トレヴィーゾで2ユーロのティラミス。
ティラミス発祥の地であるトレヴィーゾで、この伝説的なデザートの絶品がたった2ユーロで食べられるなんて知らなかった。
当然ながら、この発見は私の一日を最高のものにしてくれた。
歩くなんてバカバカしいと思えるほどの暑さだったため、私たち兄弟は1日乗車券をフル活用して、代わりに市内バスでトレヴィーゾを探索することにした。まるで街のグランドツアーのような気分を味わった後、バスは旧市街の橋の近くで停車した。
終点としては少し珍しい場所かもしれない。
とはいえ、イタリアではこういうことを深く考えすぎないほうがいいと学んでいる。
橋のすぐ向かいには、1927年創業の魅力的なカフェ「Caffè Diemme Italian Attitude」があった。もうお気づきかもしれないが、私は時代の変化や経済危機を乗り越え、何世代にもわたって愛され続けている老舗にめっぽう弱いのだ。1世紀近く経っても繁盛しているのなら、必ず何か素晴らしい理由があるはずだ。
そして、間違いなくその通りだった。
スタッフはとてもフレンドリーで、ティラミスには2つのサイズがあると丁寧に説明してくれた。
Sサイズは2ユーロ。
Lサイズは3ユーロ。
本来なら迷うところだ。
でも、迷わなかった。
科学的および美食学的な観点から、私は迷わずLサイズを選んだ(笑)。
夏の暑さをしのぐため、アイスティーも注文した。残念ながら、この天気にぴったりなモロッカンミントアイスティーは売り切れていた。そこで、私は爽やかなジンジャー&レモンアイスティーを、兄弟はラズベリー風味を選んだ。
どちらも最高だった。
カフェ自体も、リラックスするにはとても素敵な場所だった。コーヒー以外にも、サンドイッチ、ペストリー、ケーキ、スイーツ、さらには持ち帰り用のコーヒー豆まで揃っていた。それでもなぜか、この素朴なティラミスがメニューの中で一番お買い得な一品だった。
それに、このロケーション。
カフェはトレヴィーゾの美しい運河のすぐ脇にあり、橋と水辺の素晴らしい景色が楽しめる。15分だけ休むつもりが、いつの間にか長居してしまい、「もう一つデザートを頼んでもいいんじゃないか?」と考えてしまうような場所だ。
たぶん、問題ない。
だって、ここはトレヴィーゾなのだから。
毎日ティラミスを食べても誰にも文句を言われない街が世界にあるとしたら、それは間違いなくティラミスを発祥したこの街だろう。
現在に至るまで、私は軽度のティラミス禁断症状に悩まされている。唯一の治療法は、イタリアに戻ってさらなる研究を重ねることだけのようだ。
できれば春に。
もちろん、純粋に医学的な理由から。😄🍰🇮🇹
📍 住所
Caffè Diemme Italian Attitude
Via Roma, 33, 31100, Treviso TV, Italy
歴史あるカフェ、運河の景色、爽やかなアイスティー、そして一部のミネラルウォーターよりも安いティラミス。旅人にとって、これ以上何を望むというのだろうか?