航空券の相場
熊本から名古屋までの往復航空運賃の相場は35,548円です。
熊本発名古屋行きの航空券は、観光客が増加し、航空機の利用が増える年末年始・ゴールデンウィーク・夏休み（お盆）の時期に高くなります。一方、観光客が減る1月中旬～2月下旬、5月中旬～6月下旬、11月上旬～12月中旬の時期は安くなるのが一般的です。航空券を安く手に入れるには、これらの時期を狙ってみることをおすすめします。
また、航空券を安く手に入れる方法として、出発日の何日か前に購入することで割引を受けられる「早期割引」があります。早期割引は21日前・28日前・45日前・55日前・75日前といったように段階を踏んで設けられており、早く購入すればするほど割引率が大きくなるのが特徴です。とくに28日前までに購入しておくと、大きな割引を受けられるので、ぜひ試してみてください。
熊本から名古屋間の航空券・新幹線・バスとの料金を比較
- 飛行機（中部着）：料金は20,640円、所要時間は1時間15分ほど
- 飛行機（小牧着）：料金は17,280円、所要時間は1時間20分ほど
- 新幹線（熊本⇒新大阪⇒名古屋）：新大阪乗り換えで料金は21,430円（自由席）、所要時間は4時間19分ほど
- 高速バス：直行便はありません。
- フェリー：直行便はありません。
※航空券料金は弊社のデータにより算出したものです。
※新幹線は片道料金で算出しています。
熊本から名古屋まで運航している航空会社＆LCC
熊本空港（KMJ）‐中部国際空港（NGO）間運航している航空会社＆LCC
熊本空港（KMJ）から中部国際空港（NGO）まで運航している航空会社は、フルサービスキャリアである全日空（ANA）のみです。LCCの運航はありません。
全日空の国内線は、プレミアムクラスと普通席の2クラス仕様となっています。プレミアムクラスでは、時間帯に合わせて有名料理店とコラボした美味しい機内食や、アルコールをはじめとしたさまざまな飲み物のサービスがあります。普通席でも無料で飲み物の提供があり、両クラス共通で無料のWi-Fiと機内エンターテインメントが楽しめるので、移動時間も充実して過ごせるでしょう。
中部国際空港には第1ターミナルと第2ターミナルがありますが、全日空の発着は第1ターミナルとなっています。
熊本空港（KMJ）‐小牧空港（NKM）間運航している航空会社＆LCC
熊本空港（KMJ）から小牧空港（NKM）まで運航している航空会社は、フルサービスキャリアである日本航空（JAL）とLCCであるフジドリームエアラインズ（FDA）です。
日本航空はファーストクラス・クラスJ・普通席と3クラスあるのが特徴。機内で充実したサービスを求めるならファーストクラス、普通席よりも座り心地にこだわりたいならクラスJ、一般的なサービスで十分なら普通席と、好みや希望によってクラスを柔軟に選ぶことができます。
フジドリームエアラインズは、全席統一されたソフトレザー仕様のシートです。幅と前後間隔が広めに作られているので、ゆったりと座れます。機内では無料Wi-Fiやモニターなどを使うことはできません。ソフトドリンクと軽食の無料サービスがあります。
熊本から名古屋までの一番人気路線
熊本空港⇒中部国際空港の10時発、11時20分着のフジドリームエアラインズ FDA322便が午前中に名古屋に着くことから人気が高いです。
熊本から名古屋までの一番安い路線
熊本空港⇒小牧空港の13時15分発、14時40分着の全日空NH334便は10,840円～と一番安い傾向にあります。フジドリームエアラインズも10,000円台からあり、平均的に安くなっています。
熊本から名古屋までの一番早い便
熊本空港⇒小牧空港の9時55分発、11時20分着のフジドリームエアラインズFDA322便が始発便となります。
熊本から名古屋までの一番遅い便
