【2024年】韓国の国際空港一覧をピックアップ！特徴や市内へのアクセス

人の目を引き付ける施設から魅力溢れる内装まで、韓国の空港は見どころが満載です。自然の美しさなど韓国の空港は独自の魅力を持っていますので、韓国旅行の際は空港での体験もぜひ時間をかけてお楽しみください。

この記事では韓国の人気空港5選をピックアップしました。最後まで読むと、見どころや特徴がよくわかりますよ。

韓国の空港｜仁川（インチョン）国際空港

特徴

仁川国際空港は2001年に開港し、韓国ならびに東南アジア最大級の空港です。成田はもちろん、上海や北京などの主要アジア空港と繋がる重要な空港のひとつ。2023年の利用客数は5,600万人以上で、世界の主要都市へのフライトが毎日運航されています。

2023年5月にはワールドエアポートアワードで「世界でもっとも素晴らしい空港」4位にランクイン。サービスや利便性に定評がある、韓国を代表する空港です。

見どころ

仁川国際空港は広大な敷地に2つのターミナルがあり、各ターミナルは独自の特徴を有しています。とくに日本人観光客に人気なのが免税店。新羅免税店や新世界免税店、現代百貨店免税店が入っており、Louis VuittonやGUCCIなどハイブランドが一通り揃っています。

2つのターミナル合わせて200を超える飲食店があり、お手軽なフードコートから韓国料理やアジア料理まで揃っているため、食事も困りません。ターミナル1には「Spa On Air」という韓国伝統のチムジルバンがありますので、早朝・深夜便でも時間を無駄にせず過ごせます。

第1旅客ターミナル1階

引用：仁川国際空港

第2旅客ターミナル1階

引用：仁川国際空港

日本からの直行便

成田国際空港から仁川国際空港行きのフライトはJALやANA、ZIPAIR、大韓航空、アシアナ航空、ティーウェイ航空、エアソウル、チェジュ航空、イースター航空、ジンエアーなど計10社以上が就航しています。フライト時間も短く、小さなお子様連れでも問題ないでしょう。

フライト時間

市内へのアクセス

仁川国際空港からソウル市内へは、アクセス方法も豊富です。リムジンバスやタクシーがありますが、もっともおすすめは仁川国際空港からソウル駅まで最短43分で到着する高速鉄道A'REX(エーレックス）です。料金は9,500ウォンで直行で約43分。座席指定ができるほか、車内設備も充実。車内で快適なWi-Fiがサクサク使えますので、非常に便利です。

なお、ソウル市内へのチケットをお求めなら、Trip.comがおすすめです。韓国鉄道公社の唯一の海外代理店として認められているほど、信頼性は抜群。eチケットに対応しているため、現地の窓口に並ぶ必要は一切ありません。ぜひ、以下のボタンからお買い求めください！

韓国の空港｜金浦（キンポ）国際空港

特徴

金浦国際空港は韓国ソウルの西に位置し、1939年に開港しました。おもにアジア諸国への短・中距離国際線と国内線が運行されており、利用客数は年間数百万人に上ります。仁川国際空港の開港後もその便利な立地とスムーズなサービスにより、国内線や近隣アジア国への移動において重要な役割を果たしています。

見どころ

国際線と国内線の2つのターミナルに分かれております。国際線にはレストランやカフェ・ラウンジなどが充実しているほか、3階には新羅免税店やロッテ免税店、韓国最大級の複合型ロッテモールが隣接しています。

いっぽうの国内線は、済州島や釜山、蔚山など国内路線を中心に就航しています。国内線と国際線は無料シャトルバスで移動可能。国際ターミナル1階の外にあるバス停から、国内線ターミナル行きのシャトルバスに乗車してください。

国際線線1階フロアガイド

引用：金浦国際空港

国内線1階フロアガイド

引用：金浦国際空港

日本からの直行便

東京・羽田空港から金浦国際空港行きのフライトはJALやANA、ZIPAIR、大韓航空、アシアナ航空など計5社以上が就航しています。規模は仁川国際空港より小さいですが、ソウル市内へのアクセスが非常に便利です。

市内へのアクセス

金浦国際空港は明洞市内へのアクセスが非常に便利です。地下鉄を利用する方法はもっとも簡単で、金浦空港から空港鉄道に乗ってソウル駅で地下鉄4号線に乗り換えるだけ。乗換を含めて35分、約1,450ウォンで移動できます。明洞まで直通で行きたい方はリムジンバスでもいいでしょう。南大門市場やソウル駅、イビスアンバサダーソウル明洞まで乗り換えなしで行けます。

