純和風旅館　一乃松(Ryokan Ichinomatsu)

昭和レトロ感満載な、懐かしい旅館でした。 とても綺麗なのに、気取っておらず、リラックスできます。 お食事もお風呂もとても良かったですが、群を抜く感じはありませんでした。 気になった点 ・2階のお部屋でしたが、変な臭いが充満していました。窓を開けて空気清浄機を回しましたが、朝まで気になる程でした。 ・羽織は毎回洗濯していないのでしょうか？どなたか着用されたのでは？と思う匂いがするので、使いませんでした。 ・縁側の椅子の布が破れていたり、座卓上のメニューファイルが破れていたりかなり古かったりしました。小さなところは都度メンテナンスできるのに…と残念でした。 ・備え付けの化粧水や乳液が、全く用を足さないくらい乾燥します。ご自身のものをお持ちになった方が良いと思います。私は、レディースセットのようなパックプランにしたのでアメニティーに別に付いてきましたが、1回分なので朝の分はやはり必要でした。 ・一見すると気付きませんが、玄関を入って右手奥に段ボールが積まれていて残念でした。 ・部屋の窓から見えるお庭が、ホースが剥きでていたり、残念な感じです。ロビーから見る景色は素敵でした。 良かった点 ・スタッフの皆さんがとても気さくで親切です。 ・いつもゴミ一つ落ちていないくらい、綺麗に掃除されています。 ・空港からのシャトルバスのバス停からも、市電の駅からの徒歩圏内です。緊急事態宣言中で巡回バスが運休だったため、トラピスチヌ修道院へは、タクシーで1500円ほどで行きました。函館駅周辺からよりだいぶ近い感じがしました。

　今回の湯の川温泉のお宿は、純和風旅館の一乃松にしました。お宿の駐車場に車を停め、お宿のエントランスへ向かいます。その入り口前には立派でよく手入れされた２本の松の木があって、和風の建物にマッチしていて、とても素敵でした。 　畳敷きの廊下を通って進んだ一番奥の部屋が、この日の私たちの客室でした。２面が里に面しているつくりの、広めの部屋です。 　特筆すべきは、夕食だけでなく、朝食も部屋食だったことです。函館らしい海の幸を中心にした食事は、私たちの部屋でくつろぎながらゆったりといただくことができました。朝食のイカ刺しも、函館らしくて良かったです。 　チェックアウト時間まで、畳張りの広めのお部屋でゆったりのんびりできました。

　私たちのこの日の宿泊先は、湯の川温泉にある和風旅館、一乃松です。 　玄関前に、手入れが行き届いた素敵な松の木が２本立っていて、和風の建物にとてもよくあっていました。 　畳敷きの廊下の一番奥に、私たちの部屋はありました。２面が外に面したつくりの和室で、お宿の庭と、小さな川を挟んだ向こうにある湯浜公園が見えました。 　食事は、夕食、朝食ともに、部屋出しでした。夕食は「輝きの膳」というコースでした。私はこのコースの一品「キンキの唐揚げ」を楽しみにしていましたが、キンキのあぶらの甘さが感じられておいしかったです。 　朝食にはイカ刺しがついていました。函館の朝食に欠かせないイカ刺しですが、近年は不漁続きなんだそうです。 　たまには純和風旅館もいいもんです。