ウォーキングツアー:サンパウロ・ダウンタウン。
ハモス・ジ・アゼベド広場にあるサンパウロ市立劇場の無料見学ツアーから1日を始めましょう。大理石、漆喰、鏡で彩られた豪華絢爛な内装は必見です。参加の際は、劇場の公式ウェブサイトから事前登録してください。
ファロル・サンタンデールは1947年に建てられた35階建ての超高層ビルで、長らく市内で最も高い建物でした。26階の展望台(入場料は約20レアル)に上ると、どこまでも続くビルの群れ、幾重にも交差する高架橋、そして大聖堂のドームなど、サンパウロの壮大なパノラマを一望できます。ここからの眺めは、まさに「コンクリートジャングル」の雰囲気を肌で感じさせてくれます。タワー内には銀行博物館や、歴史を感じさせるアール・デコ調のエレベーターも併設されています。
続いては、セー大聖堂へ。ここはサンパウロ州の「ゼロキロメートル(起点)」であり、市内屈指の観光名所です。大聖堂の内部には、ヨーロッパ建築で一般的なライオンの代わりに、コーヒー豆やヤシの木、オオハシが彫られたレリーフが施され、さらに中南米最大級となる5,000本のパイプを持つオルガンが設置されています。大聖堂前の広場は日中多くの人で賑わいますが、夕方になると落ち着いた雰囲気を取り戻します。
その次は、1554年にサンパウロの街が誕生した場所である、白いコロニアル様式の複合建築物「パティオ・ド・コレジオ」へと散策しましょう。敷地内にはアンシエタ神父博物館があります。入り口は控えめですが、そこに詰まった470年の歴史には深く感銘を受けるはずです。
散策の締めくくりは、サン・ベント修道院です。外観はとてもシンプルですが、一歩足を踏み入れると、黄金やビザンティン様式のモザイク画で彩られた、完璧に手入れされた美しい空間が広がっています。喧騒に包まれた市中心部を歩いた後に訪れる、まさに真の安らぎと美しさを感じられる場所です。
ヒント:ファロル・サンタンデールを訪れるなら、行列が短く日差しも強すぎない午前中か、日没直前がベストです。特に夕暮れ時の景色は本当に幻想的です。今回のルートはすべて徒歩で回ることができ、各観光スポットはそれぞれ徒歩15〜20分圏内にまとまっています。