パサイのジムのある人気ホテル

ニューヨーク の天気（気候）＆旅行シーズン

ニューヨークは北緯40°ぐらいに位置し、日本の青森県とほぼ同じ緯度にあります。海に面しているため、緯度の割には比較的温暖で、日本と同じように四季がありますが、春と秋は短く、冬が少し長いです。

大陸性気候により冬は気温が氷点下まで下がり、凍てつくような寒さとなります。一方で、夏は35℃前後まで上がります。夏場はヒートアイランド現象の影響で暑さが厳しく、夕方には「サンダーストーム」と呼ばれる夕立が降ることも。大陸からの風が強く吹き、大西洋からは心地よい海風を感じます。4～5月の春は過ごしやすく、4月半ばから後半にかけて桜が開花し、GWは気候が安定します。

朝晩は冷え込むので、ニットやジャケットの準備が必要です。6～9月の夏はぐっと気温が上がり、8月には40℃近くに上がることもあります。半袖で大丈夫ですが、雨が降ると急に気温が下がるうえ、公共の乗り物も冷房が効いているのでカーディガンがあると安心です。10～11月の秋は小春日和の暖かさで、紅葉が美しく、旅行者で賑わうベストシーズンで、日中は長袖、朝晩はニットやジャケットが必要です。12～3月の冬は数回積雪があり、腰の高さまで達する年もあります。カウントダウンイベントなどでは、しっかりした防寒対策が必要です。

ニューヨークの空港

ニューヨーク周辺の国際空港は、ジョン・Ｆ・ケネディ国際空港とニューアーク・リバティ国際空港、ラガーディア空港の3ヶ所があります。日本から多くの直行便が就航しているのはジョン・Ｆ・ケネディ国際空港で、一部ニューアーク・リバティ国際空港からも発着があります。

ジョン・Ｆ・ケネディ国際空港は、1963年に暗殺されたアメリカ大統領の栄誉をたたえ、以前の名称から変更されました。世界約50カ国から100社前後の航空会社が乗り入れ、国際線だけでも1日の離発着は400便、国内線はその約2倍と、世界有数の過密スケジュールを誇る空港です。

ニューヨーク市内への交通手段はタクシーやバス、電車、地下鉄など豊富です。タクシーはマンハッタンエリアまで約40～60分、料金は一律52ドル（約5,616円）で、チップは15％以上が目安です。

バスは、空港から市内の各主要スポットに運行する「NYCエアポーター」が便利。60分以上で料金は19ドル（約2,052円）です。マンハッタンエリアの希望場所まで乗車できるシャトルバスは、60分前後で料金約21ドル（約2,268円）。電車と地下鉄を乗り継げば、マンハッタン中心部まで約50分で、料金は7.25ドル（約783円）となります。

また、ニューアーク・リバティ国際空港はニュージャージー州にあります。市内まではタクシーで約30分、料金は50～70ドル（約5,400～7,560円）＋チップ。スーパーシャトルバスは約50分で、料金は21ドル（約2,268円）です。

ニューヨークの交通

ニューヨーク市内の観光には地下鉄やタクシー、バスが信頼できる交通手段となります。ニューヨーカーが最も利用している地下鉄は、24路線が運行しており、観光の足として便利です。時刻表はなく、平日朝と夕方のラッシュアワー時は2～5分間隔、日中は5～10分間隔、夜間も20分間隔で運行しています。メトロカードを利用すれば、片道2.75ドル（約297円）で遠くまで出かけられるためリーズナブルです。

「イエローキャブ」と呼ばれる黄色い車体のタクシーは、初乗り2.5ドル（約270円）＋追加料金0.8ドル（約86円）で、渋滞時には渋滞税と時間帯料金が加算されます。乗り場は少なく、流しのタクシーを拾うのが一般的です。また、豪華なリムジンタクシーもあり、こちらはメーター制ではなく事前に交渉して料金を決めます。

