名古屋発出雲行きの格安航空券が13,175円〜

航空券の相場

名古屋から出雲（島根）までの往復航空運賃の相場は33,060円です。年末年始前後、新年度開始をはさんだ3月下旬から4月上旬、ゴールデンウィーク、8月の旧盆前後は価格が上昇する傾向にあります。逆に利用者が減少する年末年始後の1月中旬～2月、新年度がスタートした4月上旬～ゴールデンウィーク前、秋のシルバーウィーク後の10月から年末までは価格が下がる傾向にあります。

この路線はフジドリームエアラインズが日本航空とのコードシェア便を運航しています。フジドリームエアラインズ、日本航空とも残席数に応じて価格が決まる早期割引運賃制度があり、閑散期なら搭乗日の45日前までに購入できるフジドリームエアラインズの｢45割｣で片道10,500円程度、搭乗日の75日前までに購入できる日本航空の「ウルトラ先得」は片道13,300円程度です。

名古屋から出雲 （島根）間の航空券・新幹線・バスとの料金を比較

• 飛行機（小牧発）：料金は13,800円、所要時間は1時間ほど
• 新幹線（名古屋⇒岡山駅⇒出雲市駅）：名古屋駅から岡山駅まで新幹線のぞみに乗り、岡山駅で特急やくもに乗り換え。所要時間は乗り換えを含み5時間程度、自由席14,800円
• 高速バス（名古屋駅‐出雲市駅）：料金は8,500円～、所要時間は9時間ほど

※航空券料金は弊社のデータにより算出したものです。

※新幹線、高速バスは直行の片道料金で算出しています。

名古屋から出雲 （島根）まで運航している航空会社＆LCC

小牧空港‐出雲空港間運航している航空会社＆LCC

小牧空港‐出雲空港間を運航しているのは地域航空会社のフジドリームエアラインズ1社で、日本航空（JAL）とのコードシェアで1日2便を運航しています。フジドリームエアラインズにはマイレージ制度がなく、アライアンスにも加盟していませんが、コードシェアを行っている日本航空便として予約を行えば、日本航空（JAL）のマイルや日本航空（JAL）が加盟しているワンワールド各社のマイルを貯めることができます。

使用機材はエンブラエル170で、総座席数は76席、USB電源や機内Wi-Fiはありません。座席はすべてソフトレザーシートでこの大きさの機体としてはゆったりした造りになっています。ソフトドリンクやチョコレート菓子、パンなどが無料で提供されています。

小牧空港の出発ターミナルは1ヶ所に集まっており、出雲便もここから出発します。

名古屋から出雲 （島根）までの一番人気路線

小牧空港から7時45分発、8時45分着のフジドリームエアラインズFDA411便が一番人気です。価格も手頃で観光客を中心に利用されています。

名古屋から出雲 （島根）までの一番安い路線

小牧空港から16時50分発、17時50分着のフジドリームエアラインズFDA417便は片道10,800円～と一番安い傾向にあります。

名古屋から出雲 （島根）までの一番早い便

小牧空港から7時45分発、8時45分着のフジドリームエアラインズFDA411便（日本航空JL4431便）が始発便となります。

名古屋から出雲 （島根）までの一番遅い便

小牧空港から16時50分発、17時50分着のフジドリームエアラインズFDA417便（日本航空JL4437便）が最終便となります。

※これらのデータは弊社のデータにより算出したものです。航空会社によってはスケジュールが変更される可能性があります。

名古屋‐出雲 （島根）の空港情報

小牧空港（NKM）

小牧空港（県営名古屋空港）は、名古屋駅前からバスで20分程度の距離にある非常に利便性の高い空港です。かつては国内線と国際線の両方が運航していましたが、2005年に中部国際空港が開港したのに伴い国際線の運航は終了し、現在は地域航空会社のフジドリームエアラインズ（FDA）が国内線9路線（福岡、熊本、北九州、いわて花巻、山形、青森、新潟、高知、出雲）を運航しています。

