大阪発→青島行き飛行機・格安航空券・LCC予約

関西の中心都市・大阪と、中国山東省の港湾都市・青島を結ぶ大阪～青島路線は、観光・ビジネス双方で人気の高い路線です。フライト時間が短く、週末旅行や弾丸出張にも最適で、航空券の価格も比較的リーズナブルな傾向。心地よいビーチリゾート、世界的に名高い青島ビールなど、現地の多彩な魅力を気軽に楽しめます。

直行便を提供する人気航空会社

関西国際空港（KIX）～青島空港（TAO）：中国東方航空、山東航空（ANAとの共同運航）、青島航空

直行便のフライト時間

大阪から青島まで直行便で行く場合は、フライト時間が約2時間25分～3時間です。もっとも早い便は12:30（KIX）→14:05（TAO）、遅い便は22:00（KIX）→23:25（TAO）となり、両方とも山東航空の運航便です。

経由便の概況

大阪から青島まで経由便で行く場合、大韓航空や廈門航空、吉祥航空などの人気航空会社が運航する数多くのフライトがご利用いただけます。韓国の仁川空港（ICN）や中国本土の上海浦東空港（PVG）を経由するなど、多彩なルートから選ぶことができます。

所要時間は最速5時間から10時間以上もかかりますが、フライトによっては直行便より料金が安いフライトも多いので、ご自身の予算や旅行スケジュールに合わせて選択するのがおすすめです。

大阪発青島行きの直行便を提供する航空会社

大阪から青島行きの直行便は、中国東方航空、山東航空（ANAとの共同運航）、青島航空の3社が就航しています。

中国東方航空は、中国を代表する大手航空会社のひとつで、信頼性の高い運航実績を誇ります。国内外のネットワークが広く、機内では中国らしい食事やエンターテインメントを満喫できます。

また、山東航空は中国国内線を中心に運航する航空会社ですが、大阪～青島路線はANAとの共同運航となっているため、機内では日本語対応のサービスも期待できるため、中国系航空会社に慣れていない方でも安心。

そして青島航空は、その名の通り青島を拠点とする航空会社。地元色のある温かみのある接客が人気で、コストを抑えつつも、ローカルな雰囲気を楽しめます。

※シーズンによって変動します。

大阪から青島行き航空券の料金相場

大阪から青島への航空券の価格は、季節によって大きく変動します。最も安く渡航できるのは、春や秋のローシーズン。 3月～5月（ゴールデンウイークを除く）、9月～10月にかけては、航空券の価格が比較的落ち着き、20,000円～30,000円で購入できることが多いです。

一方で、最も価格が高騰するのは、夏休みや年末年始、春節のハイシーズン。 多くの観光客が訪れるため、航空券の価格が40,000円～60,000円に上昇することも珍しくありません。特に8月は青島ビール祭りが開催され、市内が賑わいを見せるため、航空券の需要が高まります。直前の予約では高額になる可能性があるため、早めの予約がカギとなります。

費用を少しでも抑えたい方にはプロモーション情報を頻繁にチェックするのがおすすめです。また、格安LCCの経由便のご利用も検討しましょう。ただし、LCCの場合は受託荷物など追加料金が発生する場合もありますので、予約時に忘れずにしっかりとチェックしましょう。

発着空港について

関西国際空港

関西国際空港は大阪府の泉佐野市に位置し、人工島に建設されたことで有名です。就航先はおもにアジアやヨーロッパ、北アメリカなど多くの国と都市に直行便があります。通常、日本の空港は夜間閉鎖されていますが、こちらは24時間運用しています。そのため、夜間でも利用者が絶えない空港となっています。

空港は大きく第1ターミナル（T1）と第2ターミナル（T2）に分かれており、T1は国内線・国際線の両方が発着するメインターミナルで、日本最大級の国際線施設を誇ります。レンゾ・ピアノが設計した近未来的な建築が特徴的で、4階建ての構造になっています。免税店や関西の名物グルメが揃うショッピングエリアも充実しており、飛行機を眺めながら過ごせる展望スポットも楽しめます。

一方、T2はLCC専用の印象が強く、T1と比べてシンプルな造りで、効率的な搭乗手続きが可能です。電車で直接アクセスできず、T1から無料シャトルバスでの移動が必要になります。

青島空港

青島空港、正式的には青島膠東国際空港と呼ばれ、山東省の膠州市にある2021年に開港したばかりの国際空港です。旅客ターミナルは「ヒトデ」の形で、北京大興国際空港によく似ています。その独特な形は乗り継ぎ客の移動距離を最長でわずか650ｍまで短縮したので利便性抜群。

また、外国語を話すスタッフが多くいるので、外国人観光客でも安心してご利用いただけます。

発着空港⇔市中心部のアクセス方法

関西国際空港

関西国際空港へのアクセスは場所によって移動手段が異なります。難波エリアから早く安く行きたいなら南海電鉄の電車がおすすめ。なんば駅から特急ラピートで約37分、空港急行で約44分。出発地が新大阪駅や京都駅なら、JRの関空特急はるかを使った方が早くアクセスできます。

大阪城やUSJ、大阪郊外エリアから行く場合は電車だと乗り換えが発生しますのでリムジンバスがおすすめ。人数も荷物も多い場合は貸切タクシーでもいいでしょう。定員4名乗りで約24,000円と割安です。

青島空港

青島空港から青島市内への主要なアクセス方法は地下鉄や空港リムジンバス、タクシーなどがあります。地下鉄を利用するのなら、8号線で青島北駅まで約42分と楽々とアクセスできます。そこから地下鉄1号線、或いは3号線に乗り換えると、ほぼ青島市中心部すべてのエリアへ向かうことができます。

荷物が多い、もしくは大人数の場合はタクシーでも良いでしょう。市中心部である五四広場までの所要時間は約1時間20分で、料金は約人民元90元～120元です。

※本記事はすべて2025年3月の内容です。最新情報は出発前にお客様自身で確認してください。