山河の四季と共にあるがままの吾に環る茅葺の古宿　湯滝の宿西屋(Nishiya)

コロナ明け、初の旅行は米沢白布温泉。今回は西屋さんに宿泊。 目的の秘湯は良し。源泉はやや熱め。食事も楽しめる良いお宿でした。

山形県にある秘湯を守る会の旅館で口コミ評価の高かったこの旅館を選びました。7月の土曜日に一泊しました。旅館へは車で向かいました。米沢市街からの道路は整備されていて広いので車の運転も安心。帰りは西吾妻スカイバレーで磐梯山に抜けましたが、こちらも道幅が十分なので危ない感じはないです。冬季は閉鎖なので国道121号経由で南下することになります。駐車場は道を挟んだ反対側にありますが、駐車場の案内標識がないので、隣の旅館に入りそうになりました。旅館の近くには酒屋さんや蕎麦屋さんがあります。 部屋は一階の紅花。通り側の部屋で窓から庭や近くの山が見えます。当日はあいにくの大雨でしたが、雨音が心地よく逆に風情があってよかったです。ただ、窓の立て付けが悪く窓を開けるのはちょっと苦労しました。虫も入ってくるので閉じたままの方がよいのでしょう。 土間があり囲炉裏があってとても趣のある建屋です。バストイレは別ですが、洗面台が近くにあり、洗面台から温泉が流れっぱなしになっています。トイレは一部和式なのは残念ですが、きれいに清掃されていました。 お風呂は家族風呂と湯滝風呂のふたつ。家族風呂は源泉の温度が高くて、水で温度調節するのが大変ですが、湯船も大きくゆったり入れます。湯滝風呂は、湯船と滝3つで、シャワーもカランもありませんが、備え付けのシャンプーなどで体は洗えます。 晩ご飯は食事会場でいただきました。テーブル席で足腰に弱点がある方々にも安心。メニューはすき焼き鍋を選びました。お肉がやわらかくてとてもおいしかったです。ご飯や漬物を自分でよそるスタイルは、頻度は高くないもののよく見ますが、ここは一部の飲み物は有料ですが、多くのドリンクが無料で提供されていました。これはとてもありがたいサービスで好感が持てました。 旅館は屋内、屋外ともに禁煙なのはありがたいですが、その分、道路でたばこを吸う方が多くみられ、この取り組みが果たして本当によいのかどうか疑問が残ります。 とはいえ、比較的お値打ちな料金で泊まれて、おいしい晩ご飯が食べられて、温泉を満喫できるのはとてもありがたいです。次回機会があったら利用したい旅館です。

コロナ解禁になって福島県と長野県旅行で白布温泉西屋決定。(湯がいいことで) プランはじゃぶじゃぶ懐石で泊りました。大浴場入ってみると、洗い場はあるもののシャワーはなく打たせで髪を洗うか、湯船の湯をかけるしか無いのにびっくり。(足元も滑りやすく、段差もあり、慣れるまでにちょっと時間がかかりました。(特に年配の方は滑らないよう注意が必要です。)家族風呂もありますが浸かるだけ。 部屋はトイレ、洗面がなく共同です。食事時間は、夕：18:30～、朝：7:30～と決まっている。しゃぶしゃぶ懐石でしたが、お肉も美味しかった。セルフコーナーでフード(無料)やドリンクは無料と有料がありました。東北の地酒、樽平と初孫があり美味しくいただきました。朝食の量もちょうどで美味しかったです(納豆が美味しかった。大阪にもほしい！！)。部屋は普通ですが、お料理は良かったです。ゆっくりくつろげました。お世話になりました。

立ち寄り湯でおじゃましました。湯滝風呂は高い吹き抜けの若干狭さと昔を感じる風情ある湯殿です。浴槽は小ぶりな御影石の浴槽で熱めのいい湯でした。短時間の入浴でスッキリし汗ダクになりました。三本の湯滝は高い位置からドバドバと多量に温泉が流れ落ち打たせ湯がとても気持ちイイです。泉質はカルシウム-硫酸塩温泉で源泉かけ流しの良温泉でした。昔を感じる茅葺屋根が立派です。

１０月末に９５歳の母と家族三人で１泊しました。帰る日の朝風呂が余りにぬるくて出られない程だったので、帳場の中年男性に苦情を言ったら、両手を前に押し出して『わかっています』と言う態度で全く謝罪がありません。支払いで帰る際も、同じ男性なのに、自分からは謝罪しません。腹が立ち、家に帰ってから苦情の手紙を女将に出しましたが半月経過しても全く何の返事もありません。宿の不始末に対しては、謝罪がサービス業として当然と思います。これだけ頑固に謝罪しないのは、気位の高い米沢人の気性ですか。他県の私は驚き呆れました。上杉神社を見て養子だった上杉鷹山公も米沢では苦労なさったと思いました。