ウェールズ・スノードン山:ピグ・トラック(Pyg Track)登り&マイナーズ・トラック(Miners' Track)下り ペン・イ・パス(Pen-y-Pass)周回ルート。
ペン・イ・パスの駐車場が激混みだとしても、ピグ・トラックを登ってマイナーズ・トラックを下る周回コースに行く価値はあるでしょうか?答えは「イエス」です。ただし、まずは駐車場対策をしっかり立ててください。ペン・イ・パスの駐車場は非常に狭く(約70台分)、夏の週末には午前7時前には満車になってしまいます。私は少し麓のナント・ペリス(Nant Peris)に車を停め、シェルパバス(Sherpa bus)でペン・イ・パスまで上がりました。バスを利用したおかげで、路上駐車による20ポンド以上の罰金リスクを回避できました。この周回ルートは全長11.9km、所要時間は6〜7時間で、ペン・イ・パスの上の駐車場の奥からスタートします。
ピグ・トラックは序盤から急勾配で岩場が続きます。数箇所で手をつく必要がありますが、クリブ・ゴッホ(Crib Goch)への分岐に入らない限り、本格的な岩登り(スクランブリング)はありません(※「グレード1のアレート(岩稜)」の意味を理解していない限り、絶対にクリブ・ゴッホへは行かないでください)。ブルフ・イ・モッホ(Bwlch y Moch)を過ぎると、リン・リダウ(Llyn Llydaw)の湖とイ・リウェズ(Y Lliwedd)の山容が見えてきます。登山道はリン・グラスリン(Llyn Glaslyn)近くの立石でマイナーズ・トラックと合流し、ブルフ・グラス(Bwlch Glas)までジグザグに登り詰め、最後に山頂(1,085m)へと向かいます。山頂は人でごった返しており、カフェの値段も高めでした。晴れた日にはアイルランドまで見渡せるらしいですが、私が行った時は一面の雲でした。
帰りにマイナーズ・トラックを選ぶのは賢い選択です。道幅が広くてしっかり整備されており、ピグ・トラックを下るよりもずっと膝に優しいからです。リン・リダウの土手道や古い鉱山の跡を通り抜け、ペン・イ・パスに戻ってゴールとなります。累計の獲得標高は約750m。持ち物としては、バス用のキャッシュレス決済手段(ポンド)、水2リットル、そして7月であってもウィンドブレーカーなど風を防げる上着が必要です。見かけたNG行動:スニーカーで来てピグ・トラックの岩板で滑っている人たちがいました。私からのアドバイス:行くなら平日、遅くとも7時半にはスタートすること。そして、山頂からの絶景は確約されたゴールではなく「天気のギャンブル」くらいに思っておくのが良いでしょう。