サリーガーデンの宿 湯治 柳屋(Yanagiya)

こちらの宿は何処を切り取っても絵になる見事に美的な空間です、ただ浴槽や脱衣所は手を入れず原型を大事にされているのでしょう～味のあるいささか侘しい風情。 三泊朝食付きでネストに一人滞在しました、夕食は三食試行錯誤の初地獄蒸し体験～最初は物珍しく遊び感覚で面白いですが段々飽きても来ます。 朝食は三日間和洋中の蒸籠蒸しを頂きましたが、多くの方が絶賛されていますが、私はどのバージョンも余り響きませんでした～和は全体にぼんやり、洋はパンを蒸すのは頂けないがソーセージは美味しかった、中は一番味にメリハリはあるものの出来合いの点心類なので化学調味料の味がキツイ、がそれぞれに緑黄色野菜も添えられ栄養バランスが取れているのは有難い、美味しい蒸し玉子と牛乳かジュース付。 私はこちらでは温泉水で作られたおかゆと鳥スープとザーサイと蒸し玉子程度の朝食が食べてみたい気がするのですがね。 接客はお人によって全然違います、第一印象は一番大事かと思いますが… 本数が少ないバスの関係でチェックイン時間より２０～３０分程早く玄関を開けて長らく声がけしましたがなかなか返事なし、やっと出てらした方が先ず怪訝な顔とはこれ如何に？？？他意なく自然体なお方なんでしょうが…これはもうもうとても寂しかったですね。 荷物を預けて定時まで待つつもりでしたが早めの手続きから建物内の案内に、この案内の方が笑顔で感じよく丁寧な方で救われました。 旅人というものは寄る辺のない蘆のように心細いもの。 これは統一感が欲しいサービスです。 ネストの部屋は客の立場に立っていろいろ工夫があり快適でした、ライテイングも充分でしたし、部屋に用意されたお茶や珈琲も美味しかったです。新しい建物なのでいささか情緒には欠けますが。 料金は少し高めですがこちらのお宿は高くて良いと思います、ただ無料サービスのコーヒーがぬるくて不味いのは戴けません、これを出される位なら今流行りの白湯の提供の方がよろしいかと。 色々文句も書きましたが、初めての出逢いで大変好きになったお宿です又是非泊めて頂きたく思います、別府鉄輪は永久に不滅です。

３泊４日初めての湯治体験をしました。湯治といっても、朝食付で、朝から４時まで市内で仕事をして、夕方に地獄釜で肉や野菜を蒸して食べ、温泉にいくつか入って寝るを繰り返しました。別棟の2階で、１日だけ激しい雨の音で目が覚めましたが、その他は静かで本当に良く眠れました。和室にベットお風呂付の部屋で、古い貸間を小綺麗に改修しています。タオルやお水などはストックルームから必要な分を補充してとのことで、気楽に過ごすことができました。共同の調理場は器具・食器・冷蔵庫・塩や醤油など簡単な調味料など整っていて、みなさん綺麗に使われていて快適でした。地獄釜は毎日手入れされていて、使い方も簡単、蒸し上がりの食べ物はホクホク、冷めると塩味があり美味しかったです。朝食は和洋中の日替わりで、中華が一番美味しかったです。ただ、洗濯機の受付が４時半までで、うっかりしていると利用できず悲しい思いをしました。そして、お風呂は女性客向けだなと思いました。道路に面した１階のお風呂は日中は男風呂、２階のお風呂（蒸湯・露天あり）は、掃除の後、夜中近くから昼過ぎ頃までのようで、夫が残念そうにしていました。ただ、近くの共同泉やホテルの日帰り湯へ通っていて苦になりませんでした。次回は、仕事無しで連泊したいと思います。