上高地帝国ホテル(Kamikochi Imperial Hotel)

上高地という立地で一流ホテルのあのサービスがうけられるというのは素晴らしい事だとおもいます。スタッフの方との距離感もよくてつかず離れずそして気にかけてくれています。ゆっくり過ごす事ができます。それが2015年から9年間伺っている理由です。

ベランダ付の部屋着に泊まりました。 生憎の天気で、ベランダはあまり利用出来ませんでしたので、フレンチの夕食が思い出になりました。 味は薄めで美味しかったです。サービスは過不足がなく、給仕の際の説明も一方的ではなく、会話のキャッチボールになっています。会話もおもてなしなんだなぁ、と感心しました。

山小屋風の外観が印象的で、この外観をみると今年も上高地に来たなー、と感慨深くなります。当然ながら都心のホテルとは違いますので、帝国ホテルの中でもゆったりとした空気感があり、お客さんリラックスさせてくれます。 お部屋のベランダからは上高地の山々が眺められ、上高地の散策とはまた違った過ごし方ができます。朝食も奇をてらったものではなく、帝国ホテルの王道と言ったクラシカルなアメリカンブレックファーストがいただけます。 ただそろそろ、水回りのリノベをされても良いかも知れませんね。

冷房が無いだの無料の水が無いだのと言う書き込みも有るが、此処のロケーション考えたら、 大したものだ。 山小屋維持する事の苦労を考えたら、ホテル運営していく事は比べようも無いくらいの苦労が。 飲み慣れていない？ミネラルウォーター部屋に提供されるより、六百山の湧き水専用蛇口設置は 素晴らしい試みだと思う。 便利さを求めるならシティホテルにでも宿泊した方が良い。 帝国ホテルの真髄を知るほど利用させて頂いていないが、それでもタオルの枚数その他、 本丸の内幸町と情報を共有している事が窺い知れるサービスには大満足。 私も、評判のローストビーフ食べてみたかったが、此方のリサーチ不足で機会を逃したのは残念だったが、食材の準備を考えたら致し方がない。 如何しても食べたきゃ連泊すれば済む話だ。 ショップもリーズナブルな料金設定で好感が持てた。 何よりも感激したのは、夕食の際にスタッフと世間話をしていて、偶々喜寿と古希の記念にお邪魔したと話したら、その場で写真を撮って喜寿祝い＆古希祝いの写真を頂いた事だ。 臨機応変というか、老舗の懐の深さを感じた。 非売品に異常反応するので【苦笑い】頂いた貴重なお品も嬉しかった。 今冬、バスルームを改装する様だが、快適な滞在が楽しめるだろう。 山の天気は直ぐ変わるので、貸し出しの靴やポンチョのご配慮には助かった。 受け入れて貰えるかどうかは別として、宿泊の機会が有るなら、事前にリサーチして置いてリクエストしておくべきだろう。 少しは気持ちの良い滞在に繋がるかも知れない。 他の方々の思いは知らないが、私にとっては非常に居心地の良い滞在だった。