名古屋発→ソウル行き飛行機・格安航空券・LCC予約

名古屋と韓国の首都・ソウルをつなぐこの路線は、まさに「気軽に行ける海外旅」の代表格。仁川国際空港（ICN）と金浦空港（GMP）の両方にアクセス可能で、フライト時間も約2時間と短く、国内旅行感覚で海外へ飛び立てるのが魅力です。

観光やグルメ、ショッピングに加え、K-POPや韓国コスメなどカルチャーも満喫できるソウルは、初めての海外旅行先にもぴったり。

直行便を提供する人気航空会社

・中部国際空港（NGO）～仁川国際空港（ICN）：大韓航空、アシアナ航空、ジンエアー、チェジュ航空

・中部国際空港（NGO）～金浦空港（GMP）：ピーチ

直行便のフライト時間

名古屋からソウルへ直行便で向かう場合は、フライト時間が約2時間～2時間10分です。名古屋発は中部国際空港（NGO）、ソウル着は仁川国際空港（ICN）或いは金浦空港（GMP）と計2ルートご利用いただけます。

なお、直行便でもっとも早い便は09:15（NGO）→11:20（ICN）の大韓航空、遅い便は19:15（NGO）→21:20（ICN）のジンエアーです。

経由便の概況

名古屋から福岡空港（FUK）や釜山にある金海国際空港（PUS）を経由してソウルまで行けるルートもありますが、経由した方が時間がかかるうえに料金も高くなる便がほとんどです。特別な事情がない限り、経由便はおすすめしません。

名古屋発ソウル行きの直行便を提供する航空会社

フルサービス派には、大韓航空とアシアナ航空の2社が安心感抜群。大韓航空は韓国最大の航空会社として、世界中の都市を網羅する路線ネットワークを持ち、機内では本格的な韓国料理が楽しめるのも嬉しいポイント。アシアナ航空も上質なホスピタリティで知られ、心地よい移動体験を提供してくれます。

一方、コスパを重視する方には、LCC（格安航空会社）の選択肢も充実。ジンエアーとチェジュ航空は、リーズナブルな価格帯ながら快適なフライトで人気を集めています。また、日本発LCCのピーチはこの路線で金浦空港（GMP）にアクセスできる唯一のエアラインで、ソウル市内へのアクセスが非常に便利です。

※シーズンによって変動します。

名古屋発ソウル着の航空券の料金相場

名古屋からソウルへの航空券の料金は、旅行のタイミングによって大きく変動しますが、韓国系のLCCが多いため、うまく早期割引を狙えば、破格の価格でソウル旅行が叶えます。

一般的に、4月～6月、10月～11月ローシーズンであれば、10,000円～15,000円程度で航空券が見つかることが多く、コスパ重視の旅にはおすすめの時期です。

一方、7月～8月の夏休み期間は観光客が急増し、料金は高めになる傾向に。特に8月はピークシーズンのため、早めに予約しないと割高になることも。年末年始にあたる12月～1月、卒業旅行が増える3月なども、需要が高まり価格が上昇する傾向です。

発着空港について

中部国際空港

中部国際空港、通称セントレアは名古屋周辺エリアをはじめとする中部地方の空の玄関口です。人工島の上に造られたため、海を一望できるロケーションが魅力で、関西国際空港に次ぐ第二の海上空港として知られています。

メインターミナルであるT1は、国内線・国際線ともに多くの航空会社が利用しており、セントレアの中心的存在です。チェックインカウンターが充実しているほか、保安検査場を抜けた先には免税店やブランドショップ、さまざまなジャンルの飲食店が集まっています。

そしてLCC（格安航空会社）の利用が多いのがT2です。T1と比べるとこぢんまりとした印象ですが、その分シンプルで動線が分かりやすく、搭乗手続きや移動に時間をかけずに済むのが大きなメリット。とはいえコンパクトな中にも、軽食を取れるスペースや土産物店など必要な施設はきちんと揃っているので安心してご利用いただけます。

就航先は中国や韓国、シンガポール、タイ、ドイツなどの国とつながっています。アクセスは名古屋市内まで約30分と非常に便利。位置的にも物流に有利なため、貨物輸送が非常に盛んで、とくに自動車産業に関連する貨物が多いです。

仁川国際空港

仁川国際空港は韓国最大の国際空港で、アジア屈指のハブ空港として知られています。ソウル市内からは少し離れた永宗島に位置しながらも、空港鉄道やリムジンバスでアクセスしやすく、利便性が高いです。

空港開業と同時に誕生した第1ターミナルは、地下1階～地上4階建て。主にアシアナ航空や各種LCCが使用しています。開港から年数が経っているため、若干年季を感じる部分もありますが、非常に広々としており、ショッピングや飲食店が充実しています。

一方、2018年にオープンした比較的新しい第2ターミナルは、地下2階～地上5階建て。内部は明るくモダンな空間が広がり、名ブランド店や韓国コスメ店が多く、ショッピング好きにはたまらないスポットです。さらに、5階には空港の仕組みを学べる広報展示ゾーンや、展望ゾーンがあり、3DマッピングやVR体験も楽しめます。

金浦空港

金浦空港は国内線を中心に、日本や中国などの近距離国際線も発着しており、利便性に優れた都市型空港です。仁川国際空港が開港して以降は「第二空港」としての役割を担っていますが、特にビジネスや短期旅行での利用者からは根強い人気があります。

ターミナルは国内線・国際線ともに1階から4階までの構成で、レストランやカフェ、免税店が並び、空港での時間も快適に過ごせます。さらに空港に隣接するロッテモールは、映画館やレストラン、ホテルまで完備された巨大複合施設。ばらまき土産や韓国コスメも一気に手に入るので、旅のラストスパートにもぴったりです。

発着空港⇔都心部のアクセス方法

中部国際空港

中部国際空港へ移動するには、電車（名古屋鉄道）かリムジンバス、タクシーがおすすめです。特に便利なのは名古屋鉄道で、名古屋駅から中部国際空港駅へは乗り換えなしの特急で最速28分、料金が1,430円です。

一方、リムジンバスは名古屋や栄、豊田市、知多半田など名古屋の各方面から運行しており、必ず座れますので、重い荷物を持っている方に便利です。大人数ならタクシーでもいいでしょう。名古屋の各エリアから空港までの所要時間は約40分～1時間10分で、料金は11,000円～18,000円が目安となっています。

仁川国際空港

仁川国際空港からソウル市内への主要なアクセス方法は空港鉄道、高速バス、タクシーなどがありますが、一番のおすすめはA’REXと呼ばれる空港鉄道です。仁川国際空港の第1・2ターミナルとソウル駅を結んでおり、渋滞の心配がなくうえに安く移動できます。

金浦空港

金浦空港からソウル市内への移動手段はA’REX、地下鉄、リムジンバス、タクシーがあります。A’REXの場合は、仁川空港発着の直通列車とは異なり、金浦空港には「一般列車」しか停車しないため、事前予約は不要、いつでも気軽に利用できます。

地下鉄の場合は、乗り換えが必要ですので、できるだけ手軽に利用したい方には、空港リムジンバスの方がおすすめ。大きなスーツケースも預かってもらえるので、電車より利便性が高いでしょう。

荷物が多い、もしくは大人数の移動ならタクシーでもいいでしょう。市内までの料金目安は明洞・ソウル市庁周辺まで約35,000ウォン、江南エリアまで約45,000ウォンです。

※本記事はすべて2025年4月の内容です。最新情報は出発前にお客様自身で確認してください。