空港ターミナルビルは地上3階で、1階にチェックインカウンター、出発ロビー、到着ロビーが集められており、搭乗口も1階にあります。ビル3階には展望ロビー、展望デッキと貸し会議室があります。空港全体がコンパクトな造りで、出発、到着とも1階のワンフロアで手続きが終了します。ターミナルビル内1階の出発ロビー、到着ロビー、搭乗待合室ではインターネット接続ができる無料Wi-Fiを使えます。

また、かつての国際線ターミナルはショッピングセンター「エアポートウォーク名古屋」に改装され、各種売店とレストランはこちらにあります。またエアポートウォーク名古屋に隣接して航空博物館「あいち航空ミュージアム」が新たに建設されて観光スポットになっています。

出雲空港（IZO）

島根県出雲市にある出雲空港は島根県の県庁所在地である松江市の中心から約15km西にある空港で、松江市と東京や大阪、名古屋の大都市圏をつなぐ空の玄関口として重要な役割を果たしています。縁結びの神として全国的に有名な「出雲大社」からは車で約35分とほど近く、空港の愛称も「出雲縁結び空港」です。

開港は1966年（昭和41年）で、名古屋便は1997年（平成9年）に開設され、当時は1日1往復が運航されていました。現在出雲空港便の運航がある航空会社は日本航空、離島線を主に運航する日本航空系列の日本エアコミューター、フジドリームエアラインズの3社で、季節便も合わせると国内線9路線の定期運航があります。ユネスコ世界ジオパークに認定されている島根県・隠岐諸島へ向かう便のハブ空港でもあり、2018年の年間旅客数は約100万人を数える規模に成長しています。

1993年（平成5年）に完成した現在のターミナルビルは地上3階建てで、1階にチェックインカウンターと到着ロビーがあり、2階に出発ロビー、3階に送迎デッキがあります。出発・到着ロビーは航空会社3社とも共通です。ターミナルビル内の主要エリアではWi-Fiを利用した無料インターネット接続が利用できます。空港内には「縁結び」を象徴するハートや出雲に関連したオブジェなどが置かれています。ターミナル3階の送迎デッキからは日本百景にも選ばれている宍道湖や松江市街を見渡すことができます。

空港⇔市内中心部のアクセス案内

市内中心部⇒小牧空港（NKM）

小牧空港は名古屋市中心部から近く、アクセス至便の利用しやすい空港です。JR名古屋駅からは路線バスの運行があります。名古屋駅から向かう場合、小牧空港行きのバスは名鉄百貨店メンズ館4階にある「名鉄バスセンター」23番乗り場から出発します。空港直行便は朝の6時台から夜の22時台1時間に2本程度の運行があり、所要時間は20分ほどで料金は700円です。

タクシーを利用する場合は、名古屋駅から小牧空港まで距離は13.4kmほどで約38分かかり、運賃は約5,490円です。

空港駐車場は普通自動車の収容台数が1,350台です。営業時間は6時から22時までとなっており、混雑状況は空港の公式Webページで確認できます。

出雲空港（IZO）⇒市内中心部

出雲空港から出雲市内や松江市内に向かうには空港連絡バスの利用が便利です。出雲空港からJR松江駅まで約24.7kmあり所要時間は約35分、運賃は1,050円です。乗車券は出雲空港到着ロビーにある券売機で購入するか、乗車後に現金で支払います。バス乗り場は到着ロビーの券売機がある場所から外へ出てすぐの場所にあります。空港バスは松江駅のほか、出雲市駅、出雲大社、玉造温泉行きが運行しています。

出雲空港から最も近い駅はJR山陰本線の荘原駅ですが、空港から車で10分ほどとやや離れていますので、JRに乗り継ぎたい場合は、空港バスで松江駅か出雲市駅まで行きJRに乗り換える方法がおすすめです。

タクシーを利用する場合、出雲空港からJR松江駅までの所要時間は約32分、運賃は約8,750円です。出雲市駅までは約25分、料金は6,140円程度です。出雲空港の1F到着ロビーを出てすぐにタクシー乗り場があります。

