釧路のホテル

釧路のホテル・宿泊施設情報

釧路市は北海道の東部太平洋沿岸に位置し、東北海道の経済・社会・文化の拠点となる中核都市です。雄大な自然に恵まれ、釧路湿原と阿寒摩周の二つの国立公園を保有。特別天然記念物のタンチョウや阿寒湖のマリモなど、神秘的で世界的にも希少な資源が育まれています。豊かな森林資源や豊富な水揚げを誇る海産物などもあります。釧路港を中心とした沿岸部では、カニやホタテ、さんま、カキなどの新鮮な食材を提供する飲食店が軒を連ねています。釧路湿原にはSLやトロッコなどの観光列車が走っており、カヌーや川下りなど、四季を通して貴重な自然と触れ合えるアクティビティが充実しています。観光に訪れた際は、海、山、湿原、湖沼、河川など多彩な自然の恵みを存分に楽しむことができます。主要駅はJRの釧路駅。札幌からは特急列車で約4時間、車の場合は高速道路を利用しても約5時間かかります。

釧路の旅行シーズン

釧路は北海道の東部に位置しますが、釧路駅を中心とした都市部は、太平洋に面した沿岸地域一帯になります。道東地域はあまり気温が上がらないのが特徴で、夏には釧路のシンボルともいえる海霧が多く発生します。晴れ間が少なく、25℃以上になる夏日はまれで、天然の避暑地と呼ばれるほどの涼しさです。ただし内陸部に行くにつれ気温は高くなります。秋になると晴れる日が多くなり、冬は晴天が続く比較的雪が少ない地域です。観光には、4月下旬〜9月にかけての春から秋がおすすめです。なかでも、一斉に草花が生い茂り植物観察に適した6〜7月がベストシーズンです。11月以降の冬場は散策には不向きですが、1〜3月に給餌場に集まるタンチョウ観察を楽しみたい場合は、しっかりした防寒対策をして出かけましょう。特に1月～2月は平均気温がマイナス4～5℃にもなります。

釧路へのアクセス

• 東京から

  飛行機では、羽田空港から直行便で釧路空港まで1時間35分、片道11,793円～。

  列車では、JR東京駅から東北・北海道新幹線のはやぶさで新函館北斗駅まで3時間58分、新函館北斗駅から南千歳駅まで特急北斗で2時間56分、南千歳駅から釧路駅まで3時間52分です。乗り継ぎ時間を含め、所要合計時間は13時間39分。料金は、新幹線のみ指定席、ほか普通自由席を利用し片道31,700円～。

• 大阪から

  飛行機では、関西国際空港から直行便で釧路空港まで2時間、片道8,910円～。

  列車では、JR新大阪駅から東京駅までのぞみで2時間27分、JR東京駅から東北・北海道新幹線のはやぶさで新函館北斗駅まで3時間58分、新函館北斗駅から南千歳駅まで特急北斗で2時間56分、南千歳駅から釧路駅まで3時間52分です。乗り継ぎ時間を含め、所要合計時間は16時間06分。料金は、新幹線のみ指定席、ほか普通自由席を利用し片道46,220円～。

• 福岡から

  飛行機では、福岡空港から羽田空港で乗り換え、釧路空港まで3時間55分、片道23,869円～。

  列車では、JR博多駅から東京駅まで5時間、JR東京駅から東北・北海道新幹線のはやぶさで新函館北斗駅まで3時間58分、新函館北斗駅から南千歳駅まで特急北斗で2時間56分、南千歳駅から釧路駅まで3時間52分です。乗り継ぎ時間を含め、所要合計時間は18時間39分。料金は、新幹線のみ指定席、ほか普通自由席を利用し片道54,890円～。

釧路の観光情報

釧路のおすすめ温泉・露天風呂

ニュー阿寒ホテル

「ニュー阿寒ホテル」は、阿寒国立公園に位置し、神秘の湖阿寒湖のほとりのリゾートホテルです。阿寒湖を一望できる屋上スパゾーン「天空ガーデンスパ」は、阿寒湖と一体化するような至極のひとときを実現。また、地上30mの展望大浴場からも、雄大な阿寒湖が四季それぞれの姿でもてなしてくれます。和室・洋室・特別室の3タイプから部屋を選ぶことができます。一面ガラス張りのレストランでは、和洋約80品のバイキングが用意されています。釧路空港から車で約1時間。JR釧路駅前から路線バスで1時間55分、阿寒湖温泉下車。路線バスが運休する時期には、釧路方面から阿寒湖までの送迎バスが期間限定で運行しています。

