十勝川温泉 三余庵

最高の旅館です 水も良すぎてフレンドリーでサービスも良かった 食べ物も旬の食材で丁寧に用意されて最高の食事ができましたね

音更町を訪れた理由は、日本で唯一「モール温泉」がある地域を体験したかったからです。モール温泉は、地下深くにある葦などの天然物質を成分とし、地熱で高温になって十勝川温泉周辺に湧き出る温泉です。また、酸素に触れると赤褐色に変化します。また、モール温泉は一般的な温泉に比べて塩分濃度が高いのも特徴です。真偽のほどは定かではありませんが、有機物やフミン酸を多く含むため天然の保湿成分が豊富だそうで、地元の人や宣伝では「美人の湯」と呼ばれています。数回浸かると10歳若返ったような気分になりました。疑わしいですが、モール温泉の湯に浸かると肌が滑らかになるので、毎日入浴すれば肌が滑らかになるだろうと確信しています。モール温泉旅館の中では、三余庵と清寂房が高級な選択肢ですが、私たちはコインを投げて前者を選びました。三余庵には「大浴場」（男女別の露天風呂）がありますが、私たちが訪れたときには誰もいませんでした。それは、旅館の敷地内にある11室の客室すべてに専用の温泉が付いているからです。ただし、露天風呂があるのは、私たちの「特別室」の「春の海」（春の海という意味）を含む2室だけです。2階建てのメゾネットタイプのユニットで、屋内の居住スペースは97m²です。この部屋はデザイン賞を取るような部屋ではなく、田舎の家のような雰囲気であることは分かっていましたが（北海道という立地を考えると、これはある意味ふさわしいことです）、1階は私たちが思っていたよりも殺風景でした。トイレ、メインの寝室（ベッドが2つ）、小さな黄色いソファ、コーヒーテーブルを装った折り畳み式の木製椅子、大きなテレビのある小さなリビングルームで構成されています。特にリビングルームは、その狭さゆえに窮屈に感じました...寝る時間以外は、あまり階下で過ごすことはありませんでした。2階はリビングルーム、畳の部屋、メインの洗面所（ダブルシンク）、室内シャワー、源泉かけ流しモール温泉の大きなパティオがあり、はるかに居心地が良く、ほっとしました。自然光がたっぷり入り、快適にリラックスできる場所でした。食事はメインレストランで行われますが、リクエストに応じて予約できる個室が3つあり、私たちは予約しました。北海道は素晴らしい食材、豊富な魚介類（冷たい水と強い海流のおかげで特に素晴らしいものになっています）、牛肉（そして牛乳とチーズ）で知られていますが、三洋庵は最高の北海道の食材をうまく表現していました。