2回目の渋温泉宿泊のため、憧れの金具屋に旅行支援を利用して宿泊。 少し早めの到着でしたが、写真撮影者を横目にチェックイン。(なんだか優越感) 最も古い建物の隣(増設?)の建物の部屋でしたが、目の前にタイル張りの階段があり、降りた直ぐ近くが、夜中の0時で男女が入れ替わる鎌倉風呂と浪漫風呂という好立地の部屋でした。(景色は悪かったけど) 金具屋は四つの源泉を使用しているとのことでしたが、実質、鎌倉風呂、浪漫風呂、露天風呂が異なる源泉で、各部屋にある貸切風呂は露天風呂と同じ源泉で主に3つの源泉となります。 風呂付きの部屋などは、もう一つの4つ目の源泉のようです。 やはり、鉄の匂いがあり、白い湯の華が多い鎌倉風呂と浪漫風呂がいいですね! 露天風呂と貸切風呂のお湯は硫黄が含まれているそうですが、硫黄の匂いはありません。 源泉温度が高い渋温泉ですが、湯量の調整ゆえか、早朝の露天風呂はちょっと温く感じました。 建物は、まあ、なかなかの迷路で、階段も多いですが、全体的に縦長な建物なので、それほど移動距離は長くなく、高齢者でもなければ苦にはなりません。 料理も山の中ゆえの素材を使った物が多く、中年の私たち夫婦にはどれも美味しくいただけましたが、朝食は麦とろご飯で、とろろがお茶碗一杯分の量なので、麦を混ぜたご飯をおかわりすると、あまりご飯のおかずが無く、ちょっと残念でした。 夕方には館内のツアーに参加しましたが、インバウンドも復活とみえて、半数以上は外国人でしたが、なぜかお風呂で遭遇することはありませんでした。 この館内のツアーは金具屋の歴史が分かり、工夫を凝らした建物の説明もあるのでお勧めです。 スタッフは確かに高齢の方ほどぶっきらぼうな喋り方で無愛想に感じるのは否めませんでしたが、まあ、悪気は皆無と思われますし、そこは目をつぶれるレベルかな? 今回は2回目の渋温泉のため、1回目で全て巡った外湯はパスして、金具屋のお湯を満喫しましたが、貸切風呂は予約無しに空いている時に入れますし、外湯には入らず建物の風情と館内だけで温泉を満喫したい方にはお勧めです。 私としては文句なしの素晴らしい温泉旅館でした。