到着ロビーには各社のレンタカー受付カウンターもあります。出雲大社まで車で所要時間約35分、玉造温泉まで約30分です。

出雲 （島根）の観光情報

出雲 （島根）の観光スポット

出雲空港がある島根県出雲市は、縁結びの神様として有名な「出雲大社」があり、代表的な観光スポットになっています。出雲大社の正式な読みは「いづもおおやしろ｣で、創建については日本最古の歴史書とされる「古事記」に記されているほどの古社です。だいこく様としておなじみの「大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）」がまつられた本殿は神社建築の2大源流の一つ「大社造」で建てられており、1952年（昭和27年）に国宝に指定されています。約18万㎡（5万6000坪）ある境内には本殿を始め、幅約13m、重さ5.2tに及ぶ大注連縄（大しめ縄）が据えられた神楽殿など見所もたくさんあります。

出雲の歴史を満喫したいのであれば、神話の舞台となった「稲佐の浜（いなさのはま）」もぜひ訪れてみたい場所です。稲佐の浜は出雲大社の西方1kmに広がる海岸で、神話では大国主大神が天照大神の使者として訪れた武甕槌神（たけみかづちのかみ）と「国譲りの交渉」をした場所であると伝えられています。また、旧暦10月10日に全国から八百万の神々が集まる場所もこの稲佐の浜であると言われています。出雲大社からは車で約3分、徒歩でも15分ほどでアクセスできます。白砂と松が生える美しい風景は日本の渚百選にも選ばれています。

その他にも出雲には多くの名所旧跡がありますが、島根半島の西端にある日御碕神社（ひのみさきじんじゃ）も注目のスポットです。日御碕神社は下の宮「日シズミノ宮（ひしずみのみや）」と上の宮「神の宮」の上下2社からなり、両本社を合わせて「日御碕神社」と呼ばれています。神の宮には素盞嗚尊（スサノオノミコト）がまつられ、日シズミノ宮には天照大御神（アマテラスオオミカミ）がまつられており、昼を守る伊勢神宮に対して夜を守る役割を担っていると言い伝えられています。社殿は鮮やかな朱色で、2社とも拝殿と本殿が続く権現造りです。2社の全てと境内の石造建造物は国の重要文化財に指定されています。また本殿の内壁や天井には狩野派などによる絵や、見事な彫刻が施されています。

出雲 （島根）のグルメ

数ある出雲グルメのうち、最も有名なものの一つが｢出雲そば｣です。殻がついたままのそばの実をそのまま挽いてつくることから、香り高く風味が良いのが特徴です。

出雲そばの食べ方は、三段に重ねられた赤い漆器に盛られた｢割子そば｣や、｢釜揚げそば｣が有名です。出雲大社周辺をはじめ、出雲市内には出雲そばの名店がいくつもあります。また出雲大社周辺では「出雲ぜんざい」も見逃せません。全国から八百万の神が集まる旧暦10月の｢神在月｣に行われる｢神在祭｣でふるまわれた「神在餅（じんざいもち）」が変化して「ぜんざい」になったと言われます。出雲大社の周辺には、出雲ぜんざいの人気店が点在しているので、出雲大社に参拝して広い境内を散策した帰りに甘味で疲れを癒やすのもよいでしょう。

「幻の黒毛和牛」とも言われる隠岐牛も要チェックです。島根県の北方にある離島の隠岐諸島で育った黒毛和牛から厳選された牛だけが｢隠岐牛｣となります。年間で120頭程度しか出荷されず、それだけ希少性の高い幻の味覚となっています。

島根県西部の山間部で食べられている郷土料理「うずめ飯」も要チェックです。人参やシイタケ、かまぼこ、高野豆腐などを細かく切って醤油で煮たものを敷き詰めた上にご飯を盛り、ご飯の上にわさびや刻み海苔を乗せ、出汁をかけて食べる料理です。豪華な食材をご飯に「うずめて」食べるのが名前の由来とされています。使われる具材は地域によってバリエーションがあり、島根県西部の浜田市、益田市、津和野町などではうずめ飯が楽しめる店もあります。石見銀山など島根県西部に足を伸ばす機会があればぜひチェックしてみてください。

※上記情報は予告なく変更されることがありますのでご注意ください。

また、重要な事項につきましては必ず事前に関係機関にてご確認するようお願い申し上げます。