山水之間アパートメント(青島国際会展センター石老人海水浴場)

ビルの一室を宿として貸し出しているタイプの施設です。中国語ができない方は利用すべきではありません。間違いなく後悔します。 いろいろとトラブルがありましたが、これをロールプレイングゲームのように根気強く、使えるツールを使って解決していくことが求められます。 まず、事前に送られているとなっているチェックイン手続きの資料が送られてきません。一応住所はわかるので私は直接当該ビルに向かいました。 ビルの受付は簡単な英語も通じませんので、翻訳ソフトを使ってコミュニケーションする必要があります。また、宿のレセプションではないのでエレベーターを利用するためのカードキーは発行してもらえますが、部屋のドアを開場するセキュリティコードは宿側に聞く必要があり、trip.comの無料通話を用いて、ビルの受付の方に手伝ってもらい何とか入手できました。 部屋では、WIFIのアクセスポイントとパスワードの情報がありませんでした。仕方なく、またビルの受付の方に頼んで確認しました。 部屋に入ってしばらくすると、この部屋だけ停電になりました。ビルの受付でまた翻訳ソフトを使って保守の方を呼んでもらい確認してもらいました。その方いわく、電気メータが壊れていると言っていました。それでも仮復旧したということでその日は電気が使えました。 夜シャワーを浴びようとしたのですが、お湯が出ません。深夜だったので、やむなく冷水でシャワーを浴びることになりました。翌日、確認すると、この原因は部屋の棚の中（扉で隠されている）にある給湯器の電源をいれる必要があったとのことでした。このようなトラップも普通にあります。 翌日、外出先から戻ると、また部屋が停電になっており、電気が使えません。流石にtrip.comにも苦情の連絡を入れました。するとオーナから連絡があり、部屋を変えるとのこと。隣の部屋に移動することになりました。これには、荷物のパッキングやエレベータカードの再発行などが必要となりました。また同じ条件の部屋と言っていましたが、電子レンジはありませんでした。 このように滞在に致命的なトラブルが何度も押し寄せますので、忍耐強く解決していくことが必要です。せっかくの旅行中にこのようなトラブル対応で何時間も拘束されるのは本当に残念です。 中国の方のホテルに対する要求レベルと日本人の要求レベルに差があることは致し方ないですが、中国の宿のtrip.comの評価は中国の方の評価がほとんどなので、その場合は評価点数の半分くらいに考えておくのが良いと思いました。清潔度もシーツ類は交換されていましたが、全体的にきれいではありません。至るところに老朽化の課題がありました。 くれぐれも中国語ができない方はこの宿には滞在してはいけません。