バスは2.75ドル（約297円）で、地下鉄で使用するメトロカードが利用できます。急いでいるときはおすすめできませんが、夜間の地下鉄より安全です。

ニューヨークへのアクセス

東京からニューヨークまでは、羽田発はアメリカン航空・ユナイテッド航空・日本航空（JAL）の3社が、成田発はユナイテッド航空が就航しています。羽田発のアメリカン航空は日本航空（JAL）と、成田発のユナイテッド航空は全日空（ANA）とそれぞれ共同運航しています。所要時間は12時間50分～13時間5分で、料金は往復で158,719円～です。

大阪からニューヨークまでの直行便はなく、関西空港から経由便が運航しています。日本からニューヨークまでの路線は羽田空港・成田空港・関西空港のほかに、中部国際空港と福岡空港から経由便が出ています。経由便は乗り継ぎにかなり時間がかかりますが、料金は101,030円～と東京発の直行便より少し安くなります。また、言語の不安やサービス面から、日系航空会社を選ぶ旅行者が多いようです。

ニューヨークの物価

通貨単位は「アメリカドル（USD）」で、1ドル＝108.88円です（2020年4月現在）。ニューヨークの物価は、世界でも上位10位以内にランクインするほど高いです。マンハッタンは不動産価格が高騰し、ニューヨークは年間を通してビジネス客のホテル需要が安定しているため、全般的に宿泊料金が高いです。不動産価格が高いことで、レストランのテナント料も高くなり、それらがメニュー料金に反映されるため外食費も高くなります。また、ファストフードやセルフサービスの店を除き、外食時には税金8.875％とチップ15～20％がかかります。支払い額はメニュー価格の約1.3倍が目安です。チップ込みの価格はおおむね、朝食やランチが24ドル（約2,592円）、夕食は中華系レストランが35ドル（約3,780円）です。水はドラッグストアなら1～1.5ドル（約108～162円）と安いです。1泊当たりの平均宿泊費は2018年時点で3万円前後と高いですが、早期予約で価格を下げることができます。

ニューヨークのホテルの相場

ニューヨークのホテルは立地やホテルのクラス、泊まる時期によって料金が変わってきます。寒さが厳しい1月～3月初旬や、暑さが厳しくなる7月～8月は比較的安くなります。平均的なニューヨークのホテル（3つ星から4つ星）の料金相場は、おおむね1部屋1泊14,430円～27,258円程度です。ベストシーズン（10～11月）の料金相場は3つ星以上のホテルで、おおむね1部屋1泊22,190円～33,920円程度となります。ニューヨークの人気観光エリアであるマンハッタン地区の料金相場は、おおむね1泊1部屋22,780円～79,900円程度です。ほかにもクイーンズやブルックリン、ブロンクス、スタテンアイランドなどが人気です。

ホテルランクごとの相場

ニューヨークのホテル事情

ニューヨークの治安は？

アメリカの他都市より治安が安定していて、高犯罪率の都市ランキングで上位200位にも入っていません。ただ、エリアによっては強盗や発砲事件、違法ドラッグ取引などが発生しています。夜間にハーレムやサウスブロンクス、マンハッタンの両端周辺に近付くのは避けましょう。<また、グランドセントラル駅やポート・オーソリティ・バスターミナル、タイムズスクエアなどの人混みではスリに要注意です。夜1人で地下鉄に乗ったり、セントラルパークを歩いたりするのも避けてください。

ニューヨークの通信環境は？

地下鉄の駅や公園、ホテル、ファストフード店、バー、ダイナーなど多くのスポットで無料Wi-Fiが利用できます。セントラルパークやハイラインパーク、バッテリーパークではログインせずに、無制限でインターネットの利用が可能です。ほかの公園でもインターネットを10分間×3回まで利用できるなど、通信環境が充実しています。使われなくなった公衆電話ボックスをWi-Fiスポットとして再利用していて、約30mの距離まで繋ぐことができます。

日本人におすすめホテル

おすすめ高級ホテル

「コンラッド・ニューヨーク・ダウンタウン」は、ハドソン川沿いに建つ16階建てホテルで、全室スイートルーム仕様です。ニューヨークらしい内装デザインとリッチな食事が楽しめるうえ、屋上バーからはニューヨーク港と自由の女神像が眺望できます。チェンバーズ・ストリート駅から徒歩約10分です。