湯宿だいいち

「湯宿だいいち」は、山と渓流に抱かれた温泉郷、養老牛温泉の老舗温泉宿です。湯量が豊富な源泉掛け流しの美肌の湯で、渓流のせせらぎや野鳥のさえずりを聞きながら楽しめる露天岩風呂や、川辺に作られた混浴大露天風呂、樹齢数百年の丸太風呂が特徴的。また、天然木を使った内湯や貸切風呂も用意され、趣が味わえる山間の秘湯です。地元の食材を生かした名物料理も好評。洋室、和室、メゾネットと、部屋の間取りもさまざまで、自然に囲まれた空間で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。釧路より車で約1時間30分。JR釧鋼線標茶駅より中標津行きバスで約1時間、農高前下車後、タクシーで約20分です。中標津バスターミナルから送迎があります。

川湯観光ホテル

川湯観光ホテルは、酸性明礬泉（みょうばんせん）の名湯川湯温泉を存分に楽しめる温泉ホテルです。源泉かけ流しの浴槽は、38℃～43℃まで温度別に３種類あります。弱酸性の温泉は古い角質を除去する効果があり、肌がすべすべになるのを実感できます。カラマツなどの天然木をふんだんに用いた露天風呂は、木のベンチに腰掛けながら楽しむのがおすすめです。サウナも完備し、酸性の泉質が肌に合わない方のために井水を使用した真湯（まゆ）の浴槽も用意されています。館内は古民家を思わせる木をふんだんに使った造り。囲炉裏や駄菓子屋があって、懐かしい雰囲気を醸し出しています。アクセスはJR釧網線川湯温泉駅より川湯バスターミナル行きバスで約８分、バスターミナル下車、徒歩約３分です。

釧路のおすすめ観光スポット

摩周湖

「摩周湖」は阿寒国立公園内に位置し、世界でもトップクラスの透明度を誇る湖です。アイヌ語で摩周湖はカムイトー、神の湖と呼ばれ、神聖な場所として崇められてきました。「摩周湖」は、火山でできた凹地に水が溜まってできたカルデラ湖です。隣接する河川がないことで有機物が入り込みにくく、水温が低いため微生物が繁殖しにくいなどの条件がそろって、他に類を見ない透明度を維持しています。最も深いところで水深212m。湖面には空の青が映り込み、「摩周ブルー」と呼ばれる独特の青が映し出されます。摩周湖には3つの展望台がありますが、その間が散策路になっているため湖を眺めながら歩くのがおすすめ。交通アクセスは、JR釧路駅より釧網線で約90分、摩周駅下車。摩周駅前よりバスで25分、摩周湖第１展望台バス停下車。釧路空港からは75km、車で約90分です。

阿寒湖

雌阿寒岳と雄阿寒岳に囲まれた「阿寒湖」は、噴火によって生まれたカルデラ湖です。国立公園に指定されてからの歴史が古く、湖とその周辺には希少な生き物が生息しています。「阿寒湖」は遊覧船で一周およそ1時間。湖上に4つの島があり、チュウルイ島のマリモ展示観察センターでは、国の天然記念物「阿寒湖のマリモ」を見ることができます。ほかにも、アメマス、ニジマス、イトウ、コイなど多くの水生生物が生育しています。湖畔には日本最大のアイヌの集落があり、自然を神（カムイ）として敬う独自の文化を紹介しています。阿寒湖周辺の夏は涼しく、避暑に最適。秋の訪れは早く、9月下旬には紅葉が見頃を迎えます。冬には湖面を覆う氷に穴を開け、テントを張ってワカサギを釣るアクティビティもあります。交通アクセスは、JR釧路駅前からバスで2時間、阿寒湖温泉下車です。バスは途中、釧路空港にも止まります。

釧路市動物園

JR釧路駅から北西約18kmに位置し、路線バスで55分ほどの距離にある「釧路市動物園」。動物園の面積としては国内最大規模を誇り、広い園内には北海道に住む動物だけを集めた北海道ゾーンがあります。その中には、タンチョウが観察できるタンチョウ保護増殖センターやオオハクチョウが飛来するハクチョウ池も設置されています。園内にもともとあった湿原に木道散策路を作り、ウォーキングしながら湿原の花々を観察できます。北国固有の生き物たちを間近で観察する、貴重な体験ができる動物園です。敷地内には遊園地もあり、徒歩圏内に温泉施設の山花温泉リフレや、馬車に乗れるふれあいホースパーク、山花公園オートキャンプ場などもあります。釧路空港からは7km、車で約11分で着きます。

