夫婦で特別室に宿泊。デザイン優先で使い勝手が悪いのは最初から知っており、隈研吾の意匠と街の風情を楽しむ為に行ったので問題無し。部屋に虫の死骸がいくつもあったが山の中と思えばまあ許容範囲。部屋の電話が壊れていて2回電話してフロントに通じなかった。外線からかけてすぐに人が来て見てくれた。その時には電話は反応していた。部屋の中の大きな風呂には仕切りもドアも全く無くて横にベッドがあるのは感覚的に受け入れられない。案内されて部屋に入った時に驚いて声に出して言ったが若い女性はそれを無視。それについて会話すらしなかった。駐車場から送迎をしてくれた若い男性は大変丁寧で感じがよかったが、ほとんどのスタッフは無愛想。若い女性は電話でも現地でも自分より2、30歳は歳上であろう1泊10万を支払う客に対して「うん」と返答をする。再教育を。 夕食はとにかく美味しいと思う物はひとつも無く全く楽しめなかった。米沢牛ステーキもA5ランクかもしれないがベタベタの脂の中に泳いでいる感じ。お腹を空かせていたのでほとんどいただいたが、この価格帯を利用する客は日頃からある程度のレベルの物に接していると考えた方がいい。デザートのフルーツと朝食のご飯だけは大変美味しかった。抜本的な考え方の変化とサービス向上が無いうちは再利用も他人への推薦も無いだろう。