航空券の相場
仙台から名古屋までの往復航空運賃の相場は14,650円です。航空券の料金は、ゴールデンウィークやお盆、正月などの大型連休や、8月・12月頃の長期休暇の時期がハイシーズン（繁忙期）となります。ハイシーズンには、休暇中に帰省や旅行で長距離移動される方が多く、飛行機の利用者も増加するため航空券の料金が高くなるのです。
逆に、飛行機の利用者数が少ない時期はローシーズンと呼ばれ、正月前の忙しい師走や、正月の帰省ラッシュが過ぎたあとの時期、4月の新年度が始まった頃などを指しています。ローシーズンに飛行機を利用すると、ハイシーズンよりも航空券の料金を安く抑えることが可能です。仙台発名古屋着の航空券は、土日よりも平日のほうが比較的安い料金で購入できます。
仙台から名古屋間の航空券・新幹線・バスとの料金を比較
- 飛行機（仙台発）：料金は7,310円、所要時間は1時間15分ほど
- 新幹線（仙台駅‐名古屋駅）：料金は19,030円（乗り換えあり、自由席のみ）、所要時間は4時間37分ほど
- 高速バス（仙台駅‐名古屋）：料金は7,000円～、所要時間は8時間55分ほど
- フェリー（仙台港‐名古屋港）：料金は7,000円～、所要時間は21時間40分ほど
- 航空券料金は弊社のデータにより算出したものです。
- 高速バス、新幹線、フェリーは片道料金で算出しています。
仙台から名古屋まで運航している航空会社＆LCC
仙台空港（SDJ）‐中部国際空港（NGO）間運航している航空会社＆LCC
仙台から名古屋まで運航している航空会社は、フルサービスキャリアの全日空（ANA）、地域航空会社のアイベックスエアラインズ、LCCのエアアジア・ジャパンです。
ANAではエコノミークラスからファーストクラスまで、クラス別の充実したサービスが受けられます。
アイベックスエアラインズは全席が高級感のある革張りシートです。座席配列も横2列のため、窓側か通路側に必ず座れます。ゆったりと空の旅を満喫できるでしょう。
エアアジア・ジャパンは、2017年就航の中部国際空港を拠点とするLCCです。優先搭乗できる「ホットシート」と「スタンダードシート」の2種類があります。
仙台から名古屋までの一番人気路線
仙台空港⇒中部国際空港の10時50分発、全日空（ANA）NH362便は一番人気です。ビジネスマンの多くが利用する傾向があります。
仙台から名古屋までの一番安い路線
仙台空港⇒中部国際空港の9時45分発、エアアジアDJ022便は7,280円～と、一番安い傾向にあります。
仙台から名古屋までの一番早い便
仙台空港⇒中部国際空港の8時15分発、9時30分着の全日空（ANA）NH3144便が始発便となります。
仙台から名古屋までの一番遅い便
仙台空港⇒中部国際空港の20時10分発、21時35分着の全日空（ANA）NH370便が最終便となります。
※これらのデータは弊社のデータにより算出したものです。航空会社によってはスケジュールが変更される可能性があります。
仙台‐名古屋の空港情報
仙台空港（SDJ）
仙台空港（SDJ）は、仙台市の中央に位置する仙台駅から20kmほど南下した場所にある空港です。仙台駅からは電車やバスで25分～50分程度でアクセス可能。
1階には国内線・国際線の到着ロビーと発着口があり、両ターミナルは2階にまとまっています。ターミナルのある2階と仙台空港アクセス線は連絡通路で直結しているため、そのまま外に出ずに行き来が可能です。1階にはコンビニやレストランもあるので、到着時にすぐ食事をとることもできます。
2・3階は仙台空港の中でも特に売店やカフェが並んでいるエリアです。仙台特産の牛タンや仙台牛、三陸の魚介類が楽しめる空弁も2階のショップで販売されています。
主なショップやカフェは、チェックインカウンターや搭乗ロビーのすぐ近くにあるので、搭乗時間を気にせず安心して休憩やお土産の購入ができるでしょう。
3階には飛行機に関連する展示物があります。フライトシミュレーターで飛行機の操縦体験ができるエアポートミュージアム「とぶっちゃ」は、仙台空港の人気スポットです。さらにエレベーターで上がった屋上には展望デッキがあるので、時間に余裕があるときに立ち寄ってみるのもよいでしょう。
ターミナルビル内はフリーWi-Fiを完備し、館内各所には充電器も設置されているため、いろいろと調べ物をしたいときなどスマートフォンの利用に便利です。
中部国際空港（NGO）
中部国際空港（NGO）は「セントレア（centrair）」という愛称で親しまれている名古屋の24時間空港です。海上に作られた空港島にあり、名古屋駅からは電車で最速28分、バスでは55分ほどでアクセスできます。
中部国際空港は、第1と第2、2つのターミナルがあります。第1ターミナルは2階に到着ロビー、3階に出発ロビーがあり、多くの航空会社がカウンターを設置しているメインターミナルです。
第2ターミナルは、到着ロビーが1階、出発ロビーが2階に設けられています。免税店やショップ、コンビニなどがありますが、店舗数はそれほど多くありません。3階には国際制限エリアにある免税店をはじめ、お土産を購入するのに適した名品館やさまざまなショップ、24時間営業のコンビニなどがあるので、お買い物やお食事におすすめです。4階にもフードコートや各種ショップが充実しており、搭乗を待つ間ゆっくりと過ごせるでしょう。また、日本初の空港内展望風呂「風（フーの湯）」があり、リラクゼーションスペースとして利用できます。