韓国の空港｜金海（キメ）国際空港

特徴

金海国際空港は、韓国釜山に位置し、1976年に開港しました。おもに国内線を扱うこの空港は、釜山と韓国の他地域とを結ぶ重要なハブとして機能しています。中国や日本、東南アジアなど近隣諸国への国際線も運航しており、2019年の旅客数は1693万人を超えました。釜山地方に行くならお世話にある空港といえます。

見どころ

ガラス張りの外観が特徴の国際線ターミナルは、自然光を取り入れて開放感に満ちています。広大な敷地には2つのターミナルがあり、それぞれ国際線と国内線ターミナルにわかれています。日本から到着したら、まずは1階で入国審査を受けます。国内線ターミナルは隣接しているので徒歩で移動可能ですが、無料のシャトルバスもあります。

日本からの直行便

東京から釜山行きの航空会社は日本航空（JAL）、大韓航空、上海航空、 ハーン・エア、中国東方航空など10社以上が就航しています。一般的に釜山のベストシーズンである春（3月～5月）や秋（9月～11月）、年末年始や夏休みシーズンは料金が高騰する傾向にあります。

市内へのアクセス

金海国際空港は釜山市内に非常に近く、もっとも一般的な移動方法は金海軽電鉄です。2両編成の金海軽電鉄は無人運転で運賃は1区画1,400ウォン～です。荷物が多かったり大人数での移動の場合はタクシーでもいいでしょう。南浦洞への所要時間は約60分、料金は約20,000ウォン前後が目安です。

韓国の空港｜済州（チェジュ）国際空港

特徴

済州国際空港は済州島に位置し、1968年に開港しました。2019年の旅客数は3,131万人を超え、当時の空港では国内2位を誇るほどの人気空港です。おもに国内線がメインで、ソウルとの間の便が頻繁に運航されています。

済州は「韓国のハワイ」と呼ばれるほど韓国の人に人気の観光地として知られ、中国や台湾といったアジア圏外の観光客にも人気の旅行先です。

見どころ

済州国際空港のターミナルは、モダンで効率的なデザインが特徴です。4階建てのスタイリッシュな内装でターミナルは1つのみ、初めてでも迷うことなく過ごせるでしょう。1階は到着エリア、2階は出発エリアとなっており、タクシーや送迎リムジンで空港に行く際は2階の出発エリアが便利です。

日本からの直行便

東京から済州行きの航空会社は日本航空や全日空、大韓航空、上海航空、ハーン・エア、吉祥航空など10社以上が就航しています。2024年2月現在、日本から済州までの直行便はありません。仁川国際空港や香港国際空港を経由するルートがありますので、ご希望の時間や予算に合わせて選択してみてください。

市内へのアクセス

繁華街である新チェジュの中心地までは車で15分程度なので、タクシーもしくは公共バスがおすすめです。チェジュ市内エリアまでは約30分で15,000ウォン前後が目安となるでしょう。リーズナブルに市内まで行きたい方は、市内を巡回している公共バスが最適です。停留所や距離に関係なく、1回の乗車につき1,200ウォンで乗車できます。

韓国の空港｜大邱（テグ）国際空港

特徴

大邱国際空港は韓国の大邱広域市に位置しており、1961年に開港しました。国内線と限られた国際線を扱うこの空港は、2019年の年間利用客数は460万人に達しました。空港の規模は比較的小さく、初めての訪問でも迅速なチェックインと搭乗手続きができます。2023年に国内線と国際線にターミナルがわかれ、規模が拡大しています。

見どころ

大邱国際空港のターミナルは、コンパクトで使いやすい設計が特徴です。空港内には、ショッピングと飲食店が揃っており、旅行者にとって便利な施設が整っています。また、大邱の文化や伝統を紹介する展示もあり、空港を訪れる旅行者に地域の魅力を伝える役割を果たしています。

日本からの直行便

東京から大邱行きの航空会社は日本航空や全日空、大韓航空、上海航空、 ハーン・エア、中国東方航空など10社以上が就航しています。ただし、本数が少ないので時間や日程が合わない場合、経由便を検討してください。

