中国の5月の気温は？上海・北京・広州・大連・深セン・杭州・南京の服装

中国の5月の気温はどれくらいなのか、ご存じでしょうか？暖かい日差しの中を散策できる都市も多いですが、実は降水量が増えてくる季節です。現地で戸惑うことがないように、5月の中国旅行を計画している方は、ぜひチェックしておきましょう。

この記事では、上海、北京、広州、大連、深セン、杭州、南京など、主要都市7つの5月の気温と服装を徹底比較。この記事を読めば、最適な服装がわかりますよ。

【中国の5月の気温】

※平均気温と降水量はあくまでも目安です。お出かけ前に、最新のお天気を確認してください。

中国・上海の5月の気温や最適な服装

上海の5月は短い春が終わりを告げ、初夏の陽気を感じられる時期となります。日中は気温が20℃を超える日も多くなり、汗ばむほどの陽気になることも。朝晩は比較的涼しく、過ごしやすい気候です。

ただし、5月は梅雨の時期に入るため、雨の日が多くなります。一時的に強い雨が降ることが多いので、折り畳み傘などの雨具を携帯しておくと安心。また、日差しも強くなってきますので、紫外線対策も忘れずに。

中国・上海の5月の気温

中国・北京の5月の気温や最適な服装

北京の5月は春から夏へと季節が移り変わる時期で、過ごしやすい陽気の日が多くなります。日中は25℃を超える日も珍しくなく、初夏の陽気を感じられるでしょう。朝晩は15℃前後まで気温が下がるため、寒暖差には注意が必要です。

北京の5月は比較的乾燥しており、降水量も少ないのが特徴です。まれに砂嵐が発生することもあるため、気になる方はマスクなどを持参すると安心。紫外線も強くなってきますので、日焼け止めなどの対策も忘れずに行いましょう。

中国・北京の5月の気温

中国・広州の5月の気温や最適な服装

広州の5月は、本格的な夏の始まりを感じさせる季節となります。日中は30℃を超えて蒸し暑い日が続くため、通気性の良い涼しい服装が必須となります。湿度も高くなり汗をかきやすいので、着替えがあると快適に過ごせるでしょう。

服装は、半袖シャツやTシャツ、ショートパンツやスカートなど、涼しい服装が基本となります。屋内など冷房が効いている場所では、薄手のシャツを羽織ると良いでしょう。

中国・広州の5月の気温

中国・大連の5月の気温や最適な服装

大連の5月は過ごしやすい気候となり、旅行に最適な時期といえるでしょう。日中は暖かく、薄着で過ごせる日も増えてきますが、朝晩はまだ涼しく感じることがあります。5月は降水量も比較的少なく、晴天の日が多いのが特徴です。

この時期の大連は、街の緑も鮮やかになり、海沿いの景色も美しく、散策を楽しむのに最適です。星海広場や老虎灘海洋公園など、海沿いの観光スポットを訪れるのもおすすめです。紫外線対策として、帽子や日焼け止めなども忘れずに。

中国・大連の5月の気温

中国・深センの5月の気温や最適な服装

深センの5月は夏本番といった気候になり、蒸し暑い日が続きます。日中は30℃を超える日も珍しくなく、汗ばむ陽気となるでしょう。また、5月は本格的な雨季に入り、降水量が多くなりますので、雨具は必須です。

服装は、半袖シャツやTシャツ、通気性の良い素材のパンツやスカートなど、涼しい服装が基本です。屋内は冷房が効いていることが多いので、薄手の羽織ものがあると重宝します。

中国・深センの5月の気温

中国・杭州の5月の気温や最適な服装

杭州の5月は過ごしやすい気候が続くため、旅行に最適な時期といえるでしょう。日中は25℃前後まで気温が上がり、過ごしやすい陽気。しかし、5月は「第二の雨季」と呼ばれるように比較的雨が多く、湿度も高めです。

この時期の杭州は、西湖周辺の景色が特に美しく、散策やボート遊びなどを楽しむのに最適です。また、お茶の収穫時期でもあるため、龍井茶の茶畑を訪れるのもおすすめです。ただし天候が変わりやすいので、服装でうまく調節してください。

