2021 韓国の祝日・休日カレンダー
元日:1月1日
旧正月(ソルナル):2月11日~13日
三一節:3月1日
労働者の日:5月1日(民間企業の社員のみ)
子どもの日:5月5日
釈迦誕生日:5月19日
顕忠日:6月6日
光復節:8月15日
秋夕(チュソク):9月20日~22日
開天節(建国記念日):10月3日
ハングルの日:10月9日
クリスマス:12月25日

韓国の祝日・休みの紹介
元日
シンジョン-新正月。西暦の1月1日。1949年に公休日として制定された。韓国では新正月よりも旧正月が重要な日とされているため、年末年始ではこの日のみが公休日となる。韓国では日本と同様、この日に年賀状を送ったり、初日の出を見に行く習慣がある。また鍾路(チョンノ)の「普信閣(ポシンガッ)」では除夜の鐘付きイベントが行なわれる。
旧正月(ソルナル)
ソルナル(ソルラル)。陰暦の1月1日に、1年のはじまりを祝う韓国の名節(伝統的な祝日)で、韓国では、西暦の1月1日よりも旧正月を大きな行事として祝う。旧正月の当日と前後1日ずつの3日間が休みとなり、多くの人が帰省する。親族や近所の人同士での挨拶や、茶礼(チャレ)と呼ばれる祭事などの伝統行事が行われる。
三一節
サミルジョル。1919年3月1日に日本の植民地支配に抵抗して市民たちが始めた独立運動(三・一独立運動)を記念する日。1949年に国の祝日「国慶日(クッキョンイル)」として制定された。毎年この日には三・一独立運動で殉死した人々を追悼する記念行事や、独立を祝う記念行事が行なわれる。韓国の学校の新学期は3月から始まる。
労働者の日
メーデー。労働節とも呼ぶ。もとは1958年の大韓労総創立日である3月10日が労働節だったが、1963年4月17日に勤労者の日と名前を変え、1973年3月30日に記念日として制定・公布され、1994年から5月1日に移動された。公休日ではないが、韓国の企業は休業になることが多く、勤労者は法的に祝日扱いとなる。公務員は休日の適用を受けないため、役所、学校、郵便局などの公的機関は通常通り業務が行われる。
子どもの日
オリニ・ナル。まっすぐ元気な子に育つようにと願いを込めて制定された祝日。「端午の節句」を由来とする日本のこどもの日とは異なり、韓国のこどもの日は東学にもとづくもので、子供を「大人よりも先駆けた人」と考えて尊重する「オリニ思想」に由来するとされている。この日は各地で子どもや家族向けのイベントが開催される。
釈迦誕生日
ソッカタンシニル。旧暦4月8日の釈迦誕生日。釈迦の誕生を祝う日で、「仏様がいらっしゃった日」とも呼ばれる公休日として、1975年1月の大統領令で制定された。全国の寺院ではこの日を記念する様々な行事が催され、華やかな色とりどりのランタンが吊るされた独特な光景が街のあちこちで見られる。ソウルでは「燃灯祝祭」が開かれる。
顕忠日
ヒョンチュンイル。国家のために命をささげた人々を追慕する日。もともとは1956年に朝鮮戦争の戦死者を追悼する目的で「顕忠記念日」として制定されたが、1965年に独立運動犠牲者の追悼も加わった。その後「顕忠日」に改称されたのち、1970年に公休日となった。毎年この日には国立ソウル顕忠院あるいは、国立大田顕忠院で追悼行事が開催される。
光復節
クァンボクチョル。1945年8月15日の日本統治からの解放と、1948年8月15日の大韓民国政府の樹立を記念する日として、1949年に国の祝日国慶日(クッキョンイル)として制定された。当日は大統領が参席する慶祝式典が開かれる。また国自治体をはじめ、独立記念館など多くの博物館、歴史資料館などで特別な行事や展示が開催される。
秋夕(チュソク)
チュソク。旧暦8月15日。ソルナル(旧正月)と並ぶ韓国の代表的な名節(伝統的な祝日)で、収穫感謝祭とも呼ばれ、穀物や果物など、様々な作物の豊かな収穫を感謝する日でもある。秋夕当日と前後1日ずつの3日間が休みになる。旧正月と同様、家族や親戚一同が集まり、茶礼(チャレ)と呼ばれる祭祀を行ったり、墓参りしたりする。
