ジャングルの木々の間から姿を現す巨大なマヤのピラミッド、ティカルの神秘。
熱帯雨林を歩いていると、突然、巨大なマヤのピラミッドが木々の合間から姿を現す様子を想像してみてください。
ここはティカル。グアテマラ北部ペテン地方の熱帯雨林の真ん中に位置する、マヤ文明最大かつ最も偉大な古代都市の一つです。
ティカルが他の遺跡と一線を画すのは、開けた場所にある遺跡を眺めるのではなく、文字通り「ジャングルの中の古代都市」へと足を踏み入れる体験ができる点にあります。
遺跡の周囲には今なお広大なマヤの森が広がり、鬱蒼とした巨木が辺りを覆い尽くしています。そのため、遺跡本体よりも先に、森の天蓋から突き出たピラミッドの頂が目に入ることも珍しくありません。
ティカルの歴史は非常に古く、紀元前600年頃から定住の形跡があり、紀元900年頃までその重要性は保たれていました。
最盛期のティカルは、マヤ世界における政治、経済、軍事の重要拠点であり、宮殿、寺院、儀式場、球技場、道路、 palaces, temples, ritual areas, ball courts, roads, and huge plazas.
中でも象徴的なのが、1号神殿と2号神殿が向かい合う「グレート・プラザ(大広場)」で、ティカルを象徴する風景となっています。
1号神殿(大ジャガーの神殿)は際立った高さを誇る階段状 temple, once a major site for city rituals.
また、4号神殿は写真愛好家にとって見逃せないハイライトです。頂上からはマヤの森の天蓋を一望でき、遠くの森から突き出した他の古代寺院の頂を眺めることができます。
この光景は、ティカルを現実の場所というよりも、冒険映画に出てくる古代都市のように感じさせてくれます。
しかし、ティカルの魅力はピラミッドだけではありません。
この古代都市は巨大な生態系に囲まれており、国立公園内には熱帯雨林、湿地、ヤシの森が広がっています。また、サル、ジャガー、ピューマ、アリクイ、そして300種以上の鳥類など、多様な野生動物の宝庫でもあります。
そのため、ここは二つの世界を同時に旅しているような感覚を味わえる場所なのです。
一つは、古代マヤ文明の足跡を辿る旅。
もう一つは、生命に満ちあふれたジャングルを歩く旅。
ティカル国立公園は1979年にユネスコの世界遺産に登録され、文化的価値と自然価値の両面で高く評価されています。
古代都市や歴史、マヤ文明が好きで、自然に包まれた場所を求めているなら、森から突き出たピラミッドを見た瞬間に、思わず「わあ」と声を上げてしまうような感動がティカルで待っているはずです。🌿