
「中国旅行にはビザが必要?」
「入国審査が厳しそうで怖い」
と、渡航前から不安を抱えていませんか?
実は中国ではビザ免除措置が再開・拡大され、日本人の中国入国は以前よりずっと簡単になりました。観光の場合、必要なのは「有効なパスポート」と「入国カード」だけです。主にこの2つがあれば驚くほどスムーズに入国ゲートを通過できますよ。
本記事では、中国の入国に必要な以下の最新情報をわかりやすく解説します。
- ビザ免除の条件と30日ルールの詳細
- 入国カードの書き方と指紋採取の流れ
- 入国審査で聞かれる質問と回答例
この記事を読み終わる頃には、中国入国への不安はきれいになくなり、自信を持って出発の準備を始められるようになります。
最新のルールを味方につけて、トラブルのない快適な中国旅を実現させましょう。
入国条件を確認したら、次は具体的な移動と滞在の計画を整理しておくと、全体の準備がスムーズに進みます。
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中国入国の最新情報まとめ
項目 | 条件・詳細 |
ビザ | 30日以内の滞在なら不要 |
パスポート | 残存期間 6ヶ月以上 |
入国手続き | 1.機内で「入国カード」を記入 |
※2025年11月現在の情報です。
中国入国の前にチェックするべき4つのポイント

ビザは必要?最新情報を確認
2025年11現在、観光で中国に渡航する場合のビザ申請は必要ありません。
【関連記事】中国入国のビザが30日間免除された!よくわかる申請情報のまとめ
中国政府は日本国籍を含む特定の国籍の短期滞在者向けに、停止されていたビザ免除措置を再開しました。この措置は、2026年12月31日(北京時間24時)まで有効です。日本国民の一般旅券所持者は、商業・貿易活動、観光、親族訪問、文化交流、および通過を目的とした30日以内の滞在がビザ不要で可能となります。
ただし、30日を超える滞在や、無査証滞在の対象外となる目的(例:就労や留学など)で中国を訪れる場合は、これまで通り渡航目的に応じたビザの取得が必要となるため、最新情報は外務省の公式サイトや大使館・領事館などで確認してください。
参考:中国入国のためのビザ免除措置延長 | 在中国日本国大使館
パスポートの有効期限に注意
中国入国時点でパスポートの残存有効期間が6か月以上必要です。有効期限が近い場合は事前に更新手続きをしておきましょう。
航空券・ホテルの予約
航空券・ホテルの予約はマスト。人気の航空券やホテルはすぐに売り切れてしまうこともあるので、出来るだけ早めに予約するのがおすすめです。また、フライトは情勢や天候に左右されるため、渡航前に航空会社の運行情報を確認しましょう。
海外旅行保険に加入
中国で医療機関を利用する場合、日本の健康保険証は使えないため、費用が高額になることがあります。そんな時にあると安心なのが海外旅行保険。安いものだと千円代のものや当日にインターネットで加入できるものがあるので、必要に応じて加入しましょう。
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中国入国時の必要書類・申請

入国カード
中国入国時には、飛行機内または空港で「入国カード」を記入します。宿泊先の住所・電話番号や旅行目的、滞在期間などを正確に書きましょう。
入国カードは入国審査場での立ち往生を防ぐため、機内で書き終えておくことが鉄則です。
<中国入国カードの書き方>
中国の入国カードは、青色(または黄色・白色)の長細いカードです。
通常、機内で客室乗務員が配布してくれます。ボールペン(黒または青)が必須ですので、必ず手荷物に入れておきましょう。基本的にすべて「英語(ローマ字)」または「中国語」で記入します。
項目 | 記入のポイント・注意点 |
Family Name(姓) | パスポートと同じローマ字で記入 |
Given Name(名) | パスポートと同じローマ字で記入 |
Nationality(国籍) | 国籍を記入 |
Passport No.(護照号碼) | パスポート番号を正確に |
Intended Address in China(在華住址) | 具体的なホテル名を記入してください。未定の場合は、予約している最初のホテルの名前を書けばOKです。 |
Visa No.(簽證号碼) | ビザ免除(30日以内)の場合は「空欄」または「VISA FREE」と記入 |
Place of Visa Issuance(簽證簽發地) | ビザ免除の場合は「空欄」でOK |
Flight No.(航班号) | 搭乗している便名(例:NH903, CA920など)搭乗券(半券)を見て確認しましょう。 |
Purpose of Visit(来華事由) | 観光なら「Sightseeing / Leisure」、商用なら「Business」 |
Signature(署名) | パスポートと同じ署名(漢字なら漢字)を記入。 |
※裏面があるタイプの場合、携帯品・別送品の申告などが書かれていますが、通常の旅行客であればチェックや記入を求められないことがほとんどです。
また、以下の条件を満たす外国人は申告書の記入が免除されます。
- 中華人民共和国永久居民身分証所持者
- 香港・マカオ住民用大陸旅行許可証(非中国籍)所持者、 団体ビザ所持者または団体ビザ免除条件を満たす者
- 指定港湾区域を離脱せず24時間以内の直接越境トランジット者
- クルーズ船で出入国し同一船で帰還する者
- ファストトラック経由入国者
- 国際輸送車両の外国人従業員など
入国カードはアプリ(オンライン)でも申請できる
中国政府は入国手続きのデジタル化を進めており、上海空港や一定の条件下ではアプリ等による事前のオンライン申告ができるようになります。
主な申請方法はWeChat及びAlipayなどのミニアプリからとなり、 機内で揺れながらペンで書く手間が省けるほか、書き損じの心配がなくなるため便利です。
<オンライン及びアプリでの申請方法一覧>
- 公式ウェブサイトにアクセス
- 「出入境管理局12367」アプリを使用
- WeChat・Alipayミニプログラムで「出入境管理局12367」を検索
- 公式QRコードをスキャンしてフォームを記入
なお、オンライン申請が困難な外国人は、中国入国港到着時にQRコードをスキャンするか、現地スマート端末で入国情報をオンライン入力もできます。また、従来通り紙の外国人到着カード記入もできるので安心してください。
【注意】オンラインでの入国カードは中国到着24時間前までに記入する必要があります。提出後すぐにQRコードが生成され、到着時の出入国手続きでスキャンされます。
中国入国審査の流れ