中国・杭州の5月の気温

中国・南京の5月の気温や最適な服装

南京の5月は、春の心地よい気候から初夏の陽気へと移り変わる時期です。日中は25℃を超える日も珍しくありませんが、朝晩は17℃前後まで気温が下がります。日差しも強くなってきますので、紫外線対策も忘れずに。

日中は半袖や薄手の長袖シャツで快適に過ごせますが、朝晩の冷え込みに備えて、軽く羽織れるものがあると重宝します。雨具や日焼け止め、帽子なども忘れずに準備しましょう。

中国・南京の5月の気温

5月に中国へ行くときの注意点

1.気温差への対応

5月の中国は地域によって気温差が大きく、特に朝晩と日中の温度差に注意が必要です。例えば北京では、日中は30度近くまで上がっても、朝晩は15度くらいまで下がることがあります。半袖だけでなく、薄手の長袖やカーディガンを持っていくと安心です。

内陸部と沿岸部でも気温差があるので、旅行先の天気予報をこまめにチェックし、体調を崩さないように気をつけましょう。

2.花粉とPM2.5対策

5月は北京や東北部で柳の綿毛が飛び交う時期です。これは「柳絮」（りゅうじょ）と呼ばれ、日本の桜の花びらのように空を舞います。

この季節は黄砂やPM2.5の影響を受けやすい時期でもあります。マスクは必須アイテムです。できれば防塵・防花粉機能付きのものを持参しましょう。目が敏感な人は、サングラスや目薬も用意すると良いでしょう。

3.観光地の混雑対策

5月は中国の観光ベストシーズンで、特にゴールデンウィーク（5月1日前後の労働節）は国内旅行者で大混雑します。有名な観光地は予約必須です。

万里の長城や故宮博物院などの人気スポットは、開門直後の早朝か夕方近くの訪問がおすすめです。また、この時期は気候が良いので屋外での観光が増えます。日焼け止めや帽子、折りたたみ傘があると便利です。

5月の中国におすすめの観光スポット

1.九寨溝（きゅうさいこう）

5月の九寨溝は、エメラルドグリーンの湖と新緑のコントラストが最高です。雪解け水で水量が増し、滝も迫力満点！五彩池は透明度が高く、湖底の地形がよく見える時期。朝は少し肌寒いので、上着を持参するのがおすすめです。

観光客も夏休みほど多くないので、のんびり散策できます。野生のパンダを見かけることもあるかもしれません。夜は、満天の星空を楽しめる星空観察ツアーもありますよ。

2.麗江（れいこう）

世界遺産の古都・麗江は5月が観光のベストシーズン。雨が少なく、カラッとした気候で歩きやすいです。古い町並みには色とりどりのシャクナゲが咲き誇り、ナシ族の伝統的な建物と調和して絵のような景色に。

夜市では春の山菜を使った現地料理が楽しめます。名物の雪山珈琲は、玉龍雪山の湧き水で入れる特別なコーヒーで絶品です。

3.白雲山（はくうんざん）

5月の白雲山は、ライチの収穫シーズン真っ盛り！山頂までケーブルカーで行けて、広州市街の絶景が一望できます。山には遊歩道が整備されていて、ハイキング初心者でも安心。ライチ狩りができる農園もあり、もぎたてのライチは格別の甘さ。地元の人々の太極拳や散歩を眺めながら、現地の暮らしが感じられる穴場スポットです。

中国旅行に関しては、こちらの記事が参考になります。

→中国旅行に必要な費用はいくら？安い時期とベストシーズンを解説
→中国旅行の準備で必要なものは？あると便利な持ち物リスト一覧

5月の中国は春のベストシーズン

5月の中国は、春のベストシーズンといえるでしょう。北から南まで気温が安定し、観光にぴったり。春の果物が美味しい時期で、各地で旬の味覚が楽しめます。ただし、5月1日からの労働節は国内旅行者で賑わうため、早めの予約が必須です。

航空券やホテルの予約は、中国旅行に強いTrip.comがおすすめです。期間限定のお得なフライトや信じられない価格でのホテルプライスが満載。気になる方は、下の画像をクリックしてみてください。

▼お得な海外旅行ならTrip.com▼