熊本空港⇒小牧空港の20時発、21時20分着のフジドリームエアラインズFDA328便が最終便となります。
※これらのデータは弊社のデータにより算出したものです。航空会社によってはスケジュールが変更される可能性があります。
熊本‐名古屋の空港情報
熊本空港（KMJ）
熊本空港は、熊本県上益城郡益城町に位置している空港です。熊本空港と呼ばれることが多いですが、正式名称は「阿蘇くまもと空港」といいます。
東京・名古屋・大阪・熊本（天草）・沖縄の国内5都市と、ソウル・大邱（テグ）・台湾・香港の国外4都市へ就航しており、空港は国内線ターミナルビル・国際線ターミナルビル・貨物ターミナルビルで構成されています。
国内線ターミナルビルは3階建てで、1階がチェックインカウンターと到着口、2階が搭乗口、3階が展望デッキです。国際線ターミナルビルは1階がチェックインカウンターと到着口、2階が搭乗口となっています。空港内にはATM・外貨両替機・無料Wi-Fiなどの設備が整っているため利用しやすいでしょう。
熊本空港は2016年に発生した熊本地震で被害を受けたため、建て替えが行われる予定です。これに伴い、現在使われている国内線ターミナルビルは2020年4月6日で利用終了し、2020年4月7日からは建て替え中に利用する国内線ターミナルビルがオープンします。4月以降に国内線を利用する方は注意してください。
ちなみに、新しいターミナルビルは2023年春に運用開始予定で、国内線と国際線を一体化したターミナルになります。さらに、熊本空港をより利便性の高い空港にするために、JR三里木駅と空港とを繋ぐJR線が開通予定です。
中部国際空港（NGO）
中部国際空港は、愛知県常滑市にある海上空港です。空港には多くの国内線と国際線が乗り入れており、愛知と国内・国外を繋ぐ空の玄関として活躍しています。
空港内には第1ターミナルビルと第2ターミナルビルがあります。第1ターミナルビルは開港された2005年から使われているターミナルビルで、第2ターミナルビルは2019年に新設されたばかりの新しいターミナルビルです。
第1ターミナルビルは、空港としての設備はもちろんのこと、ショップやレストランなどが豊富にあり、空港内だけでも楽しめるエンターテイメント性に優れたターミナルビルとなっています。
第2ターミナルビルはLCC専用のターミナルとして作られ、自動チェックイン機や自動手荷物預入機、複数人が同時に検査を受けられるスマートレーンなど、最新設備を搭載。これにより、搭乗までの手続き時間が短縮されているので、忙しいビジネスマンにはぴったりです。
空港内では無料Wi-Fiに接続可能なので、待ち時間にスマートフォンやパソコンを使うときに便利でしょう。さらに空港内にはATM・外貨両替機・保険カウンター・Wi-Fiカウンターがあるので、出発前の準備も空港で済ませることができます。
小牧空港（NKM）
小牧空港は、愛知県西春日井郡豊山町に位置している空港です。正式名称を「県営名古屋空港」といいます。2005年に中部国際空港が開港されるまでは、愛知の空の玄関口として活躍していましたが、市街地に近く、空港の利用に制限があったことから、現在は中部国際空港が愛知の中心的な空港となっています。しかし小牧空港は、中部国際空港よりも市内から近く、名古屋駅からのアクセスでは10分ほどの差があります。そのため、ビジネスマンなど移動時間を短縮したいときにはおすすめの空港です。
小牧空港のターミナルビルは3階建てで、1階が発着ロビー、2階がトイレと通路、3階が展望ロビーとなっています。搭乗だけなら1階だけで済ませることができ、同階にはレストランやコンビニ、ATM、お土産が買えるショップなど、必要なサービスも揃っており、便利です。
