全国旅行支援を利用。夕食・朝食ともブッフェタイプ。禁煙を予約したつもりが喫煙室になっていいた。代わりに?スイートルームにグレードアップされたいた。納得できないもののそのまま宿泊。部屋は客室としては最上階で和洋室にソファ付で大山は目前に広がる。同階の反対側のロビーに設置された椅子からは日本海が一望。広さ・眺望は申し分ないが如何せん施設の老朽化は放置され、ソファやマッサージチェアは擦り切れ、建具の塗装は部分的に剥がれタバコの臭いもかすかにしてとても正規の値段では提供できない商品。 夕食は大宴会場に幾つものテーブルが置かれ、その一部に料理が載せられていて修学旅行の夕食のよう。客は1時間半ごとに予約させれて入室するが席の入れ替えはない。単に客の集中を防ぐためだ。客が食べ終わったら自分で空いた食器をさげ、次の客がそこに座る。テーブルを拭いたりセッティングも一切従業員はしない。料理の中身も貧弱で楽しさが一切ない。同じブッフェでも別府の杉乃井ホテルは、内容・提供方法とも多様で逆にブッフェなられはの選べる楽しさがある。人件費を削減し旅行支援で一時的に大量にくる客をさばこうとするホテル側のご都合主義に嫌気がさす。朝食も同様。こんな楽しくない食事も久しぶりだ。ちなみにビールの飲み放題は2,700円。メニューにある地元クラフトビールは別料金。客数の割にはビールサーバーが1台担当者1名で少なく、時期によっては混雑するだろう。なにもかも低水準のサービス。 バブル期に付近の別荘地とともに開発・建設されたこのホテル。料理はホテルのレストランだけではなく和洋中の専門店を客の好みで利用する方式だったり、スキー客のために専門の乾燥室を用意するなど高級リゾートホテルという設定だった。前回スキーで利用したとき(20年以上前・・)もすでにバブル崩壊の影響で料理の専門店も何件かは閉店し(今回は全滅)すでに構想は破綻していたが、今回のコロナ禍でさらに経営は厳しさを増したようだ。一部の客室から全面リニューアルを進め(これらは別料金の様)ているが、全体としての老朽化はいかんともしがたい。 今後どうるすのだろう? 廉価に宿泊だけを提供していくのか、高級リゾートホテルとしての機能をまがりなりにも維持していくのか。他人事ながら気になってしまう。 まあ、今回旅行支援(宿泊費の割引・クーポン券・地元観光施設割引券)を利用して安く泊まれたからそれなりに満足しているが、定価では決して利用しないと思う。