日光のホテル・宿泊施設情報
日光市は、栃木県の北西部に位置する都市。豊かな自然、歴史的・文化的遺産、温泉などの観光資源に恵まれ、国内外から多くの観光客が訪れる観光地です。東京都心から車でおよそ2時間半という距離のため、首都圏から日帰りで旅行する人も少なくありません。市内の主要駅はJR日光駅および東武日光駅で、駅周辺にはお土産ショップや飲食店が集まっています。市の西部は「奥日光」と呼ばれ、中禅寺湖や男体山など自然の多いエリアとなります。
日光の旅行シーズン
都心と比べると、日光市の年間平均気温は市街地で約4℃、山間部では約9℃ほど低くなります。夏場は涼しく避暑地となりますが、降水量は多いため、もしもの時のために折りたたみ傘を用意しておくとよいでしょう。冬場はぐっと気温が下がり、奥日光では積雪もあります。日光市は標高差があるため、地域によって気温や積雪量が異なるため注意しましょう。
ベストシーズンは、雨の少ない3～4月、10～11月です。日光は紅葉スポットも多く、11月は特に観光客が多くなります。満室のホテルも出てくるため、この時期は早めに予約を取りましょう。雪化粧の日光も美しいですが、寒さは厳しく、足元も滑りやすくなります。冬場に行く場合は、しっかりと防寒対策をしましょう。
日光へのアクセス
- 東京駅から宇都宮駅まで東北新幹線で移動し、宇都宮駅で在来線（日光線）に乗り換えます。所要時間は約2時間25分、料金は片道5,680円です。また新宿駅や浅草駅からは、東武日光駅に直通の特急列車も出ています。
- 高速バスでは、東京駅と日光を結ぶ高速バスも運行しています。所要時間は東武日光駅まで約3時間、鬼怒川温泉駅まで約3時間半です。料金は片道2,500円（往復4,000円）です。
- 飛行機の場合、伊丹空港から羽田空港までは約1時間5分、片道7.730円～。羽田空港第1・2ターミナル駅から東京駅経由で日光駅まで、約3時間30分(乗り換えを含む)、2,940円。
- 列車では、新大阪駅から東海道・山陽新幹線のぞみで東京駅まで約2時間27分、自由席片道4,960円。東京駅からＪＲ東北新幹線に乗り、宇都宮駅でJR日光線に乗り換え、日光駅下車、指定席片道5,680円。
- 飛行機の場合、福岡から羽田空港までは約1時間35分、片道9,900円～。羽田空港第1・2ターミナル駅から東京駅経由で日光駅まで、約3時間30分(乗り換えを含む)、2,940円。
- 列車では、博多駅から東海道・山陽新幹線のぞみで東京駅まで約5時間、指定席片道23,190円です。東京駅からＪＲ東北新幹線に乗り、宇都宮駅でJR日光線に乗り換え、日光駅下車、指定席片道5,680円。
日光の観光情報
日光のおすすめ温泉・露天風呂
川治温泉 薬師の湯
「川治温泉 薬師の湯」は、地元の人々からも人気の共同浴場です。肌に優しい弱アルカリ性の単純温泉で、特にケガに効くと言われています。男鹿川を望む絶好のロケーションにあり、清流のせせらぎを聞きながら入浴を楽しめます。男湯、女湯、混浴の３つの岩風呂があり、混浴は水着での入浴も可能。このほか、低温サウナや貸切風呂、休憩所なども完備しています。開放的な露天風呂で、じっくりと体を癒せます。料金は大人700円、小学生350円。野岩鉄道の川治湯元駅から徒歩約10分の場所にあります。
加仁湯
「加仁湯（かにゆ）」は、奥鬼怒の最奥に佇む秘湯の宿です。古くから美人の湯として知られ、加仁湯の温泉に入ると肌がツルツルになると言われています。泉質の異なる5本の自家源泉を持ち、このうち4本は「にごり湯」と呼ばれるもの。独特の乳白色をしており、その日の気温や気圧によって濁り方が変わります。露天風呂からは四季折々の自然、そして夜にはロマンチックな星空を眺めることができます。3つの露天風呂のうち2つは混浴ですが、1つは女性専用。混浴が苦手な女性も安心して入浴を楽しめます。日帰り温泉は大人800円、小学生500円です。東北自動車道宇都宮ICより約2時間、鬼怒川温泉駅からバスで約1時間45分の場所にあります。
