お堀とジェラート。
ぶっちゃけ、この旅行の前は「フェラーラ」なんて名前すら聞いたことがありませんでした。😂
兄が今回のイタリア旅行のスケジュールにフェラーラが入っていると言い出した時、私の反応は「どこそれ?」と「本当にそんな場所あるの?」の間くらいでした。
でも、それが私たちが一緒に旅行するときのいつものスタイルなんです。イタリアは彼のお気に入りの国で、私はオランダが大好き。だから、どちらかの国を訪れる時は、それぞれがツアープランナーになって、相手が考えもしなかったような街を案内してサプライズを仕掛けるようにしています。
そして今回、フェラーラは本当に素敵なサプライズになりました。
📍 エステンセ城 (Castello di San Michele)
Largo Castello, 1, 44121 Ferrara, Italy
この街で最も有名なランドマークといえば、間違いなく、別名サン・ミケーレ城とも呼ばれる壮大な「エステンセ城」です。
しかも、ただのお城じゃありません。
フェラーラの街のど真ん中にそびえ立つこの巨大な中世の要塞は、お堀に囲まれ、四隅には堂々とした塔がそびえ立っています。子どもの頃に「お城の絵を描いて」と言われたら、まさにこんな風に描くような、絵に描いたようなお城なんです。🏰
私が一番感動したのは、その保存状態の良さです。
お堀の水は驚くほどきれいで、城壁も実に見事にそのままの姿を残しており、城全体が何世紀にもわたって街の中心に君臨してきた威厳を今も保っています。
そして、さらに驚くべき事実を知りました。
このお城、建てられたのはなんと1385年。
タイポ(打ち間違い)じゃありませんよ。
スマホを3年以上使い続けるのすら一苦労な私たちがいる一方で、このお城は640年以上も堂々と立ち続けているんです。😂
ちょっと想像してみてください。
このお城は、戦争、政治的動乱、経済危機、権力者の交代、そしてカメラや自撮り棒を持った何世代にもわたる無数の観光客を乗り越えてきたんです。
それでもなお、ここに立ち続けている。
14世紀後半に建てられた当時、これがどれほど進歩的で圧倒的な建物に見えただろうかと想像せずにはいられませんでした。現代の私たちが見てもこれほど目を奪われるのだから、中世の人々にとっては完全に度肝を抜かれる存在だったに違いありません。
さらに素晴らしいことに、未来の世代もこのお城を楽しめるように、修復と保存の作業が現在も続けられています。
兄と私は、無料で入れる敷地内のあらゆる場所をくまなく探索しました。外観をぐるりと歩いて回り、橋を渡り、お堀を眺め、おそらく予定時間を大幅にオーバーして写真撮影に夢中になっていました。
もちろん、城内の見学や塔に登れる有料エリアもあります。
でも、ここだけの話。
休暇のこの段階にさしかかると、私はすでに中世のフィットネスプログラムの修了証をもらえそうなほど、数え切れないほどの塔、鐘楼、教会の尖塔、そして謎の古い階段を登り尽くしていたんです。😂
だから、この2つの選択肢を迫られた時……
A. また別の塔に登る
それとも
B. ジェラートとアイスティーを探す
答えは即決でした。
相談の余地なし。
議論の必要もなし。
ジェラートの圧勝です。🍦😌
何しろ、フェラーラはローマへ向かいシンガポールに帰国する前の最後の滞在地。あの時点では、14世紀のお城の中で自ら進んで運動するよりも、食べるために体力を温存しておく方が、はるかに賢明な投資に思えたんです。
だから、他の観光客たちが塔を制覇している間、私は誇らしく別のジェラートを制覇しました。
後悔は一切ありません。
フェラーラはローマやフィレンツェ、ヴェネツィアのような知名度はないかもしれませんが、だからこそ特別なんです。美しくて、のんびりしていて、歴史に溢れ、息が詰まるような人混みとも無縁で清々しい場所です。
もしあなたが、築640年のお城が今も日常を見守っているような、魅力的なイタリアの街を探しているなら、フェラーラは私にくれたのと同じような素敵なサプライズをあなたにもたらしてくれるかもしれません。🏰✨🇮🇹🍦