入国審査官には、パスポートとビザ(ある場合)を提示します。
14歳~70歳までの外国人は指紋登録が実施されるため、係の指示に従いましょう。英語や簡単な中国語で滞在目的を聞かれる場合もあるので、事前に答えを準備しておくと安心です。慣れない言語で不安な人は、翻訳アプリを利用すると良いでしょう。
入国までの流れは大きくわけて3つのステップで完了します。
STEP1:指紋採取(自動読み取り機)
飛行機を降りて入国審査場へ向かう通路の途中に、銀行ATMのような形をした「指紋採取マシン(青色や白色)」が並んでいます。審査の列に並ぶ前に、まずここで指紋登録を行います。
- パスポートの顔写真ページをスキャンさせる。
- 画面の指示に従い、両手の指(4本+親指など)をガラス面に押し当てる。
- 日本語ガイダンスを選択可能なので安心です。
- 登録が完了すると「OK」と書かれた小さなレシートが出てきます。
※このレシートは次の入国審査でパスポートと一緒に提出します。絶対に捨てないでください。
STEP2:入国審査(Immigration)
「Foreigners(外国人)」と書かれたレーンに並びます。順番が来たら、以下の3点を審査官に無言で渡せばOKです。
- パスポート(カバーは外す)
- 入国カード(機内で記入済みのもの)
- 指紋採取のレシート(STEP1で発行したもの)
審査官がPCに入力している間、カウンターのカメラを見るように指示されます(顔認証)。ビザ免除(観光・商用)の場合、質問されることは稀ですが、聞かれた場合は「Sightseeing(観光)」「3 days(3日間)」などと単語で答えれば問題ありません。
<入国審査でよく聞かれること>
1.渡航目的(何しに来た?)
聞かれ方:Purpose?(パーパス?)/Why are you here?
回答例: 観光なら 「Sightseeing(サイトシーイング)」仕事なら 「Business(ビジネス)」
2.滞在日数(何日いる?)
聞かれ方: How long?(ハウロング?)/How many days?
回答例:3日なら 「3 days(スリー・デイズ)」 5日なら 「5 days(ファイブ・デイズ)」
3. 帰りのチケット(帰国便はある?)
聞かれ方:Return ticket?(リターンチケット?)/Ticket?
回答例:「Here(ヒア)」 と言って、スマホの予約画面(eチケット控え)を見せる。
STEP3:手荷物受取・税関(Customs)
入国審査を抜けたら、ターンテーブルで預け荷物を受け取ります。最後に税関を通ります。
➡申告するものがない人:「Nothing to Declare(無申告)」の緑色レーンへ。
➡申告するものがある人:「Goods to Declare(申告あり)」の赤色レーンへ。
中国の空港では、出口直前で手荷物(スーツケース含む)を再度X線検査に通すことが一般的です。ここで呼び止められなければ、晴れて入国完了です。
中国入国の際の税関検査と持ち込み制限

中国には持ち込み禁止・制限品があり、以下の品目は特に厳しくチェックされます。
- 肉類、乳製品、生鮮食品
- ワシントン条約対象の動植
- 規定以上の現金(US$5000相当)
- 政治的、反国家的な印刷物
正直に申告しないと没収や罰金のリスクもあります。税関検査では手荷物X線検査も実施されるため、事前に確認をしましょう。
中国入国の際の注意点