八丁の湯
奥鬼怒温泉郷にある「八丁の湯」は、標高1,300mに位置する山の宿。一切追い炊きをしない「自噴高温泉」で、刺激の少ない柔らかなお湯が特徴です。大地から湧き出たばかりの上質な源泉は多くの人々に愛されてきました。混浴風呂3つと女性専用風呂が1つあり、いずれも雄大な滝を望む最高のロケーション。冬場は雪が降り積もり、銀世界の中で入浴を楽しめます。四季折々の風景が楽しめ、何度も訪れたくなる秘湯です。日帰り入浴は大人800円、小学生500円。鬼怒川温泉駅から女夫渕（めおとぶち）までバスで約１時間40分、女夫渕から出ている送迎バスで約30分です。
日光のおすすめ観光スポット
日光東照宮
日光を代表する観光スポットの「日光東照宮」。徳川家康公を祀る神社で、1999年に世界文化遺産に登録されました。漆や極彩色が施された豪華絢爛な社殿群は、当時の徳川幕府の権力を象徴しています。2017年に平成の大修理を終え、屋根や彫刻はさらに美しく、鮮やかに生まれ変わりました。”見ざる、言わざる、聞かざる”で有名な「三猿」や、参道入り口を守る「眠り猫」の彫刻は特に必見です。JR日光駅・東武日光駅からはバスで約8分、「表参道」バス停から歩いて約2分の場所にあります。
華厳ノ滝
滝の多い日光の中で、最も有名なのが「華厳ノ滝（けごんのたき）」でしょう。日光開山の祖である勝道上人が発見したとされ、日本三大名瀑にも数えられています。高さ97mから勢いよく流れ落ちる姿は壮観で、観爆台からはダイナミックな滝つぼを間近で見ることができます。厳冬期（1月～2月）には中段にある小滝が凍って滝全体が青く輝き、「ブルーアイス」と呼ばれる美しい光景が見られます。JR日光駅・東武日光駅からはバスで約40分、「中禅寺温泉」バス停から徒歩約5分。
江戸ワンダーランド 日光江戸村
「日光江戸村」は、江戸時代を再現した歴史テーマパーク。入口の大きな門をくぐると、一気に江戸時代へタイムスリップ。江戸の宿場町や商家街、武家屋敷、忍者の里などがリアルに再現されています。多彩な体験メニューやショー、イベントなどが用意されており、大人も子どもも1日中楽しめます。特におすすめは、侍や新撰組、花魁などの衣装を着られる「変身体験」。友達同士やカップル、ファミリー皆で江戸の人々になりきってみませんか？入場料は大人4,800円、小学生2,500円。鬼怒川温泉駅からはバスで約15分、日光東照宮から無料送迎バスも出ています。
日光のイベント情報
「弥生祭り」は、毎年４月13日〜17日の５日間に行われる日光二荒山神社の例祭。奈良時代から続く由緒あるお祭りです。16日と17日には、華やかなピンク色のヤシオツツジで飾られた11台の花家体（山車）が町中に繰り出します。会場となる日光二荒山神社は、JR日光駅・東武日光駅からバスで約7分、「西参道」バス停から歩いて約7分の場所にあります。
「日光東照宮春季例大祭」は、日光東照宮で最も大規模な祭事です。春の恒例行事であり、毎年５月17日〜18日にかけて様々な行事が執り行われます。1番の見所は「百物揃千人行列」と呼ばれる大行列。徳川家康公の神霊を駿府久能山から日光に改葬した時の行列を再現したもので、その長さは何と1kmにも及びます。馬に乗って的を射る「流鏑馬（やぶさめ）」なども必見。観覧は無料です。
「奥日光湯元温泉雪まつり」は、奥日光の積雪を活かした冬のイベント。例年1月末〜２月初頭に始まります。見所の1つは、小さなかまくらと雪の壁にろうそくを灯す「雪灯里（ゆきあかり）」。イベント期間中は、温泉街の中心にある湯元園地に800個にも及ぶ雪灯里が灯されます。このほか、全国の彫刻師が手がけた氷彫刻の展示や、冬には珍しい花火大会なども楽しめます。雪まつりの会場は、JR日光駅・東武日光駅からバスで約1時間15分、「湯元温泉」バス停から徒歩約5分です。
