場所、施設、環境、食事、入浴など全てに意味とスト一リ一があり、しかしそれは押し付けがましいものではなく、永平寺隣接の所以からです。 施設は入ってすぐお香のかおりに包まれ、ロビ一はこじんまりしつつも美しいです。客室も清潔感があり、和洋の良いところを活かしています。華美さはありませんが、上質なベッドや家具がシンプルかつ心地いいです。客室の窓際に座って前の小川を見ながらのんびりしている宿泊者が見えますが、つい私もコ一ヒ一片手にそのように過ごしてしまいました。食事は精進料理と通常料理の選択が可能ですが、精進料理をおすすめします。お味もしっかりしていて、夫でさえ満腹になりました。(お昼にソ一スカツ丼を食べていたからかも。)宿は曹洞宗永平寺と連携されており、座禅体験(15時半~)や朝のおつとめ(4時~6時半)に参加させていただくことができます。また僧侶の案内で特別に法堂や仏殿に入らせていただけます。エレベ一タ一がなく階段の上り下りが多いので足が悪い年配の方はしんどそうでした。その日は18室が満室、体験は約20~24名の参加者がいましたが、その内の6名は外国人の方で最前列で熱心に座禅を組まれていました。ロビ一に集合して説明を聞いてから永平寺に歩いて向かうのですが、ほぼ日本語説明なので、事前に英語案内をお渡しするなどしてあげればいいのに…と思いました。日本語説明でも専門・歴史用語など分からない箇所もあったので。客層としては、女性が7~8割というイメ一ジです。大浴場は大きくないのですが、私の行動時間が少しズレていたのか、貸切状態でゆっくり浸かることができました。10月下旬、秋用の薄いコ一トでチェックインしましたが、翌朝のお勤めはダウン着用参加で正解でした。宿専用駐車場は離れており有料ですが、最寄りに1日300円・出入庫自由の駐車場があります。他の宿泊者さんもそちらに駐車されていました。