以前から行ってみたかった玉子湯、念願叶って7月に2泊してきました。 福島駅から送迎バスに乗って約30分、 市街地を抜け山道に入るとガードレールを伝い歩く猿を10匹程見かけてびっくり。後で宿の方に聞いたところイノシシ等もいるそうです。 とても感じの良いフロントの方に手続してもらいチェックイン。 鍵を二つもらえるのは助かります。 部屋は最上階の5階で窓からは緑がいっぱい。 敷地内を流れる小川のせせらぎも心地よかったです。 空の冷蔵庫あり。金庫あり。トイレもきれい。 新しさはないですが清掃はきちんとされていました。ただ敷いてもらった 布団がどうにも薄く、押し入れから更に布団を引っ張り出して使いました。 宿の建物の中には内湯が2箇所。有名な露天風呂に行くには スリッパからサンダルに履き替え外に出る形になります。 まずは湯小屋「玉子湯」へ。萱葺きの小さな建物に入ると男女別の入口、 中に入ると脱衣所と浴槽が衝立もなく同じスペースにあり 個人的には少々面食らいました。 浴槽の広さも関係していると思いますが このお湯が1番白濁していて「効く〜!」という感じでした。 次は浴衣を着て隣の女性専用露天風呂「瀬音」へ。 浴槽の1/3くらいまで屋根があります。 行った日は雨が降ったり止んだりでしたので丁度良かった。 また浴衣を着て更に隣の「天渓の湯」へ。 玉子湯の紹介で雑誌等に登場するのはこの風呂ですね。浴槽が2つあります。 こちらは隣の「天翔の湯」と1日ごと男女入れ替えになります。 上記の外湯には洗い場、シャワーは一切ありません。 また貴重品ロッカーもありませんので御注意を(本館の靴を履き替える所にロッカーあり)。敷地内には足湯もありました。 正直風呂の移動の度に浴衣を着たり脱いだり サンダル履いたり・・・というのが 面倒ですが構造上仕方ないですね。このお湯のためなら・・・という感じです。 また、館内の内湯2箇所からは景色は何も臨めません。 1階の内湯は狭いので先客がいたら入りづらいかも。 食事はお食事処でテーブル席。隣のテーブルともかなり距離がとられていました。 夕食、朝食とも豪華なもの、変わったものはありませんが量、味とも十分。 丁度良かったです。 ロビー階のラウンジスペースで時間帯によってコーヒーが無料でいただける サービスがあるのが良かったです。売店でお酒やアイスクリームも売っていましたが適正価格だったのも良かった。また担当していただいた仲居さんがとても感じ良かったです。 総括すると、行く前は何かすごく山奥の遠い温泉のように思っていましたが実際には東京から福島まで新幹線で1時間半、送迎バスで30分と案外行きやすかったです。 私はまた行きたいと思いましたが夫は風呂移動の際の着替えが面倒、 外湯があるエリアが坂になっているので疲れる。。。という感想でした。