私たちが男鹿半島での宿泊先に選んだのは、「男鹿温泉 結いの宿 別邸つばき」です。男鹿半島の北西側の先端には入道崎がありますが、その入道崎まで3kmあまりの海岸近くに建つお宿です。 宿に入ると、入り口前のロビーでなまはげがお出迎えしてくれました。私たちの宿泊プランの客室は普通の和室で、海も少しだけ見え、遠くには寒風山も見えました。 この宿のおすすめは食事です。三方を海に囲まれた男鹿半島ですから、もちろん海の幸が次々とやってきます。それはそれで十分においしいんですが、夕食が進んだころには、男鹿名物、漁師料理「石焼料理」の実演ショーをがありました。男鹿で獲れた魚介に野菜類も加わった汁物料理なんですが、その桶の中に熱々に熱せられた石を投入するんです。迫力満点の演出でした。ショーの後で、その汁物が私たちのテーブルにも運ばれてきましたが、魚介と野菜のうまみたっぷりでおいしかったです。