出発までに時間があり、暇を潰したいときには、空港のそばに建てられている「あいち航空ミュージアム」と「エアポートウォーク名古屋」に足を運んでみてはいかがでしょうか。あいち航空ミュージアムは航空機について学べる施設で、子ども向けの体験イベントなどを開催しており、家族連れにぴったりでしょう。エアポートウォーク名古屋は、ファッションやインテリアなどのショップやレストラン、ミッドランドシネマなどが入った複合商業施設で、ショッピングを楽しみたい方におすすめです。
空港⇔市内中心部のアクセス案内
市内中心部⇒熊本空港（KMJ）
市内中心部である熊本駅から熊本空港までの主なアクセス方法には、バスまたはタクシーが挙げられます。
バスの中でも、路線バスと空港リムジンバスがあり、路線バス（九州産交バス）の場合、所要時間は約1時間9分、運賃800円です。空港リムジンバスの場合、所要時間約59分、運賃は同じく800円。また肥後大津駅からは、無料で空港までアクセスできる空港ライナーが運行しています。時間や交通費を考えて、最適なバスを選んでみてください。
タクシーを利用する場合、熊本駅へは所要時間約45分、運賃約5,860円です。
現在、市内中心部と熊本空港を行き来するアクセス方法には、上記の2つしかありませんが、先述した通りJR豊肥本線三里木駅から県民総合運動公園を経由し、空港を繋ぐ鉄道の建設が検討されています。この電車が開通されれば、空港まで電車でのアクセスが可能となり、さらに便利になることでしょう。空港のリニューアル情報については、随時空港HPにアップされているので、確認してみてください。
中部国際空港（NGO）⇒市内中心部
中部国際空港から市内中心部である名古屋駅への主なアクセス方法は、バス・電車・タクシーがあります。
バスを利用する場合は、所要時間約1時間25分、運賃1,300円です。第1ターミナルビルと第2ターミナルビルで乗り場が異なります。第1ターミナルビルではアクセスプラザ1階の6番乗り場、第2ターミナルビルでは1階22番乗り場です。それぞれ1時間に1本のペースで運行しています。
電車を利用する場合は、アクセスプラザ内にある名鉄「中部国際空港駅」から、名古屋鉄道に乗車します。名古屋鉄道は停まる駅の数によって特急や準急などの違いがあり、一番早いのが所要時間約28分、運賃1,250円のミュースカイです。続いて特急（約37分）、急行（約43分）、準急（約48分）の順に所要時間が増えていきます。特急・急行・準急の運賃は一律890円とミュースカイよりも安くなっているので、交通費を節約したい方にはおすすめです。鉄道の種類は出発時間によって異なります。詳しくは名古屋鉄道HPで確認してみてください。
タクシーを利用する場合は、所要時間約1時間9分、運賃約15,270円がかかります。
小牧空港（NKM）⇒市内中心部
小牧空港は、市内中心部への距離が近く、短時間でアクセスできる便利な空港です。小牧空港から市内中心部である名古屋駅への移動方法には、バスまたはタクシーが挙げられます。
バスを利用する場合は、空港の2番乗り場から出ているあおい交通バス、もしくは3番乗り場から出ている名鉄バスに乗車します。あおい交通バスは空港から名古屋駅間に停車するバス停が少ないため、所要時間約30分で駅まで移動可能です。名鉄バスの場合は、伏見に途中下車する関係で所要時間が約35分かかります。運賃はどちらも700円です。あおい交通バスは1時間に2～3本程度、名鉄バスは1時間に1～2本程度の運行となっており、それぞれ降り場はミッドランドスクエア前、名鉄バスセンターとなっています。
タクシーを利用する場合は、所要時間約38分、運賃約5,410円です。ちなみに、小牧空港のそばには鉄道の駅がないため、電車を使って名古屋駅へアクセスすることはできません。基本的にはバスで移動すると考えておきましょう。
※上記情報は予告なく変更されることがありますのでご注意ください。また、重要な事項につきましては必ず事前に関係機関にてご確認するようお願い申し上げます。