「インターコンチネンタル ニューヨーク タイムズ スクエア」は、タイムズスクエアの8番街に位置したシックなホテルで、観劇やダイニング、ビジネスなどさまざまな利用が可能です。ハドソン川やニューヨーク市街の眺望も最高です。ポート・オーソリティ・バスターミナル駅から徒歩約3分です。

「インターコンチネンタル ニューヨーク バークレー ホテル」は、マンハッタン中心部のランドマークで、日本のVIPも愛用する豪華なクラシカルホテルです。重厚な造りの客室には機能的な設備を完備。5番街のショップエリアや近代美術館、セントラルパークも徒歩圏内です。51丁目駅から徒歩約3分の場所にあります。

おすすめ格安ホテル

「ホテル ペンシルバニア ニューヨーク」は、ペンシルバニア駅の向かいに建つ、全1700室の大型ホテル。近くにメイシーズやエンパイアステートビルなどがあり、観光やショッピングに便利な立地です。価格重視の方には大変おすすめです。

「ザ パーク ホテル」は、セントラルパーク向かいの格安ホテルです。建物は古いですが、改装された客室は清潔。ラウンジのコーヒー・紅茶は無料でいただけます。フラッシング・メイン・ストリート駅から徒歩約4分とアクセスしやすい立地です。

ニューヨークの観光情報

ニューヨークのおすすめ観光スポット

「セントラルパーク」は、マンハッタン中心にある広大な公園です。敷地内には動物園や植物園、噴水広場などがあり、映画やドラマの撮影が行われる場所としても有名。レンタサイクルで散策できます。地下鉄59丁目駅の目の前です。

「タイムズスクエア」は、「世界の交差点」といわれる、お馴染みの観光名所です。劇場が点在し、レストランやお土産ショップも数多く軒を連ねています。巨大な広告やLEDディスプレイ、ネオンサインが美しいスポットでもあります。タイムズスクエア-42丁目駅下車後すぐです。

タイムズスクエア周辺には40以上の劇場があり、多くのミュージカルが毎晩上演されています。その中でも世界の最高峰に立つ「ブロードウェイミュージカル」は、「オペラ座の怪人」や「マンマ・ミーア」などの名作が常に上演されていおり、初めての方も楽しめます。「自由の女神」は、ニューヨークの代表的なシンボル。合衆国独立100周年を記念して、フランスから贈られた女神像は世界遺産です。女神像のあるリバティ島へは、マンハッタン南端のバッテリーパークからフェリーに乗って移動できます。

「トップ・オブ・ザ・ロック」は、富豪ジョン・D・ロックフェラーが1939年に建設した、ロックフェラー・センターの70階にある展望台です。360度の絶景のパノラマが楽しめます。ロックフェラー・センター駅を出てすぐです。

ニューヨークの人気グルメ

ニューヨークの三大名物をご紹介します。

まず1つは、ハンバーガー。日本で馴染み深いファストフードではなく、職人が腕を振るって作るバーガーです。おすすめは、特製チーズとソースを使った「ファイブナプキンバーガー」。タイムズスクエア近くにいくつか人気店があります。

2つ目は、「ニューヨークステーキ」。肉の種類や焼き方などさまざまな種類があり、ボリューム満点。一番のおすすめはタイムズスクエアにある「ウルフギャング・ステーキハウス」。品質・熟成・焼きにこだわった極上のステーキが味わえます。

最後にご紹介するのは、ご存知の「ホットドック」。1916年創業の「ネイサンズ・フェイマス」は、有名なホットドッグチェーン店。コニー・アイランド駅前近くの本店では、早食い世界大会が開催されています。本場のホットドッグの味をぜひ一度お試しください。

※上記情報は予告なく変更されることがありますのでご注意ください。また、記載した金額は変動する可能性がありますので、目安としてご参考ください。