新穂高ロープウェイに乗る前に泊まる宿を探し、料理がおいしいという口コミを見て予約。みなさんの口コミ通りお湯は素晴らしく、食事も美味しく(特に飛騨牛、突き出し)、掃除は微妙なところがあった(浴室のカーテンと貸切風呂の洗い場の椅子に黒カビ、部屋のかび臭さ)。 スタッフは親切(特に配膳の女性たち)なので、以下の口コミを書くのは心苦しいが、これを最初に知っていればという点が口コミでは書かれていなかったので書いてしまう。 それはテーブルに置かれていた「飛騨は日本の始まりの地」という内容の本。万葉集の中身を口伝した稗田阿礼(ひえだのあれい)の名前が大きなカギらしい。そんな説があるのを知らなかったがそれはいいとして、巻末の作者紹介を見ると、いじめから逃れたい、成功したい人等のために方法を教えるセミナーをしていると宣伝があって、引いてしまった。この本を「売店で売っています。」と表紙に書いておいてあるなんて、この宿は大丈夫なんだろうかと不安が湧いてしまうので、この本は撤去した方がよい。 あとこのホテルは増設を繰り返して本館と別館、別別館が入り組んだ廊下でつながっているのだが、その廊下沿いに立派な壺や皿のほかにたくさんの剝製が並べてあり(飛騨とは関係ないハブとマングースまで)、家族は当惑していた。 子どもも食事を頼んだのだが、子供は冷食?のような冷えて衣もぐだぐだのエビフライコロッケからあげの揚げ物てんこもりなのが気になった。朝も同じようなもの。飛騨牛をつけてくれたのはよかったが(焼肉のタレみたいなので味付けしてあるので結局、子供は大人のステーキを食べた) これで、大人2,幼児2(食事、布団つき)で5万代は高いよねという話になった。