市内へのアクセス

大邱市内にも地下鉄はありますが、空港の最寄駅まで約1.5㎞も離れているため、おすすめできません。大邱国際空港から大邱市内各地への移動はタクシーが便利です。大邱中心部の東城路まで所要時間約30分、料金は約10,000ウォンを目安としてください。

韓国の空港｜運休中

襄陽（ヤンヤン）国際空港

襄陽国際空港は韓国南部の襄陽市に位置していました。おもに国内線を扱っていましたが、近隣の釜山や大邱といった都市の空港との競合や利用者数の減少により、運営が困難になりました。その結果2007年に運休となり、以降は利用されていません。襄陽空港は他の用途に転用されるか、完全に閉鎖されるかについては現在も未定です。

務安（ムアン）国際空港

務安国際空港は、かつて韓国の忠清南道務安郡に位置していました。おもに国内線および一部の国際チャーター便を運航していましたが、経済的な理由と周辺地域の他の空港との競合により、2004年に運休となりました。この空港の将来についての具体的な計画は現在も確立されていません。

韓国の空港に到着する前に用意しておくべきもの

1.韓国用eSIM

韓国での通信手段なら、今の時代はeSIMが主流です。eSIMなら面倒なSIMの抜き差しがなく、事前にスマートフォンに設定するだけで韓国到着後すぐにインターネット接続が可能。これにより、地図の利用やSNSの更新がスムーズに行えます。eSIMをお使いになる際は、ご自身のデバイスがeSIMに対応しているかどうか事前に確認してください。

2.T-moneyカード

韓国での公共交通機関の利用なら「T-moneyカード」が非常に便利です。このカードは地下鉄やバスの利用料金の支払いに使用でき、現金よりも簡単かつ迅速に乗車できます。日本ていうSuicaと同じ役割だと思えばいいでしょう。T-moneyカードを事前に購入しておくと、到着後すぐに公共交通機関を利用できてスムーズです。

3.国際的に使えるクレジットカード

韓国でのショッピングや食事、宿泊施設の支払いには国際的に使えるクレジットカードが便利です。とくに大都市や観光地では、ほとんどの店舗でクレジットカードが広く受け入れられています。海外利用手数料が低いカードや海外旅行保険が付帯しているカードを選ぶと、安心して利用できます。

韓国の空港でおすすめのお土産3選

1.地球グミ

引用：https://www.amazon.co.jp

韓国からの特別なお土産なら、世界中で愛されているフルーツグミ「地球グミ」をおすすめします。まるで地球をかたどったこのプラネットグミは、見た目もキュートで食べるのがもったいないほど。味はラズベリーのフレーバーと甘酸っぱいストロベリーのフィリングが絶妙にマッチしています。

外側はマシュマロのような柔らかな食感で、中にはマグマを思わせるストロベリー味のフィリングが満ちています。食べると舌が一時的に青くなる楽しいサプライズもあります。友達にも自分にも、楽しい思い出になること間違いなしの韓国のお土産です。

2.YOGURT GUMMY

引用：https://www.amazon.co.jp

韓国旅行のお土産としてSNSで話題なのが「LOTTEのYOGURT GUMMY ヨーグルトゼリー」です。誰もが知っているヤクルトを模したキュートなパッケージで、中毒性のある美味しい味わいに多くの人が魅了されています。近年では日本でも似たような商品を購入できますが、韓国語が記されたパッケージは韓国お土産らしくてよろこばれるでしょう。

空港で簡単に手に入れることができるので、お土産選びにも便利。パッケージも魅力的で、思わず手に取りたくなるようなデザインです。

3.韓国の伝統菓子・薬菓（ヤックァ）

引用：https://www.amazon.co.jp

薬菓(약과、ヤックァ)とは、小麦粉にごま油や蜂蜜、 酒、塩、砂糖、ショウガ、シナモン、南瓜などを混ぜ合わせて揚げた韓国の伝統的なお菓子です。表面に蜂蜜を塗ってあるので、ほんのりとした甘みがお茶うけにぴったり。

薬菓はカフェやスイーツショップでも人気を集めていて、ドリンクやデザートのトッピングとして人気上昇中。お友達やご家族へのお土産として最適で、韓国独特の味わいと風情を楽しんでいただけます。

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韓国の空港は見どころがいっぱい！

韓国の空港はただの移動の場所ではありません。先進的な施設や画期的なサービスなど、それぞれが独自の特色を備えています。韓国の空港を訪れる際は、空港を楽しむことを旅の醍醐味として組み込んでみてください。

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