隈研吾さんデザインの美しい建物と世界遺産のクレーンを含む長崎港を望む夜景、美味しい食事にホスピタリティと全てが揃うホテル。2023年に拡張されてプールが広くなりサウナやジムが加わって更に快適でした。2023年夏と2024の年始に伺った時の写真をUpしました。 夕食は、寿司懐石「天空」と鉄板焼「竹彩」がお勧めです。長崎の海の幸と壱岐牛を使った新鮮な食材を頂けて価格設定も良心的です。どちらも個室があり、竹彩では目の前が焼き手さんのスペース挟んで窓、天空はカウンターを挟んで窓ですが、どちらの個室も夜景を楽しめます。ただ、いまはホテル業界も人手不足、こちらも焼き手さんが少なくてお席はあってもフルで予約は取っていないそうで予約は取りづらいようです。私は一年前に予約しましたが、ホテル業界としては人手不足の中でも少しでも多くのお客さんを詰めて入れて稼ぎたいと思うところ、お客さんを席でお待たせしたくないという理由で予約を絞っているのはさすがだと思います。 世界新三大夜景の1つとして認定された稲佐山山頂からの夜景ですが、そこまで行かずともホテルのお部屋から十分夜景を楽しめますし、プールやラウンジからの眺めも美しいです。 ラウンジサービスはすべての客室についているようです。ガーデン棟以外はお部屋の冷蔵庫の飲み物もフリーです。ラウンジでは、おつまみやナッツ、ハウステンボスのチョコレートハウスのチョコ、長崎市内の有名菓子店のクッキー、飲み物も長崎の地ビールはもちろん、アルコール類全てフリーです。お部屋へのお持ち帰りは禁止ですが、ラウンジでゆっくり過ごされてる方も多いとお見受けしました。 お正月は、ガーデン棟に初めて泊まりましたが、部屋のレイアウトが使いやすく良かったです。ガーデン棟は、これまでラウンジアクセスが無かったので泊まったことは無かったのですが、オーシャンフロントではないものの、お値段控えめで、プールを挟んで長崎港を望み十分景色も楽しめました。1日目は朝食は追加料金を払ってアップグレードされたおせちをお部屋で頂くことにしました。キャビアやかずのこなど、ホテルの標準のおせちにはついていない食材を味わえました。2日目は普通のおせちにしましたが、普段の朝食はアラカルトで壱岐牛のステーキなども食べられるので、標準のおせちよりは普段の朝食のほうが良いかなと思いました。普段の朝食は洋食と和食から選べ、+ 無料のアラカルトでヨーグルトやサラダ、ステーキなども頼めます。朝食のアルコールも無料。 夏はタワースイートに宿泊したのでルームサービスにしてテラスでいただきました。プールビューと長崎港ビューで最高でした。タワースイートは今回のリニューアルでリノベーションされており内装が新しくなっていてその点もとても良かったです。 長崎駅からのアクセスは車に乗ってしまえばすぐですが、ホテルではあまり過ごさずに分刻みでいろいろ観光したい派の場合はここに泊まるのはもったいないかなと思います。ステイをゆっくり楽しむ方向けかなと思います。 ジムやサウナも新しくて綺麗なのでお勧めです。YouTubeなども搭載のランニングマシーンなどです。 お部屋とフロントの移動は、チェックインやチェックアウトの際だけでなく、室内からお電話するとカートで迎えに来てくれてカートで移動できます。カートに乗らなくても十分歩けますので、ここにいると食べすぎてしまうので私はなるべく歩いています。 1月1日には龍踊りが観賞でき、会場には美味しいおしるこなども用意されていますがおしるこは数に限りがあるのでお早めにです。 ホームページに載っていたガーデンテラスのお得なクーポン券を購入して今回宿泊しましたが、こちらのクーポン券は不定期で出るようなので、都度ホームページをチェックしてみると良いかなと思いました。 長崎は100年に1度の変革期、駅前も大きく変わっていますが、こうやって港を眺めるホテルはいつの時代もやはり格別なものだと感じました。