内線ターミナル・国際線ターミナル・貨物ターミナルの3つのターミナルからなります。
国内線ターミナルは、1階が到着ロビー、2階が出発ロビーです。その他、1階・2階・4階に飲食店があり、2階部分の広場はイベントスペースになることもあります。
国際線ターミナルも、1階が到着ロビー、2階が出発ロビーです。飲食店は3階にあります。3階と4階には見学者デッキがあります。
無料Wi-Fiサービス、外貨自動両替・ATM、コイン式パソコン・携帯充電器、宅配便サービスなど各種サービスが揃っています。誰でも利用できる礼拝室、有料の会議室、特別待合室も複数揃っています。沖縄空港は国内線・国際線問わず発着本数が多く利便性が高いだけでなく、コンビニやお土産、飲食店が充実しており、搭乗前後にも楽しめるスポットが数多くあります。飲食店やフードコートでは、沖縄そばやステーキ、琉球の創作寿司や沖縄の海で取れた新鮮なマグロなど、沖縄ならではの料理を堪能できます。また、お土産ショップではちんすこうや海ぶどう、紅芋タルト、泡盛など有名なお土産が取り揃えられています。お店の数も多く、空港内を巡るだけでも飽きないほどです。
空港⇔市内中心部のアクセス案内
市内中心部⇒鹿児島空港（KOJ）
鹿児島空港は、一番近い駅からでも5kmほど離れているため、車、またはバスでのアクセスとなります。市内中心部である鹿児島中央駅からは約40km離れており、直通で40分ほど、天文館駅からは55分ほどかかります。運賃は1,300円です。鹿児島中央駅発のバスは、6時台から18時台まで10～30分間隔で運行しています。
タクシーを利用する場合、所要時間は1時間ほどで、運賃は約10,740円です。バスの運行ルートから遠い場合などにタクシーを活用するとよいでしょう。
那覇空港（OKA）⇒市内中心部
那覇空港から市内中心部は、レンタルカーを利用する観光客が多くなっています。国内線ターミナル・国際線ターミナルともに、1階出口より空港を出るとレンタカーの送迎車のりばがあります。事前に予約し、空港から送迎バスを利用するとスムーズに利用できます。観光名所でもある国際通りまでは10分ほどでアクセス可能です。空港からは沖縄都市モノレール・通称「ゆいレール」が走っています。国際通りの入り口にもなる県庁前駅まで12分ほど、運賃は片道270円です。
那覇空港からはタクシーも利用できますが、同様に県庁前駅までアクセスする場合、所要時間は12分ほど、運賃は約1,470円です。遅い便を利用した際に便利です。
沖縄県を観光する際、国際通りを中心に訪れるのであればモノレールが便利ですが、沖縄中央部や北部の観光地まで訪れる場合、レンタカーが効率的です。特に夏などの観光シーズンに利用する際は、早めの予約がおすすめです。
沖縄の観光情報
沖縄の観光スポット
瀬長島ウミカジテラスは、一般社団法人瀬長島ツーリズム協会が運営するアイランドリゾート型の商業施設で、那覇空港から車で15分ほどとアクセスも良好です。2015年に設立されたばかりで、海に面した絶好のロケーションと、沖縄ならではのフードメニューやスイーツ、クラフトショップが揃っています。沖縄の食材を使用したレストランや、三線販売店などもあり、沖縄ならではの食やスイーツ、趣味製品などを購入できます。
首里城は2019年10月に発生した火災で正殿が焼け落ちるなどの被害があり、現在復興中です。那覇市に位置するお城で、那覇空港から車で40分ほど、ゆいレールの首里駅からも徒歩15分ほどでアクセス可能です。琉球王国時代に政治・文化・外交の中心的役割を担った首里城を再現しており、いくつもある荘厳な城門は、王国が繁栄していた頃の華やかな趣きが感じられます。
新都心DFSギャラリアはDFSグループが運営する、観光客に人気の免税店が揃ったショッピングモールです。那覇市おもろまちに位置し、ゆいレールのおもろまち駅を降りてすぐの場所にあります。車がなくても簡単に行くことができます。ファッションや化粧品などの高級ブランドだけでなく、レストランやお土産店も多く入っており、特にアジア圏の海外観光客から高い人気を誇っています。
沖縄のグルメ
「高江洲そば」は、創業50年の沖縄そばの老舗ともいえるお店です。浦添市に位置し、自動車でのアクセスが便利ですが、2019年10月のゆいレール延伸により、浦添前田駅からも1.6kmほどと、徒歩でもアクセス可能になりました。特に沖縄の人には「ゆしどうふそば」として根付いていますが、沖縄そばの定番メニュー・ゆしどうふそばの元祖のお店としても人気です。
「チャコオキニワ」は、那覇市に位置しゆいレールの県庁駅や美栄橋駅からもアクセス可能な、沖縄でも人気のステーキハウスです。国際通りから外れた場所にあり、観光客だけでなく、地元民からも愛されているお店です。ステーキに加えハンバーグも人気で、ランチの予約が満席になっていることもあります。行かれる際は予約がおすすめです。
「紀乃川食堂」は、沖縄県の北、国頭郡本部町に位置しており、美ら海水族館から車で17分ほどの小さな食堂です。沖縄県内の大衆食堂として知られており、ボリュームのあるとんかつや沖縄そば、チャンプルーやさまざまな定食を味わうことができます。特にジーマーミ豆腐の人気が高く、日本人だけでなくアジア各国からの外国人客にも人気です。美ら海水族館などの帰りに、少し足を延ばして沖縄の家庭的な味を堪能するのもおすすめです。
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