あさば旅館

以前からとても気になっていたあさばの予約をやっと取ることができ、出かけてきました。お部屋は「萩」でした。桂川を左に見ながら修禅寺の前を通り過ぎて右折、右折、川上の方から車一台が通れる道を下ると右手に門構えが見えます。門の前に車を止めてあとはお任せのvalet parking。 　暖簾を潜ると能舞台のある池が見渡せる明るいサッパリとした現代的なエントランス。靴を脱ぎそのまま部屋に案内されます。 　萩は1階の、小川がながれるお庭が見渡せる広々としたお部屋でした。檜の半露天風呂、2ベッドのベッドルームがあります。メインのお部屋は8畳に床の間、2方向に縁側があるので、14畳の広々感があります。椅子とテーブルがありましたが、座卓への変更もできるようです。担当の仲居さんにどのお部屋が一番よいのでしょうかと聞くと、どのお部屋も素晴らしいですとのお答え。ではどこのお部屋が一番人気がありますかと聞くと、萩でしょうかとのことでした。初めてで一番人気のお部屋とはラッキーでした。 　ゆったりとなんども部屋の半露天風呂を楽しみました。公衆の露天風呂は男女時間割り制。左手に池と能舞台を望む展望です。館内ではほとんど他のお客さんに会わない静かさ。 　食事はお部屋でいただきます。夕食のお品書きを載せておきます。味付けは京風の素材を引き立てる控えめの薄味。嬉しい品数。どのお料理も地元の食材を中心に丹念に作られています。鮎は狩野川で釣り上げた天然だそうです。とこぶしの唐揚げは初めて食べました。大きなとこぶしをまるごと揚げて、大きめにカットしてありましたが、衣のサクサク感と火の通ったとこぶしのぷりぷり感がなんともいえませんでした。 　チェックアウトまでゆっくりすごし、贅沢な一日を堪能しました。初めに些少の心付けをお渡ししましたが、会計の時にスタッフ一同さんからという金平糖のお土産と領収書をいただきました 　チェックアウト後の昼食は、仲居さんお勧めの胡々で桜エビのかき揚げ付きの十割そばを楽しみました。 　是非ともまた泊まってお料理を楽しみたい素晴らしい一泊旅行でした。

二度目の訪問。 館内は洗練されており常に気を配ってリニューアルされているのが売りなのが理解できます。 有名な能舞台はいつ来ても日本風景そのもの。一見の価値あり。 部屋の快適性、共同内湯、露天とも人混みもなくゆっくりとできる。この季節は柚子の香りが素敵。 サービスは不足なく、かと言って過剰過ぎないところがマッチします。 外の景色が見えるところの清掃は立派。ただ欄間の清掃は必要かな？ 料理は美味しい。映えとか驚きを優先しないちゃんとしたものが出てくる。 サロンがよかった。窓が額縁になり絵になっていて足立美術館のような粋な見せ方なのかな？と素人ながら思いました。 総合して安心できるお宿。次回訪問時は覚えてくれていると嬉しいなと。

ほとんど全ての人が絶賛する旅館であり、一度行ってみたいと思っていました。1泊ですが、忘れられない経験となりました。撫子に泊まりましたが、川のせせらぎの音や終わりかけの紅葉を楽しむことができ、カワセミが池に現れるところも何度か見ることができました。華美なところや威圧するようなところが全く無く、本当の上質なものに触れることができた気分です。食事も同様で、本当に良いものって、こういうものなのだろうと納得できる料理でした。値段も考えると何泊もすることは厳しいですが、1泊だけでも、十分に良いものを経験できた感じがあって、京都まで行かなくてもここに来るだけでも十分だなと思いました。また何度か訪れて季節ごとの変化や味を楽しみたいです。

はなれの天鼓に一泊しました。 露天風呂にアブが大量発生したりと不自由がありました。 でもスタッフの方がご高齢の方ばかりでなんとなく、色々頼みづらくアメニティ追加なども頼めませんでした。ただこれは私的な考えなので一概には言えませんが、、　お値段相応のサービスが得られなかったからです。あと、お食事も素材も高級でなく味付けも普通でした。 ラウンジも紅茶とコーヒーがありましたが、紅茶は五つだけ置いてありだけでなかなか補充にこないのでいちいち呼び出さないといけなかったです。

