この新湯地区は日帰りで利用したことはありますが、某サイトのポイントも貯まり空いているこの時期を狙い、価格は安いがお湯の評判がいいこちらに宿泊しました。 宿のパンフレットには宴会もできる大広間が載っていますが、お風呂の大きさを考えると1日数組が限度というキャパ。 施設も老朽化が目立ちます。 料理も作りたての料理はありませんが、価格相応なので文句はありません。 この地区に3つ存在する共同浴場への入浴も楽しみの一つでしたが、最も成分の多いむじなの湯は、現在、湯温が低下しているらしく利用不可でした。 観光協会のホームページにも利用不可の記載がありましたが、てっきりコロナによるものと思っておりました。 湯温が戻ってくれることを期待しております。 中の湯はここと同じ源泉のためパス。 男の私は混浴の寺の湯に入浴しましたが、ここのお湯よりハッキリとした硫黄の香りがして、少しソフトな肌触りでした。 むじなの湯は過去に日帰りで入浴していますが、むじなの湯が一番お湯が強い気がします。 むじなの湯は男女別なので、妻はここに入れず残念がっておりました。 さて、中の湯と同じ源泉のこちらのお湯ですが、お湯そのものの匂いは硫黄というより、鉄の匂いを感じます。 悪く言うと生レバーのような匂いで、ちょっと不快さもありますが、入浴後の身体は硫黄臭でそんな匂いはしませんのでご心配なく。 成分表を見ると色合いの割には成分は少な目なのですが、源泉から近い新鮮なお湯のためか、入浴後のぐったり感も強く、夜はぐっすり眠れました。 施設内の掲示物には温泉にまつわる物が多く、とにかくお湯へのこだわりも強いようですが、施設の設備や料理へのこだわりは弱いようです。 トイレや洗面所が部屋に無くトイレは非常に寒くて冬は辛いです。 共同の洗面所もお湯が出ないので、冬は最悪てます。 歯磨きの際は部屋からポットを持参してうがいに利用しました。 お湯を満喫出来れば良いと言う方にはお勧めですが、設備にとやかく言う方はやめた方がいいと思います。 私はお湯を満喫するために宿泊したので高評価となります。