奥鬼怒温泉 加仁湯(Okukinu Onsen Hotel Kaniyu)

この冬最強の寒波が押し寄せた吹雪の中を悪戦苦闘の上市営の女夫渕駐車場に着き、そこから一般車は入れないので宿の送迎バスに乗り換え、急峻な山道を約25分揺られ、たどり着いたのが加仁湯温泉です。この宿のルーツは登山客たちの山小屋だったことから決して高級旅館のような設備はないが落ち着いた静かな宿でした。孫たちが玄関前に造られたかまくらとソリ遊びで十分楽しむことができました。 特に温泉は、利き湯を味える珍しい五つの温泉があり、それぞれ露天風呂で雪見風呂を楽しむことができ、食事は山菜料理が中心でしたがとても美味しくいただきました。

宿泊日の朝に関東地方の近くを台風が通過し、その余波でずっと雨模様でしたが、何とか無事に送迎車で到着出来ました。 実は送迎区間の道中、送迎車のお迎え時には無かった倒木で道を塞ぐトラブル発生。 幸いそれほどの大木ではなく、外国人の運転手が何とか除去しようと頑張っていたので、雨の中、私と別の男性客も手伝って、何とか通行できるようになりました。 他の同乗者にも感謝され、それだけでも嬉しいことでしたが、従業員である送迎車の運転手から、お礼として生ビールをご馳走していただきました。 しかも私は2杯で車内に残っていた妻にまで… ご馳走様でした。 余談はさておき、この送迎でチェックイン開始の12時半にチェックイン。 内風呂にはお湯を汲み始めて、まだお湯が貯まりきっていない状態でしたが、硫黄を含んだお湯ながら、まだ透明で新鮮なお湯。 少し熱めでしたが、肌触りもお湯の強さも過去最高クラスの極上湯を堪能。 （濁ってない！と湯船を見て出て行った人も居ましたが…） 毎度のことなのか分かりませんが、他の観光を省略してでも、早いチェックインがお勧めですね！ 翌日には内風呂も濁っており、体感的にも鮮度の違いがありました。 コロナ禍のため、多くの客室は未使用かと思いますが、それでも食堂は満席。 しかし、不思議なことに、ほとんどのお風呂で他のお客さんと顔を合わせることが無かったため、妻も混浴の露天風呂を全て入ることが出来ました。 目の前に水量の少ない滝を望む完全露天の第二露天風呂はともかく、最も広い第三露天風呂は脱衣所が男女別で、浴槽の入口が脱衣所から直ぐなので、お湯に浸かって奥まで進めば、そこそこプライバシーも保てる作りになっています。 スリッパを脱ぐ場所を見れば先客が分かるので、男性の脱衣所入り口にスリッパがなければ、女性でも混浴露天風呂に入れると思います。 泉質別の小さな浴槽も面白いアイデアだと思います。 ここも脱衣所が男女別ですし、2人で入れば他の方が入れない広さなので、女性はバスタオルを巻いて男性一緒に入れば入浴出来ると思います。 食事は豪華ではありませんが、どれも美味しかったです。 部屋も含め館内全体に古さは否めませんが、このお湯目当てで宿泊する方なら問題ないかと思います。 露天に続く脱衣所にも秋ということもあり沢山のお客さん（虫）が見られました。 お湯を楽しむお客さんには文句なしの宿かと思います。 ちなみに、チェックアウト後にも温泉に入ることが出来て、11時20分の送迎車で帰れば、ほぼ24時間温泉三昧となります。

三度目の訪問です。 去年の新緑の頃と雪の中自転車で訪問しました。 加仁湯に到着しました。 やはり11日から17日までは日帰り温泉はやっていないということでした。 原因はSNSで三密ではないかとネットで叩かれているからということでした。 他なら入れるかということで、日光澤温泉に行くことにしました。 加仁湯温泉まで戻りました。 12時から1時までランチを営業しているということです。 山菜そばが600円 天ぷらそばが800円です 天ぷらはカリッとあがっています。

夫婦渕駐車場から徒歩。 平日だからか、他に三組。 まだ雪道だったが、登山靴のみで足りた。 真っ白な雪道が心地良い。 1時間40分で到着。 大型旅館で夫婦渕駐車場からマイクロバスでの送迎もあり。 お目当ての温泉は青白いにごり湯。 男性専用はないので、混浴の第二露天風呂へ。落ち着かないので男性専用も作って欲しい。 青白いにごり湯で、弱硫黄臭。 よくテレビで紹介されるところだが、お湯は少し痛んだ感じ。湯の花以外のものも入っており、あまり掃除されていないか。 ぬるくなっているので、のんびりはできる。 シャワーとかはないので、湯上りがそれなりに臭う。 貸し切り露天の方は小さいので、こちらの方がお湯の鮮度は良さそう。 お湯は白い濁り湯で弱硫黄臭。 色々な源泉を楽しめるロマンの湯が一番鮮度はいいが、かなり熱いので1分と浸かっていられない。 内湯は白い濁り湯で熱め。鮮度は良さそう。 カランがあるので、帰る前にシャワーを浴びる。 他にもいくつかお風呂があるが、全部は入れなかった。 ファミリーで来ると楽しいかも。 食事は山菜中心で味付けは濃いめ。 食事処は大広間なので、少し密。 一人旅ではリスクでしかない。 せめて時間を分けて欲しい。 部屋は綺麗だが、館内の掃除はいまいち。