三余庵の系列ホテルである十勝川温泉第一ホテルには何度か宿泊しています。渡り廊下でつながっている三余庵に、いつかは宿泊してみたいと思っていました。今回、その願いが叶いました。 コロナ渦の中、チェックイン時にも配慮があるんですね。チェックインが重なっていたようで、「少し車の中でお待ちください。」とのこと。そもそも客室が11室しかないので、館内で他のお客さんと会うことも少なかったんですが、そんなチェックインから滞在が始まりました。 宿泊金額を考えたら豪華なお宿というイメージを持つかもしれませんが、館内も私たちの客室内も、ナチュラル感を大事にしてつくられていました。とは言っても、私たちの客室は、リビングルームに和室、寝室と丸くて大きなひのきの湯船を持つ温泉と広い洗面スペース、椅子とテーブルが置かれたテラスなど、十二分の広さがありました。 食事もとてもおいしかったです。夕食、朝食ともに、1階にある「春秋」というレストランでいただきました。個室ではありませんが、のれんで仕切られていて、他のお客さんは目に入らないようになっていました。食事は色の宝庫である十勝の恵みを中心にした料理の数々は、色合いを含めてとても美しいんです。 翌日の11時のチェックアウトまで、この居心地最高のお宿を堪能しました。