日系ホテルのオークラガーデンホテル上海(上海花園飯店)は、旧フレンチクラブの新古典主義建築の正面玄関とアールデコ様式を活かした、33階建ての洗練されたホテルです。1926年に建てられた旧フレンチクラブは、オークラガーデンホテルのロビーに生まれ変わっています。
モダンな高層建築と壮麗な古い建築物がひとつになり、美しい装飾が内部全体にほどこされているホテルの33階には、スカイバーと5つ星の日本料理店とフランス料理店があります。
旧フレンチクラブ時代から受け継がれている豪華な庭園には、芝生、遊歩道、大きな噴水があり、大都会の喧騒を忘れさせてくれます。
地下鉄1号線や10号線、また淮海中路や南京中路などのショッピングエリアも徒歩圏内です。伝統的な小さな路地に並んだ家々、ジャズ時代の大邸宅、アールデコ様式のアパートが高層ビル群と融合するフランス租界の中心地でも特に、このホテルの存在感は際立ったものとなっています。現在、この地区はレストラン、カフェ、バー、クラブ、ショップが混在する、折衷主義的な区域として有名です。
最上階の豪華なフランス料理店と日本料理店の他にも、旧フレンチクラブの中にある「ローズカフェ」は、1920年代の雰囲気を感じることのできる、くつろぎの魅惑的な世界になっています。