ケルン|ライン川のほとり、旧市街、そして100年続くビアホール。
ケルンを訪れるなら、必見の大聖堂はもちろん、ライン川沿いと旧市街を半日かけてのんびり散歩するのがおすすめです。大聖堂の脇から、全長400メートルを超えるホーエンツォレルン橋(Hohenzollernbrücke)を渡ってみましょう。すぐ横をひっきりなしに列車が走り抜け、欄干にはびっしりと「愛の南京錠」がかけられています。対岸のドイッツ(Deutz)側に着いたら、ライン・ブルヴァール(Rheinboulevard)へ。ライン川、鉄骨のアーチ橋、大聖堂のツインタワー、そして旧市街のスカイラインが織りなすケルン最高の絶景を一望できます。
私が訪れた日の天気は、まるで即興パフォーマンスのようでした🤣。晴れたかと思えば風が吹き、雨が降り、かと思えばまた太陽が顔を出し、最後には日光と雨と虹が同時に現れるという奇跡のような光景まで。数時間のうちにライン川はくるくると表情を変え、雨の中の大聖堂は荘厳に、晴れ間の河岸はパッと明るく輝き、それがかえって忘れられない旅の思い出になりました。
橋を渡って左岸に戻ったら、川沿いに広がるケルン旧市街(Altstadt)へ。フィッシュマルクト(Fischmarkt)や大聖堂近くの聖マルティン大教会(Groß St. Martin)、アルター・マルクト(Alter Markt)周辺を歩いてみてください。カラフルな尖塔の家々や石畳の路地、広場のテラス席にはライン川沿いの街らしい情緒が漂っています。現在の旧市街の多くは戦後に再建されたものですが、歴史ある街並みのスケール感や風情がしっかりと守られています。
グルメなら、大聖堂েরすぐそばにある1904年創業の老舗ビアホール「ブラウハウス・フリュー・アム・ドム(Brauhaus FRÜH am Dom)」がイチオシです。「ケーベス(Köbes)」と呼ばれる伝統的なウェイターが、トレイに乗せた注ぎたてのケルシュ(Kölsch)を次々と運んできます。名物のシュヴァインスハクセ(豚すね肉のロースト)などの伝統料理と一緒に楽しむ時間は、活気にあふれていて最高です。
📌 お役立ち情報:おすすめのルートは「大聖堂 → ホーエンツォレルン橋 → 対岸のドイッツ側 → ライン・ブルヴァール → 橋を渡って戻る → 旧市街 → FRÜH am Dom」で、所要時間は3〜4時間ほど。大聖堂横の「Brauhaus FRÜH am Dom」では、ケルシュ特有の面白いルールも楽しんでください。ビールは細長い0.2Lの専用グラス(シュタンゲ)で運ばれてきますが、飲み干すと注文しなくても新しいグラスがスッと差し出されます。「もう十分」という時は、コースターをグラスの上に載せるのが「おかわりはいりません」のサイン🤣。この本場のスタイルで伝統料理を味わうのがケルン流です。また、川沿いは天気が変わりやすいので折りたたみ傘は必須。でも雨が降ってもがっかりしないで。雨上がりのライン川と大聖堂には、綺麗な虹がかかるかもしれませんよ。🌈