ロンドンのステイブリッジ スイーツホテル

　地図で見るとヴォクスホールは、ロンドン中心部からはけっこう離れているように見える。ただ、今回は6泊と長めの滞在でしかも1人旅なので、キッチンがありホテルの部屋で気楽に食事が出来るだろうとこちらに泊まる事にした。 　実際に泊まって、ロンドン中心部への仕事に出かけようとiPhoneのApple純正マップでトラファルガー広場へのルートを検索してみると、地下鉄ヴィクトリアラインとベーカールーラインを乗り継いでいく方法の他に、ヴォクスホールの駅からAldwych行きの87番のバス1本で乗り換えなしでいく方法などもあり、徒歩も含めたトラファルガー広場までなら30分かからない。ブラックキャブやUberなら12分、バイクシェアなら14分以内だ。iPhone XS以降の内蔵eSIMの搭載モデルなら現地携帯キャリアの格安のモバイル通信が利用できる、外出先でルート検索できる環境であれば多少不慣れな立地も弱点にはならず、治安はむしろSIS本部ビル（かの有名なジェームス・ボンドのMI6本部）が至近だから充分守られているはず。 　ヴォクスホールには、大手スーパーのセインズベリーもあるので、食材の調達にも便利、電子レンジで温めるだけで食べられる料理もたくさん売っていた。さらに、今回の宿泊では朝食は込みだったので、朝食は1回でとったが、このホテルのレセプション脇には、電子レンジで調理できるカレーやグラタン系の食品も売っているので、Uberでホテル玄関に直接帰ってきた場合でも、その日の夕食はレセプションで購入できた。 　ホテルの部屋の浴室は、バスタブもあり、キッチン付きだから部屋も広い。 ベルリンでは、Adina Apartment Hotel Berlin Checkpoint Charlieに常宿するのだがAdina Apartment Hotelのような室内に洗濯機も備えた部屋は、こちらにはない。しかし、ミュンヘンで泊まったCitadines Arnulfpark Munichよりは、はるかに設備の整ったキッチンがあり、食事の調理に足らない道具はなかった。 　これで部屋に洗濯機があれば、洗濯機のスイッチを入れて仕事に出かけられるのでもっと便利だと思うが、こちらはホテル内にあるコインランドリーを使う事になるので、洗濯が終わったら直ちに衣類を外に出さないと他の利用者に迷惑をかけるので洗濯して出かけるには制約がある、その点はCitadinesと同じ。 　それと、僕が宿泊した時は月曜日と火曜日の19時から20時がハッピーアワー、1階のラウンジでワインとカナッペなどで小腹を満たす事ができる。これもメリットだろう。 　僕の宿泊では無線LANは無料で、接続速度もロンドンの標準から考えると速い方だと感じた。 　あと、気が付いた事は、僕が宿泊した最上階の部屋は水道の水圧が弱く、シャワーの勢いが弱い、それとエアコンの調整の自由度が低く、部屋の温度は凍えるほど寒いわけではないが、パジャマのままで過ごせるほど暖かくはならなかった。部屋の温度は全館で一斉に調整されているようだ。

ヒースロー空港のすぐ隣にある巨大なテスコスーパーマーケットまでは車で7、8分で食材を買うことができます。ここで調理することもできますし、食器洗い機を除いてキッチン設備は比較的充実していますが、食器洗いキューブ用のカードスロットが壊れています。広くて快適なので、車で旅行する家族に適しています。