フエの駐車場付きホテル

ベトナム中部にあるフエは、ベトナム最後の王朝、グエン朝の都として栄えた古都です。歴史深い都市フエに関する情報をまとめました。

フエの天気・旅行のベストシーズン

フエの気候はベトナムの他の地域と同じく乾季と雨季の2つの季節に分かれており、例年2～8月ごろが乾季、9～1月ごろが雨季となっています。乾季のもっとも暑い時期は40℃を超えることがあり、一方で雨季はスコールによる豪雨となることもあり、寒暖差も激しくなります。フエ旅行のベストシーズンは、乾季のなかでも気温がそれほど高くない2月から5月頃とされています。

フエの交通手段

日本からフエに行く場合、直行便はないため、ベトナムの他の都市から国内線またはバスや電車を使って移動しましょう。フエ市内の移動には、安くて便利なタクシー、ベトナムならではの自転車タクシー「シクロ」、レンタサイクルなど様々な選択肢があるので、天候や予算、目的に合わせて使い分けましょう。

フエの人気観光スポット

1993年にベトナム初の世界文化遺産に登録されたグエン王朝時代の王宮・帝陵や寺院などの「フエの建造物群」など、ベトナムの古き良き時代を感じられるスポットが数多くあります。そのなかでもフエを象徴する観光スポットが「グエン朝王宮」で、周囲2.5kmの城壁に囲まれた約3.6 平方キロメートルの広大な敷地内に、宮廷文化を今に伝える建築物が残っています。同じく世界遺産の「ティエンムー寺」は1601年に建立されたフエで最古の寺で、なかでも八角形七層の「慈仁塔」はフエのシンボルとして地元の人にも親しまれています。

フエの人気グルメ

「食の都」として知られるフエを訪れたら、一度体験したいのが「宮廷料理」。グエン王朝時代に歴代皇帝がこよなく愛した料理で、現代はフエ市内のホテルやレストランで味わうことができます。またフエの名物料理が米麺にボー（牛）のスープと肉をのせて食べる「ブン・ボー・フエ」で、地元では朝ごはんの定番メニューです。