江戸末期から明治時代にかけて、天領そして北前船主の町として隆盛を究めた黒島町。
昨年末までは、現代から過去にタイムスリップしたかのような錯覚が連続する統一感のある静謐な景観が大切に保存されていました。
2024年の元日、数千年に一度と言われる地殻変動によって海岸線の景観は大きく変わり、それに伴う地震により集落の建物や道路には甚大な被害が出てしまいました。
幸い、私たちの2棟の宿泊施設には大きな損傷が無かった為、この度宿泊予約の募集を再開させていただくことにいたしました。
黒島町内の伝統的な建物を現代的に改修した一棟貸の宿泊施設で、長期滞在いただけるよう充実した設備を調えております。
ご滞在を通じて、被災地の現状を間近に経験していただきながら、元々黒島町とその周辺エリアに眠っている不思議な文化的な魅力と、今回地球が新たに創り出した荒々しい能登の自然景観の美しさを再発見していただければ幸いです。