海外旅行でSIMカードを使うメリット・デメリット
メリット
1.荷物にならない
荷物が減るという点は海外旅行旅行で大きな利点です。SIMカードをスマートフォンに直接挿入するだけで利用できるため、ルーターなどの機器を持ち歩く必要はありません。しかも、Wi-Fiルーターのように充電する必要もなし。一度設定さえ完了すれば、旅の終わりまで快適にインターネットを楽しめます。
2.通信速度が速く快適
海外旅行国内は快適なインターネットインフラが整っているため、SIMカードを使用した場合は高速で安定したインターネット接続が期待できます。速度が安定していると、動画のストリーミングやデータのアップロード、ビデオ通話でもまったく問題ありません。旅先でインターネット環境を重視する方ほど、SIMカードをおすすめします。
3.海外ローミングより安い
海外ローミングは便利なのですが、1日あたりの料金はおよそ980円程度と高額です。しかし、海外旅行用SIMカードを利用することでコストを大幅に削減することが可能。プリペイドプランや短期間の利用に特化したプランを選ぶことで、不要な出費を抑えることができます。
デメリット
1.受け取りが必要
SIMカードは物理的なカードがあるため、日本もしくは海外旅行でSIMカードを受け取る必要があります。受け取り場所までの移動に時間がかかったり、場合によっては待ち時間が発生することも考慮しましょう。海外旅行旅行の時間に制約がある方にとっては不便と感じる点です。
2.SIMロックを解除する必要がある
多くの携帯電話は購入時に特定のキャリアにロックされています。そのため、海外旅行用SIMカードを使うときは、SIMロックを解除する必要があります。解除手続きに慣れている方は問題ありませんが、初めての方には少々煩わしいと感じるかもしれません。海外に行く頻度が低いなら、設定がかんたんなeSIMもしくはWi-Fiルーターをおすすめします。
3. SIMカードを入れ替える手間がある
海外旅行用SIMカードを使用する場合、日頃お使いの国内用SIMカードと海外旅行用SIMを入れ替えなければなりません。SIMカードは小指の先ほどしかない小さいサイズが多く、入れ替えは慎重に行うべきです。万が一、SIMカードを破損したり紛失したりすると追加料金などのリスクがあるかもしれません。
海外旅行用SIMカードの選び方3つのコツ
1. 料金は安いか
海外旅行用SIMカードを選ぶ際のひとつ目のポイントは料金です。海外旅行旅行の出費は交通費や宿泊費、食事費など多岐にわたるため、通信費にかかるコストは極力抑えたいもの。安さだけを追求すると通信速度やデータ容量、サポート体制などで問題が生じることも考えられます。提供されるサービス内容もしっかりと確認し、コストパフォーマンスの良いプランを選ぶよう心がけましょう。
2. 通信容量は充分か
海外旅行は先進的なITインフラが整っており、高速なインターネット環境が利用可能です。SIMカードを選ぶ際は、通信の容量は重要な要素となります。とくに動画のストリーミングや大量のデータをダウンロードする予定がある場合、無制限プランがおすすめ。
3.受け取りに手間がかからない
良いSIMカードを選ぶには、受け取り方法も忘れずにチェックしましょう。多いパターンとして空港でのピックアップがありますが、正直あまりおすすめしません。旅行中の時間が無駄になりますし、何らかのトラブルで遅れた場合はsimカードが受け取れない可能性があります。自宅まで郵送してくれる方法がもっとも手間がかかりません。
海外ですぐ使える、SIMカードの設定方法
設定方法
- 目的地に到着後、SIMカードをスマートフォンに挿入してください。(デュアルSIM対応端末をご利用の場合、SIMスロット1に挿入し、SIMスロット2は空にしてください)。
- [モバイルデータ]と[データローミング]をオンにした後、通信が利用できます。
- 通信開始がうまくいかない場合は、予約確認メールに記載されてたAPNを設定してください。