翌日に紅葉の栗駒山へ登るために前泊しました。玄関前に一旦車をとめて荷物をおろし、車をとめに行きましたが、暗くなってからの到着だったので、駐車場が真っ暗でわかりにくかったです。道中からあらかじめ電話して到着時刻を知らせておき、夕食時間も予約しておいたので、フロントでの対応はスムーズでした。 部屋は白山亭(本館)の和室にベッドが置いてあるタイプでした。夜はわかりませんでしたが、朝見ると部屋の前が池のある庭でした。洗面台は2つありました。部屋風呂もありましたが温泉があるので使用していません。セイフティボックスはありました。ポットに入っていた瑞山の里の氷水が美味しかったです。リニューアルされたのか、部屋は和室畳の上にベッドが置いてあるタイプで、全室禁煙のため臭いはありませんでした。喫煙所は玄関横の部屋と、温泉への通路にある部屋の二箇所ありました。 夕食はコースで、プラン料金によって若干品数が違うようでした。安いプランにしていましたが、前沢牛もあり、セルフコーナーには、白米(一関ひとめぼれ)、出汁茶漬け、しじみの味噌汁、おすすめの揚げ物、漬物各種、鶏そば、ひとくちケーキ、マンゴー、胡麻団子があり、十分満足でした。 朝食はブッフェ形式で、それなりに品数もありました。当館名物の生姜餅が美味しかったです。 山王山はヤマトタケルノミコトが東国の蝦夷征討に訪れた地で、それにまつわる地に温泉が湧いたようですので、霊験の湯と名付けられていました。十朱幸代さんも来館されたのか、温泉入口横に寄贈されたタペストリーが展示されていました。脱衣所が広くて使い勝手が良かったです。洗い場は8つくらいで、露天風呂も気持ち良かったです。湯上り処には、外にウッドデッキもあり夏場とか気持ちよさそうでした。 ただ紅葉時期の土曜日だったので仕方がないのでしょうが、宿泊料と料理を考えると、コスパはどうかなと思うところもありました。