日本・四国 石鎚山トレイル 苔むした高山の稜線。
四国の最高峰(1,982m)である石鎚山は、かつて修験者が修行を行った神聖な山です。私はJR予讃線で伊予西条駅(松山から1,200円)まで行き、そこからバスに1時間揺られて石鎚登山口(1,050円、ICカード利用可)へと向かいました。石鎚神社の参道から山頂へと続く7kmの道のりは、杉と湿った岩の香りが漂う苔むした高山の稜線を抜けていきます。
私が登った7月は、「七つの社」エリア付近の花崗岩の岩肌に苔がびっしりと生い茂っていました。標高差1,500mという急なトレイルで、苔が浮き石を隠しています。私はトレイルランニングシューズを履いており、最後の200mの「鎖場」までは問題ありませんでしたが、そこでは苔のせいで金属の足場が滑りやすくなっていたため、ソールの硬い登山靴の方が適しています。
失敗談:午前9時に登山を開始しましたが、これは遅すぎました。11時には山頂に雲がかかり、景色がすっかり隠れてしまったのです。天候の崩れを避けるなら、午前6時には出発すべきでしょう。トレイル自体は無料ですが、バス代が片道1,050円かかります。バス代と、登山口の売店で買うかつお節おにぎり(現金のみ)のために、2,000円分の現金を持参してください。
心温まるエピソード:山頂に到着した際、石鎚神社の神職の方が「山の気が入るから」と言って、お神酒(神聖な日本酒)を一口振る舞ってくれました。
霊山に登るのは、その絶景を見るためでしょうか。それとも、苔むした山道を歩くうちに、なぜ登り始めたのかさえ忘れてしまう、その瞬間のためなのでしょうか?