御堂筋沿いにある南御堂の手前にある新しく洗練された門型の建物。
掲載された写真のとおり、南御堂の鳥居か門のような一体的な佇まいで、南御堂の雰囲気を壊すことない秀逸なデザインといえる。
ホテル自体はこの門型の16階ロビー階に上がってから、ロビー内にある下りエレベーターに乗る必要があるため、部屋から外へは必ず16階のロビー階を通り、上り・下りのエレベーター2基を経由する必要があるため、非常に面倒くさいのが欠点。
また、門型であるにもかかわらず、一方が南御堂関連施設と思われる「御堂会館」となっており、ホテルへは片側からしか乗り降りできないのが、一元客にはわかりづらく不便。
部屋は綺麗でかつ洗練されたデザインで近代的。
基本的に2人用の部屋であるため、シングルで宿泊するには十分すぎるほどの広さで快適。
一方で、アメニティはかなり貧弱。
髭剃りが常備されていない、コーヒーは安っぽいインスタントタイプ(ドリップではない)、各フロアにズボンプレッサーがなく、いずれも受付に電話して取りに行く必要あり。
また、とりわけ非常に残念なのが、かなりモダンな部屋なのに、肝心の部屋着は昔ながらのワイシャツが長くなっただけのスタイルで、冬には肌寒いし脚は無防備な状態を晒すことに。
できればドーミーインのような上下セパレートで、廊下に出ても恥ずかしくないスタイルの部屋ぎを用意して欲しい。