日光の人気グルメ
日光で人気のレストランやグルメスポットをご紹介します。
はじめにご紹介する「明治の館」は、老舗の洋食レストラン。明治期に建てられたレトロな洋館が目印です。熟練のシェフが手がけるのは、オムレツライス、ハンバーグ、ハヤシライスなど洋食の王道。人気メニューの「オムレツライス」は、家庭のオムライスとは一味違った上質な味わいです。デザートメニューもあるのでティータイムの利用もおすすめ。JR日光駅・東武日光駅からバスで約20分、「ホテル清晃苑前」バス停の目の前です。
次は湯葉蕎麦の元祖「魚要」をご紹介します。「湯葉蕎麦」は日光名物の湯葉を浮かべた蕎麦で、日光グルメの代表格。魚要では老舗「ふじや」の湯葉を使用し、蕎麦は日光産の「玄そば」を自家製粉しています。他にはないこだわりの湯葉蕎麦を味わえます。JR日光駅・東武日光駅から歩いて約12分。
最後にご紹介する「さかえ屋」は、日光名物・揚げゆばまんじゅうのお店。揚げゆばまんじゅうとは、湯葉と豆乳を練りこんだ「日光ゆばまんじゅう」に衣を付けて、カラッと揚げたさかえ屋のオリジナルのスイーツ。サクサクとした衣の食感と、あんこの優しい甘みが絶妙にマッチします。お店は東武日光駅からたったの徒歩30秒。食べ歩きにもぴったりの一品です。
おすすめの高級旅館・ホテル
「鬼怒川温泉 山楽」は、鬼怒川温泉駅から歩いて約10分の和風宿。広々とした客室は全て鬼怒川に面しています。大浴場にはサウナや水風呂、檜でできた露天風呂も完備。旬の味覚を使った料理は、部屋食または個室でゆっくりと楽しめます。1泊2食付き 29,150円～。
「きぬ川ホテル三日月」は、鬼怒川温泉駅から歩いて約3分。屋内型のスパプールやカラオケルーム、バーやリラクゼーション施設まで揃えた鬼怒川随一の大型ホテルです。和洋中60種類以上のメニューを誇る夕食バイキングは、子どもから大人まで大人気。ワンちゃん専用のペットホテルも備えています。1泊2食付き29,764円～。
「星野リゾート 界 日光」は、中禅寺湖の畔にたたずむラグジュアリーな温泉宿。全室60㎡以上のゆったりとした客室で、窓の外には中禅寺湖と男体山が広がります。華やかな会席料理や岩造りの露天風呂が自慢で、上質なひとときを過ごせます。JR日光駅・東武日光駅よりバスで約40分、中禅寺湖温泉（バス停）から徒歩約10分の場所にあります。1泊2食付き22,000円～。
おすすめの格安宿・ホテル
「伊東園ホテルニューさくら」は、鬼怒川温泉駅から歩いて約7分の便利な場所にあります。本館、別館、南館の3棟があり、和室、和洋室、ツインルームなど様々な客室タイプを選べます。2種類の温泉を混ぜたオリジナルの美肌温泉が自慢で、本格的な露天風呂も完備。カラオケやビリヤード、卓球、麻雀などもすべて無料で楽しめます。1泊シングル4,180円～。
「ホテルニューおおるり」は、全室から鬼怒川を眺望できるホテル。大浴場に加えて2つの貸切露天風呂があり、人目を気にせずゆっくりと入浴を楽しめます。日光の食材を使ったバイキングも人気。鬼怒川温泉駅から歩いて約8分の場所にあります。1泊2食付き5,800円～。
「鬼怒川 ロイヤルホテル」は、鬼怒川温泉駅から歩いて約10分の場所にある温泉宿。開放感のある露天風呂や、鬼怒川の大パノラマを望む貸切露天風呂が自慢です。夕食は和洋中バイキングで、刺身の舟盛りや熱々の鉄板焼きなどを楽しめます。屋外プール、カラオケ、卓球、漫画コーナーなどレクリエーション施設も充実。1泊素泊まり 5,684円～。
日光のホテルのお得なクーポン＆キャンペーン情報
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