中国の2月の気温は寒い？上海・北京・広州・大連・深セン・杭州・南京の服装

中国の冬はどれくらい寒いのか、ご存じでしょうか？暖かい日差しの中を散策できる都市もあれば、防寒対策が必須の都市もあります。現地で戸惑うことがないように、2月の中国旅行を計画している方は、ぜひチェックしておきましょう。

この記事では、上海、北京、広州、大連、深セン、杭州、南京など、主要都市7つの2月の気温と服装を徹底比較。この記事を読めば、最適な服装がわかりますよ。

【中国の2月の気温】

※平均気温と降水量はあくまでも目安です。お出かけ前に、最新のお天気を確認してください。

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中国・上海の2月の気温や最適な服装

上海の2月は、冬の終わりを感じ始める時期ですが、まだまだ寒さが残ります。平均気温は6.5℃と東京の真冬並みです。そのため、コートやジャケットは必須。風を通しにくい素材のものを選ぶと良いでしょう。

2月は旧正月（春節）と重なることが多く、街は華やかな雰囲気に包まれます。しかし、この時期は多くの店が休業するため、観光客は比較的少ないです。落ち着いて観光したい方にはおすすめの時期と言えるでしょう。ただし、寒さ対策は万全にして、体調を崩さないように注意が必要です。

中国・上海の2月の気温

中国・北京の2月の気温や最適な服装

北京の2月は、厳しい寒さが続く冬の真っ只中です。東京ほど雪が頻繁に降るわけではなく、乾燥した晴天の日が多いのが特徴。しかし、気温は氷点下まで下がる日も珍しくなく、特に朝晩は厳しい冷え込みとなります。

2月は旧正月（春節）と重なることがあり、街は賑わいを見せます。しかし、観光地によっては休業している場所もあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

中国・北京の2月の気温

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中国・広州の2月の気温や最適な服装

広州の2月は、冬の終わりを感じ始める時期。穏やかながらも、過ごしやすい気候が続きます。最低気温が10℃を下回ることはほとんどなく、日中は20℃近くまで気温が上がる日もあります。

厚手のコートは必要ありませんが、薄手のジャケットやセーターなど、重ね着で調節できる服装がおすすめです。2月は他の月に比べるとやや降水量が多くなる傾向がありますので、折り畳み傘を持参すると安心です。

中国・広州の2月の気温

中国・大連の2月の気温や最適な服装

大連の2月は、冬の寒さが最も厳しい時期です。大陸からの冷たい風の影響を受け、気温は氷点下を下回る日が続き、厳しい寒さとなります。内陸部ほど乾燥はしておらず、沿岸部特有の湿り気を含んだ寒さです。

雪が降ることもありますが、積雪量はそれほど多くありません。日照時間は短く、曇りの日が多いのが特徴です。防寒対策は万全にしておく必要があります。

中国・大連の2月の気温

中国・深センの2月の気温や最適な服装

深センの2月は冬の終わりにあたりますが、比較的過ごしやすい穏やかな気候です。最低気温は13℃前後、最高気温は20℃前後。日中は薄手の長袖シャツやカットソーなどで快適に過ごせる日が多いでしょう。

ただし、朝晩は少し冷え込むため、薄手のジャケットやカーディガンなど、羽織るものがあると安心です。深センは降水量が少ない地域ですが、2月は他の月に比べるとやや降水量が多くなる傾向があります。

中国・深センの2月の気温

中国・杭州の2月の気温や最適な服装

杭州の2月は冬の終わりではありますが、まだまだ寒さが厳しい時期です。しかし、刺すような寒さというよりは、しっとりとした冷え込みが特徴で、これは杭州特有の湿度が高い気候によるものです。

2月は旧正月と重なり街は賑やかになりますが、お店によっては休業している場合もありますので、事前に確認しておくと安心です。

中国・杭州の2月の気温

中国・南京の2月の気温や最適な服装

南京の2月は、まだまだ寒さが厳しい時期です。湿気を帯びた寒さで、体感温度は実際の気温よりも低く感じられることが多いでしょう。

防寒対策はしっかりと行うことをお勧めします。2月は降水量が比較的少なく、乾燥した日が続く傾向にありますので、保湿対策も忘れずに。寒さ対策を万全にして、南京の歴史と文化に触れる旅を楽しんでください。

中国・南京の2月の気温

2月に中国へ行くときの注意点

1.春節（旧正月）の大混雑

この時期は中国最大の祝日で、約2週間にわたって大型連休となります。交通機関は予約が取りにくく、料金も通常の2～3倍になることも。多くの人が故郷に帰省するため、特に電車や飛行機は予約必須です。

レストランも休業するので、事前に営業状況の確認が必要です。観光地も普段の何倍もの人出になるので、できれば春節を避けた旅行をお勧めします。

2.寒さへの備え

中国の2月はまだまだ冬本番で、北部は厳しい寒さが続きます。月末になると少しずつ春の気配も感じられ、気温の変化が大きくなります。そのため、厚手のコートだけでなく、薄手の上着も必要です。暖房の効いた室内は暑いくらいなので、調節できる服装がベストです。

3.春節後の値段変動

春節が終わると、多くの店舗で春節セールが始まります。観光客向けの土産物店でも値引きが期待できますが、春節前後で価格が大きく変動することも。

ただしセール期間中は品切れも多いので、絶対に欲しいものがある場合は、春節前の購入を検討した方が確実です。

2月の中国におすすめの観光スポット

1.豫園（上海市）

春節期間中、上海の豫園は賑やかで活気のある場所となります。色とりどりのランタンが境内を彩り、伝統的な提灯や装飾で庭園全体が華やかに装飾されます。夜間のライトアップは特に美しく、中国の旧正月らしい雰囲気。

園内では春節限定の屋台が並び、上海名物の小籠包や各種点心、伝統的な春節のお菓子なども楽しめます。春節ならではの伝統芸能のパフォーマンスも見逃せません。

2.九寨溝（四川省）

2月の九寨溝は、冬ならではの神秘的な景色を見せてくれます。エメラルドグリーンの湖面と白銀の雪景色のコントラストは息をのむほどの美しさ。観光客が比較的少ないこの時期、静かに絶景を楽しむことができます。

滝は凍りついて氷の芸術となり、特に「珍珠灘瀑布」の氷瀑は圧巻です。朝もやの中で見る冬の九寨溝は、まさに仙境のよう。防寒は必要ですが、その分だけ特別な景色に出会えます。

3.香港（香港特別行政区）

2月の香港は春節の熱気に包まれながらも、過ごしやすい気候です。尖沙咀（チムサーチョイ）のハーバーフロントでは春節を祝う花火大会が開催され、ビクトリア湾の夜景と共に壮大な花火を楽しめます。

春節限定の夜市やショッピングモールのセールも見逃せません。寒すぎず暑すぎない気候で、街歩きにも最適なシーズンです。

中国旅行に関しては、こちらの記事が参考になります。

→中国旅行に必要な費用はいくら？安い時期とベストシーズンを解説
→中国旅行の準備で必要なものは？あると便利な持ち物リスト一覧

2月の中国は寒さ対策をお忘れなく

中国の2月は地域によって気温差が大きく、北部では氷点下10度以下になることもある厳しい寒さです。しかしそれだけに観光客も少なく、暖かい服装や保湿グッズなど、寒さ対策をしっかりすれば、むしろ快適に観光できますよ。

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