大切な記念日を過ごそうと宿泊しました。銀山温泉街で千年回廊というイベントが開催されていることもあり、素敵な思い出が作れることを期待していましたが、結果はその正反対のものでした。大きく分けて2点、悲しい出来事がありましたので投稿させていただきます。 まず1点目、部屋の壁が非常に、非常に薄く、隣の部屋の声や音などが丸聞こえでした。これについては、建物の古さを理解し、ある程度は承知の上で予約を行なっていました。が、今回、隣の部屋は男性グループ、もう一方は子連れのファミリー。これが地獄の始まりでした。部屋に案内されてから夜遅くまで、両側の部屋からは赤子の鳴き声、男性の大きな声が響き渡っていました。最初は我慢していたものの、一向に収まりませんでした。仕事の疲れを癒しにきているのにも関わらず、非常にストレスが溜まりました。22時過ぎに我慢も限界を迎え、スタッフから注意を促してもらおうと電話をしました。 これが二点目、スタッフの対応についてです。フロントの内線に電話をかけるも一向に繋がる気配はありません。15〜20分に渡り、幾度も電話をかけましたが全く繋がらず、痺れを切らし直接フロントへ向かいました。表にスタッフがいなかったため、「御用の方はこちらを押してください」的なボタンを押しましたが、一切反応はありません。「誰かいませんか」とお伺いしながら何度もボタンを押すも誰もきてくれませんでした。しばらく待っていると、休憩スペース(?)で大盛り上がりしていた男性がこちらに気が付きました。私が必死に呼びかけをしていた最中に、会話に花を咲かせていた男性2人はスタッフの方でした。年配のスタッフの方々こちらに駆け寄り「はい〜すいません。どうしましたか。」と、まずはお待たせして申し訳ない程度の枕詞は付けるべきではないでしょうか。これが一泊一人2,5000円もするホテルの対応かと非常に憤りを覚えました。ここで声を荒げてしまえば、大騒ぎしている方と同じと思い、感情を押し殺しました。両隣りの部屋が五月蠅く、眠ることもできない旨を伝え、対応を依頼しましたが、「まあ赤子はもう寝る時間ですから、、、」「男性の方にはもう少ししたら電話します」と全くやる気がない様子。22時まで我慢していたのに、これ以上我慢しろというのでしょうか。「今すぐにお願いします」と伝え部屋に戻りました。 部屋に戻り、様子を見るも状況は変わらず。再び、フロントへ電話をかけて対応を依頼し、男性グループの声は落ち着きました。しかし、赤子の鳴き声は変わらず、結局23時を過ぎるまで泣き喚いてました。こちらも心身ともに疲れ果ててようやく眠ることができましたが、朝の4時半からまた大泣きが開始。これは運が悪いだけで済まされる話なのでしょうか。 チェックイン時に壁が薄いと注意を促すことはもちろん、声などの声量についてクレームが入った際の対応を決めておくべきではないでしょうか。 なお、赤子というものは、泣くことは当然なので、連れてくる以上、保護者にも責任があると私は思います。 安くはないお金を支払って、こんな過酷な仕打ちを受けるとは思いもしておらず、悲しみの余り、涙を流してしまいました。建物もスタッフも簡単に変わるものではないでしょうから、もう二度と利用することはないです。忘れることのない思い出をご提供いただきありがとうございました。 ◯一部のスタッフやお客さんのせいで、丁寧で素晴らしい対応をしてくれたスタッフ、旅館自体に悪い印象が残ってしまうのも嫌なので、よかった点も記載しておきます。 ・銀山温泉街の真ん中でロケーションが素晴らしい。 ・川側の窓からは温泉街が一望でき、感動も一入。 ・部屋の案内の女性スタッフ、お食事の配膳をしてくれたスタッフの気配りが丁寧。 ・ソフトドリンク、お酒が飲み放題。 ・駐車場から旅館前までの送迎及び荷物運びが助かる。 以上です。さようなら。