釧路のイベント情報

「阿寒湖の森ナイトウォーク」は、夕暮れとともに阿寒湖畔の森から1.2kmの道をたどる体験型観光コンテンツ。2020年も6⽉26⽇〜11⽉15⽇に開催します。北海道の先住民族アイヌの伝説「コンクワ」（フクロウの神が歌った謡）が題材。光や映像、音響など、インタラクティブな仕掛けが散りばめられた幻想的な世界を冒険できます。アクセスは、阿寒湖バスターミナルから徒歩5分です。

「水と光の噴水ショー」は、釧路川の水と光を融合させた釧路の夏のエンターテイメントショーです。さまざまな形や動きの噴水が吹き上がり、新しい釧路の祭典として人気を博しています。噴水ショーのほか、釧路市内の飲食がお得になる「食フェスチケット」の販売や、コスプレイヤーが全道各地から集結する「ポップカルチャーフェス」も同日開催。会場は釧路川岸壁。8月の最終土曜日に19時から30分ごとに4回開催。観覧無料。アクセスは、釧路駅から徒歩で12分です。

「あいすランド阿寒」は、凍結した阿寒湖の氷上でさまざまな遊びが楽しめる、冬限定のアクティビティイベントです。スノーモービルや四輪バギー、バナナボート、ワカサギ釣りなど、ここでしか体験できないアクティビティが勢ぞろい。初心者や子どもでも参加できますので、冬の阿寒湖でチャレンジしてみましょう。開催は1月～3月。アクセスは、釧路駅前からバスで約2時間。釧路空港を経由し、阿寒湖畔下車すぐです。

釧路の人気グルメ

鳥の唐揚げを北海道では「ザンギ」と言いますが、ザンギは北海道のソウルフードです。創業45年のザンギ専門店「鳥善」では、揚げたてアツアツのザンギを特製のソースやコショウをつけて食べます。「鳥善」のように、釧路には有名なザンギのお店がいくつかありますが、「鳥松」もその一つ。もともと焼鳥屋だった「鳥松」は、ザンギ発祥の店ともいわれ、骨付きザンギがメインです。外側はカリッとした食感で、中から肉汁があふれ出る美味しさ。秘伝のタレでいただきます。「鳥善」と「鳥松」はすぐ近所で、どちらも釧路駅より徒歩10分。

釧路で最も歴史ある市場「釧路和商市場」は、約60店舗の鮮魚、かに、塩干、青果、珍味などの店が入る市民の台所です。市場を回りながらご飯の上に好きな海鮮を乗せて食べる勝手丼でも有名です。釧路駅より徒歩5分。

おすすめの高級旅館・ホテル

「ホテル 御前水」は、阿寒湖湖岸に位置し、部屋から絶景のロケーションが望める源泉100%掛け流しの温泉ホテル。露天風呂とサウナの付いた客室もあります。どの部屋も広々と開放的に作られています。1泊シングル15,418円～。阿寒バスセンター下車、徒歩約10分。

「あかん鶴雅別荘 鄙の座」は、鄙（ひな）に還（かえ）るをコンセプトに、故郷に帰ったようなくつろぎを提供するリゾートホテルです。全5タイプの部屋すべてが露天風呂付のスイートルーム。部屋の窓の下には阿寒湖の雄大な景色が広がります。1泊シングル52,283円～。JR釧路駅から車で約1時間30分。

「あかん遊久の里 鶴雅」は、阿寒湖と雄阿寒岳をパノラマで一望できるホテルです。展望露天風呂では北海道でも有数の泉質をもつ温泉を楽しむことができます。様々なタイプの客室を用意。1泊シングル18,700円～。JR釧路駅前バスターミナルから送迎バスが運行。JR釧路駅から車で約1時間30分。

おすすめの格安宿・ホテル

「ホテルWBF釧路」は、釧路の繁華街に隣接するホテル。和洋約40種類の朝食バイキングは、ステーキから日替わりメニューまであります。ランドリーコーナーやライブラリーコーナー、レンタサイクルサービスなどが無料。JR釧路駅より徒歩12分。平日1泊1人6,650円～。

「ホテルエリアワン釧路」は、JR釧路駅より徒歩6分。釧路エリアでのビジネスや観光のアクセスに非常に便利です。朝食バイキングは、北海道産の食材にこだわった地元グルメが味わえます。ファミリールームやレディース専用ルームなども用意。平日1泊1人5,848円～。

「ホテルアクシアイン釧路」は、すべての客室で高速有線＆無線LANに対応。シングルルームはすべてセミダブルベッド。ツイン・トリプル・和室タイプと、ニーズに応じたバリエーションを用意。朝食は、パンとサラダ、コーヒーが無料。JR釧路駅より徒歩6分。平日1泊1人3,288円～。

釧路のホテルのお得なクーポン＆キャンペーン情報

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