開天節(建国記念日)
ケチョンジョル。韓民族最初の国家である古朝鮮の建国を記念する国慶日(クッキョンイル)。伝説上の朝鮮民族の始祖「檀君神話」にもとづいた祝日で、「檀君が天を開いて国を建てた」という意味がこめられている。毎年この日にはソウルの「景福宮(キョンボックン)」近くにある「社稷(サジッ)公園」で大祭典が執り行われるほか、韓国各地で開天節の記念行事が開催される。
ハングルの日
朝鮮半島の固有文字として、1443年に世宗(セジョン)大王により創られたハングル。その世宗大王の功績を称え、ハングルの普及と研究を奨励する日として定められた国慶日(クッキョンイル)。一時は公休日から外されていたが、2013年に23年ぶりに休日となった。龍山(ヨンサン)にある「国立ハングル博物館」をはじめ、作文大会などハングルをテーマにしたイベントが全国で開催される。
クリスマス
キドッタンシンイル。イエス・キリストの誕生を祝う記念日。キリスト教徒が多い韓国では公休日として定められており、キリスト教徒たちは聖堂のミサや教会の礼拝に参加したり、募金活動などを行ったりする。クリスマスシーズンには全国各地でイルミネーションやクリスマスツリーが見られ、華やかな雰囲気が年末年始まで続く。
韓国の入国について
2020年4月13日より、2020年4月5日以前に発給された全ての短期滞在ビザの効力は無効になっています。但し長期滞在ビザならびに短期就業ビザはこの措置の対象外です。韓国人に渡航制限を課している国は、ビザなし・ビザ免除制度が停止されています。このポリシーは、外交・公用パスポート保持者、海外より韓国へ到着する航空便・船舶の乗組員、APECビジネストラベルカード保持者には適用されません。ビザ申請者は、ビザ申請の48時間前までに発行された健康診断書を提示し、且つ検疫を受けるための同意書に署名する必要があります。
2020年4月1日より、韓国に入国するすべての人に14日間の自己隔離が義務付けられています。韓国人ならびに外国人は居住地の住所を当局に登録しなければなりません。自己隔離に適した場所を持たない外国人は、自費により指定施設において隔離されます。
2020年2月4日より、過去14日間に中国湖北省の訪問履歴がある外国人、および韓国のビザを持たずに中国から渡航する外国人は、韓国への入国が禁止されています。
<2020年2月4日より済州島への観光客のビザ免除が一時的に停止されています。
2020年6月1日より、出国後に韓国への再入国を求める登録外国人は、移民法第30条に従って再入国許可を得なければならず、再入国許可なしに韓国を出国する場合、外国人登録は失効します。ただし、外交官(A-1)、政府職員(A-2、A-3)、または在外韓国人(F-4)のステータスの者は、再入国許可を申請する必要はなく、以前同様に韓国への再入国が許可されます。
2020年6月1日より、出国後に韓国への再入国を求める登録外国人(外交官(A-1)、政府職員(A-2、A-3)、および在外韓国人(F-4)のステータスを除く)は、韓国への出発日の48時間前までにCOVID-19に関する健康診断を受け、結果を詳述した医療証明書(診断書)を携帯し、韓国に再入国する際に提示しなければなりません。
8月17日より、入国にあたって隔離命令などの検疫措置に違反したり、虚偽の遺伝子検査(RT-PCR)証明を提出したりした外国人は、検疫室入室料、医療費、食事代の全額支払いを求められます。
<日本からの入国後の行動制限>
全ての入国者に対し、健康状態質問書及び特別検疫申告書の作成、入国場検疫での発熱チェック、韓国国内滞在住所及び連絡先(携帯電話)の提出並びに自己診断アプリのインストール等を求める。全ての入国者に対し、入国後3日以内のPCR検査の受検及び原則14日間の自宅又は施設での隔離を義務付ける。
改正感染症予防法に基づき、11月13日から新型コロナウイルス感染症防止のためのマスク着用命令の違反者に10万ウォン(約9,200円)の罰金を科す。