「旅は宿で印象が変わる」ということを実感させてくれるホテルでした。 全22室と小規模ですが、それゆえか細かいところにもサービスが行き届いていました。 「石鏡」と書いて「いじか」と読むのですね。 近くに「石鏡漁港」があって海女小屋もありました。 (鳥羽には三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台になった「神島」もあります。) その「石鏡漁港」を見下ろす高台にある「いじか荘」からの眺めは最高でした。 船舶の航路になっているらしく部屋からも大浴場からも行き交う船舶が見えます。 茜色に染まる入道雲と船舶を見ながらの入浴は最高でした。 泉質も満足できるものでした。 海が良く見えるレストランでの夕食も回線中心の和食が供され一品一品美味しくいただきました。 また、朝食の「磯めし」が美味過ぎる。 二連泊しましたが二日とも「磯めし」にしました。 女性の若い給仕係の方もとても感じが良く、さり気ない心遣いを感じました。 首都圏在住なので鳥羽地方はちょっと遠いのですが、また機会があったらリピートしたいお宿です。