年中ほぼ満室続きの日本を代表する名旅館。通ってもう10年以上でしょうか？ コロナ禍で更に稼働率が上がり、予約が取りづらくなったほどの人気ぶり。 今回は改装され広さも倍になったラウンジを女将さん自ら案内してくれました。予想以上に快適さが増し、楽しみがまた増えました。

お料理は夕食・朝食ともとても美味しかったです。野天風呂も良かったです。しかしそれ以外では、たった一泊の間にがっかりしたり呆れることの連続でした。 同伴した母は足が悪かったため、お部屋は座卓ではなく椅子にしましたと言ってくださいましたが、部屋に入ってがっかりしました。元々小さめの部屋の真ん中に、四人用のテーブルと椅子が真ん中にドンと置いてあり部屋のほとんどのスペースを占有していて、まるで個室の食事処のようでした。足を伸ばしてくつろぐ空間はほんの少ししかありませんでした。 能舞台のある庭に面した１階の部屋でしたが、部屋に入って間も無く、庭のメンテナンスの作業員が５人ほど現れて、１時間以上作業をしていました。部屋の庭側は大きなガラス戸なので、その人たちからこちらの室内は丸見えです。覗かれているわけではなくても、目が合いそうな距離感で、とてもくつろげるような状況ではなく、居心地が悪かったです。せめて予めその旨知らされていれば、その間にお風呂に行くなど工夫しました。その旨をスタッフの人に伝えたところ丁寧に謝罪されていましたが、お庭が自慢なのですから、メンテナンス作業は客のいない時間などに予定を組むべきです。 婦人用風呂から出ようとしたところ、男性スタッフが「中を点検します」と入り口を開けて中に入りかかってきたので驚いて、「まだ着替えている人がいます！」と慌てて伝えました。信じられませんでした。 売店でわさび漬けを売っていたので「わさび漬けにはこだわっているのですが美味しいですか？」と尋ねたところ、売店にいた和服の女性スタッフが「人それぞれ好みがあるので、もし口に合わないと言われても困ります」という返答をされて唖然としました。 以上、お客の気持ちに寄り添う姿勢や、あたたかくきめ細やかな配慮を感じられない、寛げない宿でした。 お料理が美味しかったので星二つにしましたが…残念ながらもう伺わないでしょう。 お料理は夕食・朝食ともとても美味しかったです。野天風呂も良かったです。しかしそれ以外では、たった一泊の間にがっかりしたり呆れることの連続でした。 同伴した母は足が悪かったため、お部屋は座卓ではなく椅子にしましたと言ってくださいましたが、部屋に入ってがっかりしました。元々小さめの部屋の真ん中に、四人用のテーブルと椅子が真ん中にドンと置いてあり部屋のほとんどのスペースを占有していて、まるで個室の食事処のようでした。足を伸ばしてくつろぐ空間はほんの少ししかありませんでした。 能舞台のある庭に面した１階の部屋でしたが、部屋に入って間も無く、庭のメンテナンスの作業員が５人ほど現れて、１時間以上作業をしていました。部屋の庭側は大きなガラス戸なので、その人たちからこちらの室内は丸見えです。覗かれているわけではなくても、目が合いそうな距離感で、とてもくつろげるような状況ではなく、居心地が悪かったです。せめて予めその旨知らされていれば、その間にお風呂に行くなど工夫しました。その旨をスタッフの人に伝えたところ丁寧に謝罪されていましたが、お庭が自慢なのですから、メンテナンス作業は客のいない時間などに予定を組むべきです。 婦人用風呂から出ようとしたところ、男性スタッフが「中を点検します」と入り口を開けて中に入りかかってきたので驚いて、「まだ着替えている人がいます！」と慌てて伝えました。信じられませんでした。 売店でわさび漬けを売っていたので「わさび漬けにはこだわっているのですが美味しいですか？」と尋ねたところ、売店にいた和服の女性スタッフが「人それぞれ好みがあるので、もし口に合わないと言われても困ります」という返答をされて唖然としました。 以上、お客の気持ちに寄り添う姿勢や、あたたかくきめ細やかな配慮を感じられない、寛げない宿でした。 お料理が美味しかったので星二つにしましたが…残念ながらもう伺わないでしょう。