セキュリティをェックは厳重
中国の空港は手荷物検査が非常に厳しいです。ライター、電池類、液体は必ずルールを守って持ち込んでください。
持ち込める現金の上限
5,000ドル相当以上を持ち込む場合は申告が必要です。トラブル防止のため事前準備を忘れずに。
VPNアプリの準備
GoogleやYouTubeなど一部サービスは中国国内でアクセスが制限されています。旅行中に使いたい場合は、VPNサービスを事前に契約しておきましょう。
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中国入国までにチェックしたい基本的な持ち物リスト

中国旅行で必要なもののチェックリストをひとつずつ確認して、忘れ物のないようにパッキングしましょう。印刷すれば項目の空いている部分に必要なものを書き込めるので、ぜひ活用してくださいね。
中国入国の際に役立つ情報

トラブルに遭った際の連絡先
連絡先 | 電話番号 |
|---|---|
警察 | 110 |
消防 | 119 |
交通事故 | 112 |
救急車 | 120(北京は999も繋がります。) |
在中国日本国大使館 | 010-8531-9800 |
旅先で使える簡単なフレーズ
日本語 | 中国語 |
|---|---|
こんにちは | 你好(ニーハオ) |
ありがとう | 谢谢(シエシエ) |
すみません / 失礼します | 对不起(ドゥイブーチー) |
これ、いくらですか? | 这个多少钱?(ヂェガ ドゥオシャオチエン?) |
メニューをください。 | 请给我菜单(チン ゲイウォー ツァイダン) |
○○へ行きたいです。 | 我要去○○。(ウォー ヤオ チュー ○○) |
助けてください! | 救命!(ジウミン!) |
中国で役立つアプリ
- WeChatPay
中国でもっとも普及している電子決済アプリ。スマートフォンでQRコードを読み取るだけで支払いができます。コンビニや飲食店はもちろん、タクシーや露店でもOK。日本人観光客もパスポートがあれば専用アプリをダウンロードして利用できます。
- Alipay
アリババグループが運営する決済アプリで、WeChatPayと並ぶ二大決済サービスです。タオバオなどのネットショッピングと連携しているのが特徴で、オンラインでの買い物がとても便利です。実店舗でもQRコード決済が可能で、特に若い世代に人気があります。観光客向けの「Tour Pass」というサービスもあります。
- 百度地図
中国版Googleマップです。中国ではグーグルマップが使えませんので、地図系のアプリなら、必須といえるでしょう。地下鉄やバスの経路検索が得意で、所要時間や料金まで分かります。
例えば、北京の故宮博物院から天安門までのルートを検索すると、歩く方法や公共交通機関を使う方法を教えてくれます。観光スポット周辺のレストランやホテルも探せます。
帰国時の手続き

1. フライト前の準備
- パスポートと航空券の確認
- 中国の空港ではセキュリティが厳しいため、荷物チェックに時間がかかります。搭乗2時間前には空港へ到着がおすすめ。
- 日本帰国用の特別な書類は不要です。
2.空港での出国手続き
- チェックインカウンターでパスポートと航空券を提示し、荷物を預けます。
- 出国審査ではパスポートと出国カード(入国時に書いたカード)を提出します。
- 出国印を押され、制限エリアへ進みます。
3.日本到着後の入国手続き
- 日本到着後、検疫カウンターを通過。
- 入国審査でパスポートを提示。
- 荷物受取 → 税関申告書を提出して税関検査へ。高額品や免税範囲を超えるものは所定のゲートで申告します。
中国入国に関するよくある質問

-
中国に入国制限はある?
2025年4月現在、3ヵ月以内の滞在期間とする観光客の中国入国制限や事前のビザ申請の必要はありません。(2024年11月30日から2025年12月31日まで有効)ただし、情勢によって状況は変化するので、渡航前に最新情報を確認することをおすすめします。
-
入国審査では英語は通じますか?
多くの空港で英語は基本的に通じますが、簡単な中国語を覚えておくと安心です。
-
入国審査にかかる時間は?
時間帯やシーズンによりますが、30分〜1時間は見込んでおきましょう。中国の大型連休や春節時期は混雑します。
-
海外旅行保険は加入した方が良い?
万が一の旅先での病気や事故に備えて加入するのがおすすめです。
中国入国はしっかり準備すれば怖くない!

中国は30日以内の観光ならビザ申請の手間はなく、パスポート1つで行ける身近な国です。最後に、トラブルなく入国するための重要ポイントをもう一度整理しましょう。
- ビザ免除条件:観光・商用なら30日までOK(パスポート残存6ヶ月以上)。
- 機内の準備:入国カードは機内で記入完了させる(ボールペン必須)。
- 空港での動き:指紋採取レシートを必ず取ってから入国審査へ並ぶ。
これらさえ準備しておけば、言葉の壁があってもスムーズに入国ゲートを通過できます。
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