乗り換えなどで長い待ち時間があっても、買い物やお食事、体のケアなど、ゆっくりと自分好みの過ごし方ができるでしょう。
空港⇔市内中心部のアクセス案内
市内中心部⇒仙台空港（SDJ）
市内中心部から仙台空港へのアクセスは、バスや電車、タクシーを利用できます。
電車の場合は、仙台駅から仙台空港アクセス線を利用すると快速電車で約17分、普通電車では約25分で到着します。仙台空港アクセス線は、普通電車が1時間に約3本の間隔で運行し、快速は12時・13時・15時に1本ずつ運行しています。電車の運賃は、現金払い・ICカード払いともに661円です。仙台空港駅は空港のターミナルと連絡通路でつながっているので、駅を出てすぐに空港まで行けるメリットがあります。
また、仙台駅からは1～2時間に1本路線バスも出ています。路線バスを利用した場合、仙台空港駅まで約35分かかりますが、運賃は660円で電車とほぼ同額です。仙台エアポートライナーを利用すると、同じように運賃660円・約35分で到着します。なお、仙台エアポートライナーは予約制ではないため、満員になった場合は次の便まで待つ必要があります。
タクシーを利用する場合は41分ほどかかり、料金は約6,600円。仙台駅から仙台空港までは約20kmの距離なので、電車やバスより高額になりますが、いつでも楽に仙台空港まで行くことができます。
中部国際空港（NGO）⇒市内中心部
中部国際空港から市内中心部の名鉄名古屋駅までのアクセスには、電車・バス・タクシーなどを利用することができます。
中部国際空港からは、特急を利用すると名鉄名古屋駅まで直通約35分で到着します。ミュースカイを利用する場合は直通で約28分、乗車券は890円かかります。なお、ミュースカイまたは特急の特別車を利用する際には、特別車両券360円も別途必要です。
中部国際空港からは、空港バスのセントレアリムジンも出ています。名古屋駅西口まで1,500円の運賃がかかり、約55分で到着します。空港バスは中部国際空港の第1・第2ターミナルどちらからでも乗降できるので、第2ターミナルに到着した場合でも乗車のために空港内を移動する必要はありません。
タクシーを利用して市内中心部まで行く場合、中部国際空港から名鉄名古屋駅までの距離は約39.9kmあり、約1時間8分かかります。運賃も約15,270円と高額ですが、グループで利用する場合には1人当たりのタクシー運賃を抑えることができるでしょう。
名古屋の観光情報
名古屋の観光スポット
名古屋にはたくさんのおすすめ観光スポットがあります。
名古屋市の観光スポットといえば、「金のしゃちほこ」が飾られている名古屋城が有名です。城の要の天守閣をはじめ、戦後に再建された書院造の本丸御殿や、名勝に指定された大規模な大名庭園、櫓や城壁や門など、重要文化財に囲まれ見ごたえがあります。
また、名古屋で行ってみたい場所に名前が挙がる「トヨタ産業技術記念館」もおすすめです。トヨタグループが大正時代に使っていた工場を利用して設立しました。繊維機械館・自動車館・テクノランド・蒸気機関・ミュージアムショップ・カフェなど見所が満載。珍しい展示物が並んだエリアやイベント、体験コーナーなどを回っているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまうでしょう。
他には、名古屋テレビ塔も有名ですが、こちらは1954年、日本で初めて建てられた集約電波塔です。名古屋の中心地に高くそびえる名古屋テレビ塔は、展望台から市内を一望できる観光タワーとして、国の登録有形文化財に指定されています。2011年のアナログテレビ放送終了以来、電波塔としての働きがなくなったことから、2020年にテナントを入れた観光色の強いタワーへと変貌を遂げました。
名古屋のグルメ
名古屋で人気のグルメは主に、味噌カツ・台湾ラーメン・きしめんなどがあります。
味噌カツで特におすすめのお店は、味噌カツ発祥の店「味処叶」です。本場の味を守り続けてきた昭和24年創業の老舗で、地元の方からも高い人気を集めています。粗挽きの自家製パン粉で揚げたカツを、名古屋ならではの濃厚な赤味噌で煮込んだ味噌カツは、食べごたえ十分。意外にもくどさのない味で、一度食べ出したら止まらなくなると評判です。
続いて、今や全国区で人気の台湾ラーメンですが、実は名古屋で生まれたご当地グルメのひとつだということをご存じでしょうか？鶏ガラスープに挽き肉とニラがたっぷり、唐辛子がたっぷり入った台湾ラーメンは、名古屋の「味仙 今池本店」が元祖といわれています。刺激的な辛さと旨味のあるスープが好評で、リピーターになる方が多い人気グルメです。
最後に、平べったいうどんのような麺でおなじみなのが、名古屋名物のきしめんです。大正12年創業の老舗「宮きしめん」では、水・小麦粉・製法にこだわった自家製きしめんがいただけます。ダシのきいたつゆが評判で、市内外を問わず多くの方が虜になるほど。「宮きしめん」は熱田神宮内にも店舗があるため、参拝時に立ち寄ることもできます。
※上記情報は予告なく変更されることがありますのでご注意ください。
また、重要な事項につきましては必ず事前に関係機関にてご確認するようお願い申し上げます。
